欽ちゃんの挑戦。徳山商工と欽ちゃんの物語
欽ちゃんの挑戦
山口県立徳山商工高等学校商業系学科の高校生がつくるオンラインショップモール「とくやまなびや」。
高校生が関わるオンラインショップモール。それだけでもすごいのに、この高校はさらに、「山口おいでまセット」という名前でお歳暮企画始めた。なにがすごいかって、、、、なんとあの「お笑い界のレジェンド」欽ちゃんとコラボした商品。それが「山口おいでまセット」。
「今まで自分もたくさんの人から応援して貰ったから、これから自分もいろいろな人を応援したいんだよね。誰か応援して貰いたい人いる?」そんな欽ちゃんの言葉に手を挙げたのが「徳山商工」だった。ここから始まった山口おいでまセット「欽ちゃん80歳の挑戦」。
この企画を通して私たち高校生がどんな経験をしたかを紹介していこうと思う。
企画を通して
私は、この企画を通して行った「担当店舗の電話対応」「お店の訪問」「インタビュー」、、、、、、。これはどれも普段なかなか体験することのできないことだった。
電話対応について
この活動の中で、特に「電話対応」は一番「ドキドキ」する活動だった。
ただ、電話をするのではない。今回のとくやまなびやで関わってくださったお店を訪問するための「挨拶・訪問依頼・質問」、「訪問できる日や対応いただける日」の確認をしなければならないのである。
電話がつながるまでの音。その音が鳴る間の緊張感。電話がつながった時の「うまく話せるかな」というドキドキした気持ち。今までになかなか経験することのできない感覚を味わうことができた。
また、電話をかける前、念のためにメモに訪問できる時刻や店長の名前などを詳しく書いたメモを用意していた。そのおかげで、スムーズに行うことができた。臨機応変に対応するため、「メモ」などの準備をすることの大切さを改めて知ることができた。
電話対応の活動はなんだか実際に会社員になって仕事の電話をするようで、大人の一歩を進んだようで、緊張もしたがうれしさも感じる活動だった。。。
お店の訪問
「お店の訪問」は、「茶の環」というお店へ伺った。「茶の環」は「抹茶の、贅沢。ほんとうにおいしい茶の味を伝えたい」ということテーマにしているお店。どれも絶品で茶好きの人にはたまらないお店だ。
私は課題研究で検定取得を選んでいるため、実際には伺えなかったが、ペアの人が私の代わりに伺ってくれた。この訪問は、ただ訪問するだけではない。今回お世話になるお店に挨拶をし、質問などをしたり、今回の選挙で行われる「#政と祭に」についての説明をしたりしなければならない。
実際に伺るとお店の人は丁寧に優しく対応してくださったようだ。店長の小田さんはとても気さくな方で、いろいろな話をしてくださったらしい。
実際にお店に訪問させていただくという貴重な体験をすることができた。
以下は茶の環のホームページである。
インタビューについて
「インタビュー」は、あまり経験がなかったため緊張してしまった。
わたしのセリフは、「周南市や山口県の良さが伝われば、観光にもつながると思う」。この一言だったが、私の後にペアの人のセリフが続くため、「もしタイミングがづれてしまったらどうしよう?」「噛んでしまったらどうしよう」そう思うと緊張してきた。原稿をポケットに入れ、直前まで何度も確認してしまった。しかし、いざカメラが回るとなんだか興奮してきてうまく言うことができた。
インタビューなどは、なかなか人生の中で、あまり経験する機会のないことだと思う。だから、緊張もしたけれど、すごく良い経験ができた。
今回の企画を通して、あの「お笑い界のレジェンド」の欽ちゃんと関われるなんて、、、電話対応やお店訪問、インタビューなど、責任感のある大人な仕事ができるなんて、、なんだかすごく興奮しっぱなしの時間を過ごすことができた。
青春リンゴより