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ついに魔王を討伐できた話

まず最初に、日曜日更新ができず本当に申し訳ないです。
気づいた時には夜中0時、布団の中でした。
普段は土曜日の晩に書くことが多いんですけどすっかり忘れてました。ほんとうに申し訳ない。
(とはいえ私の記事を待ってる人なんていな((ゲフンゲフン

というわけでこんにちわ。ちろるです。

私には長年誰にも言えない(バレてるけど)悩みがありまして、タイトルのようにめちゃくちゃ厄介な魔王がいたんです。

回りくどいのでもう言うんですけど、まぁ、
居眠りです。

・・・・・・はい、そこ笑わない。

突然やってきた魔王との死闘。その末に私が魔王を討伐した方法を皆さんに教えたいと思います。

魔王との出会い

私が最初に魔王と出会ったのは高校生の時です。
「自己紹介」で少し話したように、私はデザイン科でした。経験者なら誰でもわかると思うのですが、まぁ~~~~~課題が多い。難しい。終わらない。の三拍子でして、毎日夜中2時まで作業して起きるのは6時半。その状態がずっと続けばまだいいですが、締切が近づいてくるとエナドリ片手に徹夜なんてこともしばしば。

こんな生活を3年間続けてて、まぁ魔王が出てこないわけがですよね。

魔王が出てくるのはは授業中。10分程度から、授業中丸々使って寝ていたことも。
この時点でだいぶやばいのですが、私だけではなく周りも同じ(それより酷い)睡眠時間だったので、似たような人が多く、「まぁ寝不足でしょ」と思っていました。

なんとか高校を卒業し就職。
就職した会社は通学距離の半分の距離。自転車で3~40分かけて通学していたのが今では15分程度。
残業はあるものの課題は存在しないので、家に帰ってまで追われることがない。
なので、安定した睡眠時間を得ることが出来ました。

こうなればもう寝てしまう原因がありません。逆に安定した時間にねて朝ゆっくりできるのが嬉しくてしょうがなかったぐらいでした。グッバイ魔王。

ですが魔王は就職してもそこにいました。
会社は学校と違って時間があまり縛られません。なので魔王がやってきた時は席を立って歩いたり飲み物を飲んだり、お菓子をつまんだり。色々とやってみましたが魔王は学習能力があるのか、気を抜いた一瞬で私を落としていきました。

会社は管理がガバガバなガバブラックだったおかげで(?)数回注意される程度でした。とはいえ甘えていられないので「私仕事中死んじゃうこと多いけど仕事頑張っちゃう☆☆☆」アピールをしまくりました。(今思えばこのおかげであまり言われてないのかもしれません・・・)

魔王にやられっぱなしでは普通に仕事が進まない。そう思って私は魔王討伐に向けて様々なことをしました。

魔王討伐作戦【起きる】

作戦その1:体を動かす

眠気を感じたら席を立って、トイレや自販機まで移動してみたり、体を伸ばしたりしていました。
わざと遠いトイレに行ったり、裏口から出て外にある自販機を見てから社内の自販機を見に行ったり、と歩数を稼いだり外の空気を吸って気分転換を試みたりしました。

結果
ある程度効果はあったものの時間が経つとまた眠くなってしまうことが多く、その度に立って移動して、、、とすると仕事が一向に進みませんでした。

作戦その2:飲み物や食べ物を取る

家から持ってきたお茶や自販機で買った炭酸系の飲み物。お菓子などをつまむことで気分転換にもなり、胃に物が入ることで起きていられるのでは?という感じです。
食べ物は軽くつまめるグミやチョコレート
飲み物はカフェインのあるコーヒーや、オロナミンCといった炭酸。いざというときはエナドリを飲んだりしていました。

結果
お腹にものが入ることによって逆に「満腹感」を感じてしまい逆に眠気がやってきてしまいました。
エナドリは飲む回数が多くなると気持ち悪さが出てしまったり、飲んだからといって絶対眠気がない訳ではなく、、、
そしてお金がかかる。これが1番痛かったです。
いくら社会人とはいえ高卒の給料では難しいもので
した。

