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第5回【データを活用しろ!】デジタル化とは?

いつもメルマガ購読ありがとうございます。
ITSの齋藤です。

おかげ様でこうしてメルマガを配信してるうちに、
「次のメルマガ未だですか~?」
なんて、催促を下さる方も出てくるようになりました。

ホントありがたい事です。m(__)m

実は私、最近Twitterを始めました!
Twitterは、昔からアカウントを持っていたのですが、著名人のツイートを見るだけで、自分からは配信していませんでした。

配信は基本、Facebookが主でしたが、FacebookはどちらかというとオジサンのSNS。Instagramは若者のSNSってイメージで、世代を問わず配信できるのは Twitterだと思い始めたからです。

最初はTwitterでメルマガ購読者を増やそうという目的でしたが、最近はTwitterが面白くなってきました!

というのも...

先日Twitterで知り合った、未だ30代ぐらいの若い人から、「一度Zoomでお話ししたい」と言われ、Zoomで2時間も話しました。

彼は将来、学校の授業では教えてくれないような事を、学生に教えてあげる為の学校を作りたい!という夢を持っている好青年でした。

私のブログを読んでくださり、いろんな話しをしました。
私も楽しかったです。

そして、このメルマガにも登録してくださり、今頃読んでくれているのでは?と思っています。

という事で、今ではフォロワー数約 1,200人!
私も一日2回以上はツイートしてます!^^

また前置きが長くなってしまいましたが、

今日のテーマは「デジタル化」です。
長年、中国で活動していた私にとっては、コロナで日本から出れない

この2年間、日本で営業活動をしていく中で、いかに日本は中国から遅れを取っているかという実感を持つようになりました。

そこで今日は、なぜ日本のデジタル化が進まないのか?
その辺のお話しをさせていただこうと思います。

日本政府は盛んに【働き方改革】【テレワーク】【デジタル化】
というような言葉を発信していますが...

働き方改革って言われても、何から始めていいか解からない。
テレワークって言われても、在宅勤務では会社のシステムを使えない。
デジタル化って言われても、ハンコを押す為、未だに紙で管理している。

日本にはそういう中小企業さんが多いんです。

橋下徹さんがよくテレビで「単に今の仕事のやり方をそのままデジタルに置き換えるんじゃなく、お役所の仕事のやり方から変えて下さい!」って吠えてますが、その通りなんです。

各市町村役場や公共機関が、独自でバラバラなシステムを使っていたら、一向に横の連携が進みません。

その為にマイナンバーカード作ったのに、マイナンバーカードの普及もなかなか進まない。

それはカードを作るメリットが無いからですよ!

だって、コンビニで住民票が取れるって言ったって、そもそも、マイナンバーカードという身分証明が有るのに、なんで未だに住民票取らなきゃいけない社会なんですか!?

そこから変えないと...

今、コロナで保健所の仕事がパンクしているのも、横の繋がりができてなく、未だに紙で管理し、FAXで送っているから...

去年完成したワクチン接種管理システム、VRSでしたっけ?
あれも問題になってましたが、せっかく作ったシステムなのに、バーコードをタブレットのカメラで読み込むなんて、使う人の立場に立って作られていない!

重いタブレットを持ち上げて、バーコードにカメラのピントを合わせるって、結構時間が掛かるんですよ...

私が良く行くラーメン屋さんも、d払いのQRコード読むのに、同じようにタブレットを持って、なかなかピント合わなくて、かえってレジが混雑しちゃったりしてますから...

まぁ、ソフト開発する会社と、タブレットを売る会社の利権関係もあって、そういうシステムになっちゃたんでしょうけど...

そういう一つ一つの問題が積み重なって、日本のデジタル化は遅れをとってしまっているんです。

その反面、中国なんか凄いですよ!

QRコードを読むのだって、タブレットなんて使いません。スマホのカメラの方が性能も良く、ピント合わせも一瞬なので、なんでもスマホで完結できるようにしてるんです。

会社の在庫管理システムだって、安いAndroid携帯でバーコードを読み、ササっと棚卸ができちゃうとか...

