住宅取得等資金の贈与
贈与とは
●金品を人に贈り与えること。
●自分の財産を無償で相手に与える意思を表し、相手が受諾すること。また、それによって成立する契約
不動産の購入時に利用される「住宅取得等資金の贈与」。
贈与資金をプラスして、家・マンションを買うので、もっといい物件を紹介してくださいと言われることがあります。
不動産屋としては、手数料が増え、有難い話。
しかし、毎度、余計な一言を添えてしまう。
『本当の意味で、贈与されているものですか?』
「どういう意味ですか?」
大抵、キョトンとした顔をされながら、質問されます。
先に記載した通り、見返りを求めないのが贈与。
実際には、お金を出した以上、口を出してくるもの。
それが、一生続く・・・
友人夫婦から「贈与なんか受けなければ良かった」という声を聞いてから、その一言を添えるようにしています。
【制度の概略 ~ 国税庁HPより】
2015年1月1日から2021年12月31日までの間に、父母や祖父母などからの贈与により、自己の居住の用に供する住宅用の家屋の新築、取得又は増改築等の対価に充てるための金銭を取得した場合において、一定の要件を満たすときは、一定の非課税限度額までの金額について、贈与税が非課税となる。
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