作戦その3:発言、コミュニケーションをとる

会社の人と積極的にコミュニケーションを取ってみたり、会議で発言を積極的にしてみたり、とにかくずっと座って作業ではなく少しアクティブにしてみよう、という作戦。

結果
コミュ障でした。

上記の起きる事に重きを置いた作戦を企てるもあえなく撃沈。
ここで逆にしっかり眠る、「休息」に重きを置いた作戦をとることにしました。

魔王討伐作戦【休息】

作戦その1:早い時間に寝る(睡眠時間を増やす)

普段の睡眠時間は7時間程度なので
一時間多くとった8時間睡眠をとることにしました。朝起きた時にもすっきりおきるきとができたのでこれは効果あるのでは?と思いました。

結果
えっ????まだ寝るかい私????????
といった感じで全然効果がありませんでした。
ここで睡眠時間は関係ないことがわかりました。

作戦その2:家に帰ってから寝るまでに快適な睡眠をとるための行動をする

わかりにくいですが、簡単に言えば
・寝る一時間前にはブルーライトを浴びない
・寝る三時間前に食事を取り、それ以降は取らない
といった「寝る前にする行動」のことです。
実家暮らしのため自分でどうにかすることが難しく大変でしたが何とか続けていました。

結果
最初の方は効果が出ていたのでこれで解決!と思ったのもつかの間、数日経つといつもと一緒でした。
なぜ最初は効いたのか、未だに分かりません。

作戦その3:睡眠の質を良くするものを摂取する
最近話題のGABAチョコや睡眠の質を良くする飲み物、睡眠導入剤などを色んなものを時期を被らせることなく個別で試していきました。

結果
変わんねぇ~~~~~!!!!
Twitterでは良くなった!という声が多かったので期待していたのですが、起きた感じはいつもと変わらず、仕事中も眠い。何がダメだったのか。

最終作戦:病院で検査をする

2019年8月、私は会社から3日間の有給を取って大学病院へ睡眠障害に関する検査をしました。
これで全てが解決する。魔王の正体が、討伐方法がわかる。そう思っていました。

結果
全てが陰性でした。医者からは消去法として過眠症ではないか、と言われました。
励ましのつもりで言われた対処法も既に試していたものばかりで、どうしたらいいのかもわからなくなりました。
目の前が真っ暗になった。そういう状態に等しかったです。

絶望の果てに見つけた、討伐の鍵

それからはもう魔王にやられっぱなしの毎日。周りの目が気になっては対処法が分からない、どうしようもできないというジレンマを抱えたまま仕事を必死にしていました。

病院はあてにならない。これは自力で解決する。

そう決意した私は魔王の特徴を分析し、それに該当する病気をあらゆる視点から探してみました。
もちろん心の病気も疑いました。

そうして半年経った今、討伐方法をあらぬ方向で見つけました。

私は「呼吸」で魔王を討伐した。

鬼○の刃かよ。って思いました。

皆さんは「電子メール無呼吸症候群」って知ってますか?
これはEメールに没頭するあまりに呼吸をするのを忘れてしまう、呼吸が止まってしまうといった症状が出てしまうことから名付けられたもの。

これはメールに限らずSNSやPCでのタイピングなどをしている時などひとつのことに集中している時に起きることがあります。

呼吸が止まることで自律神経の乱れが起き、イライラしたり頭痛が起きたり、過度な緊張やストレス、不眠や熟睡出来ないといった睡眠障害が起きるそうです。

https://www.gizmodo.jp/2013/11/post_13499.html

これを見た私は次の日から仕事中に呼吸を意識するようにしました。
仕事がひと段落ついたら深呼吸、息苦しさを感じたら呼吸を意識する。そういったことをやりつつ「仕事をもっと気を弛めてする」ようにしました。

そうしたら今までのが嘘のように眠気無くなりました。
驚き。呼吸でこんなにも変わるのもなのか。
しかも何日経っても変わらない。

はいここでエンディングテーマを流して

4~5年戦ってきた魔王の正体が睡眠障害でもなく心の病気でもなくまさかの呼吸だったという、、、

びっくりしましたが逆に安心しました。
これは私のみならずデスクワークをする人は誰しもが陥る症状だと思ったので私の経験を元に話していきました。

皆さんも仕事中の呼吸を気にしてはいかがでしょうか?