もう4月だけど2022年マイベストに9枚追加
どんどん押し寄せてくる2023年の作品を前に、忘れないようメモに残しておきたい2022年の9枚。2023年に入ってから聴いたアルバムもあり、時間が足りなくて年末にまとめた20枚には収まらなかったアルバムもあり。
■Valsas, Choros e Cancoes / Eduardo Gudin
ピアノ、バイオリン/ヴィオラ、ギターを中心とした演奏に女性ボーカルが加わる美しいサウンド。一聴して気に入った愛聴盤。活動55周年のエデゥアルド・グヂン18枚目の作品で、グヂン自身のヴァルサ(ワルツ)やショーロ風の曲を集めたアルバムとのこと。ショーロとは何ぞや?という疑問はまだ解決していないブラジル音楽初心者の私。
■Martelo / Rafael Martni
ジャズ、現代音楽、プログレが合体したような、壮大で目まぐるしい展開を見せる作品。ブラジル音楽初心者の私にとっては、初めて体験する現代ミナス音楽となりました。
■be am / Bugge Wesseltoft
ノルウェーのピアニスト。静かなピアノ演奏のみの楽曲が中心。入眠時によく聴く愛聴盤。しかし5曲目のサックスに驚いて目が覚めてしまうことも。その前に切れるタイマー設定がお薦め(笑)
■DUOII / Henrik Schwarz & Bugge Wesseltoft
そのBugge WesseltoftがDJ/プロデューサーのHenrik Schwarzと組んだ作品。これも好き。DUOIIというくらいだから、以前も二人の作品があるのでしょうが、そこまではたどり着いていません。
■Could We Be More / Kokoroko
ロンドン発アフロジャズ。ファンクやソウルの要素も感じる聞きやすく気持ちのよいサウンド。
■Khalea Lynee' / Khalea Lynee
たまたま見つけたアメリカのシンガーソングライター(Twitterのプロフィールにはフロリダとある)。情報無さ過ぎで知っているのはこれだけ。省エネ気味だけど品の良いサウンドに、キュートなソウルボーカルが躍動します。なぜか応援したくなる。
■Into the Grey / JOONIE
こちらもたまたま見つけたLAのシンガーソングライター。情報少なめ。1曲PJモートンが参加している模様。全体の印象は地味だけど、曲によってはカーティス・メイフィールド(インプレッションズ時代)を感じるような、穏やかで心にしみるソウルミュージックだと思う。
■Tinta y Tiempo / Jorge Drexler
ウルグアイの音楽を聴いたのはこれが初めて。柔らかなボーカルと多彩な楽曲が楽しい。4曲目は2022年のラテングラミー賞で最優秀楽曲賞を獲得とのこと。
■Trance Sketches / Jorge Pardo
スペインのサックス/フルート奏者。ドラムはマーク・ジュリアナで、フラメンコ・ギタリストたちがゲストとのことで、なるほどそんな感じの音。2023年も新作が出ており、70歳近い今も精力的な活動がうかがえます。