私はシステム屋なので、いつもそういう視点で見てしまうんですが、デジタル化とは、業務の横の連携ができて、作業が楽になるようにデータを活用する事。

その結果、従業員の残業が減ったり、余計な在庫が増えないように管理したり、仕事の効率を上げる事がデジタル化なんです。

この辺の「企業のデジタル化」については、noteに記事を載せていますので、宜しければお読みください。

【デジタル化が進まない日本の中小企業】
【”ERP”で強い会社を作る】

話しは変わりますが。。。
皆さん、初めてスマホを買った時の事を覚えてますでしょう。

当時の日本人は「スマホなんて~」って、なかなかガラケーから卒業しませんでしたよね!?

これ、日本人の国民性ですよね...
保守的で新しい物には直ぐには飛びつかない。

こういった国民性も「デジタル化」が進まない一つの要因だと私は思っています。

一方中国人は...

新しい物が出ると「なにこれ?どれどれ使ってみよう」って、直ぐに飛びつきます。

職場で新しいシステムを導入した時も「どれどれ、便利になるのかな?」って、直ぐに使おうとします。

iPhoneが出た時も、中国人は真っ先にiPhoneに飛びつきました!
この辺の国民性が、IT先進国「中国」を作ったんでしょうね。

少し専門的な話しになりますが...
これから「5G」の通信時代が始まろうとしています。
でも、残念ながら「5G」は日本の技術ではないのです。

スマホが誕生したのは「3G」が出回ってからですよね!
実はこの「3G」って、日本人が発明したってご存知でしたか?

つまり日本人が「3G」を発明しなければ、iPhoneはこの世に出て来なかったかもしれないんです。
もちろん、スマホも誕生しなかったかも知れません。

というのも...

その「3G」の前の「2G」は、GSMという通信方式でヨーロッパで開発されました。
でもそのGSMは日本では使われなかったんです。

狭い国土で人口の多い日本では、電波に限りが有り、電波の制限を受けない通信方式のGSMは、日本には向かなかったのです。

つまり、遅い上に燃費が悪いってイメージですかね?

そこでNTTを中心に、日本人が発明したのが「CDMA」という新しい通信方式です。
限りある電波を有効活用する技術を発明したのです。

その「CDMA」方式を「3G」と呼び、その後また日本で進化したのが「LTE」と言われる「4G」の通信方式です。

私は中国に居た頃、iPhone 4 からスマホデビューしましたが、日本人の多くがスマホを使うようになったのは、iPhone 5 辺りからではないでしょうか?

その頃に「4G」が出始めたからです。

触ってみると、意外に取説が無くても使いこなせるようになりましたよね!その感覚が大事なんです。

「デジタル化しよう!」「システム化しよう!」と思いつつも、どのシステムを導入すれば良いのか?どんなITツールが良いのか?

冒頭で触れた日本の中小企業は、そう悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

私ならこう答えます。
「世界で使われている”定番”のITツール”ERP”を入れたらどうですか!」
って。。。

iPhoneがアメリカで生まれ日本に入ってきたように、欧米で生まれた「ERP」は、業務管理システムの定番です。
難しく考えずに、既に実績のあるのITツールを使った方が手っ取り早いと私は思います。

そうやって、日本の企業もデジタル化が進み、業務効率が上がって生産性も上がって行けば、「失われた30年」って時代も終わり、皆さんの給料も上がっていけば良いですけどね!

岸田さん!デジタル庁さん!期待してますよ!

さて、ITの話しが出た所で、次回は...
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第11章【ネット社会のルールを知ろう】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・‥‥…
から、
・インターネットの始まりと基礎知識
・失礼のないE-mailの使い方
この2つをまとめて配信したいと思います。

テレワークが進む中、メールのやり取りも多くなってきました。
中には「もうちょっとネットの知識とメールのマナーを学べよ!」って思うようなメールを送って来る人もいます。

そういう方にも役に立ててもらえれば...と思い、次回はインターネットとメールのお話しをさせて頂きます。

では次回もお楽しみに!

2022年1月20日

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