藤間秋男さん(100年創りコンサルタント)
何もしないことの罪。
中小企業のM&A件数が増加。
2025年には後継者がいない中小企業が127万社と、日本企業全体の3分の1になる可能性がある(中小企業庁)。
個人が保有する不動産の場合は、相続する人が法律で決められているが、法人の場合は、自分(社長)で決めていくことから始める必要がある。
事業承継を済ませた法人経営者にお聞きすると「適切な事業承継を進めておかないと、従業員やお客さまが困る。引き継ぐ人が社内にいなければ、外部から採用して馴染んでもらうにも時間がかかる。人がいつ亡くなるかなんて分からないから、先にやっておいただけだよ。」と、あっけらかんとお話いただくことが多い。
その方々に、事業承継が進んでいかないのは何でですかね?とお聞きすると、「寂しいんじゃないのかな」と言われます。
子どもに継いで欲しかったが、叶わなかった。
経営者タイプの人材が、社内にいない。
70歳になったらやるよ・・・
人生をかけて取り組んできたことを、手放さなければならない、辛さは味わったことがありません。しかし、何もしておかないことの弊害が大きすぎることも理解しています。
不動産業を営む私でも、事業承継の相談を受ける機会があります。
それだけ、多くの経営者が悩む、切実な問題。
相談いただいた方に寄り添い、専門家(税理士・公認会計士)に協力を仰ぎ、できることを進めていく。
藤間秋男さんの書籍を読み、新たな思いを抱きました。
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