USMLEスコア、英語力
今回は自分の上記の経歴をまとめました
USMLE
step1 217 (2017 7月 大学6年生)
step2 250 (2020 1月 研修医2年目)
step2 CS (2020 5月予定)中止→OET pass (2020 8月 医師3年目)
マッチした方々のブログを拝見すると皆さん軒並みとてつもないスコアを取られており目が眩みますが、それは点数の良くない方が堂々と公表しづらい傾向にあるからであり、点がある程度低くてもマッチしている人は一定数います。自分もその1人です。実際当時の自分は田舎の地方学生であったことからもUSMLEスコアがどのようにマッチングに影響するかなど知らない超情弱者であり、とりあえず合格すれば万々歳という気持ちで始めました。USMLEを熟知する方ならstep1 217をとった時点で悲しみの涙を流されることと思いますが、当時の私は予想よりも高いスコアで合格できたことに喜びの涙を流していました。本当に今となっては恥ずかしいばかりです。(直前のUworld模試は200点でした涙) 勉強期間も7ヶ月と準備不足も甚だしく絶対見本にしないでください。ただ2022年以降step1スコア廃止になる説が濃厚ですので、数年後のマッチを考えている方は勉強の比重をstep2CKに全振りすることをお勧めします。私も渡米の知識が増すにつれ自分の犯した過ちに気づき、なんとか挽回したい一心で研修医生活が落ちついてきた1年目の秋頃から少しずつ2CKの勉強を始め、じっくり1年3ヶ月をかけました。そしてstep2CK受験からスコアを待つ数週間の間に将来のstep1スコア廃止が決定されました。実際2021年度マッチングはこのstep1スコアでもプログラムには予想以上に呼んでいただけたので、近い将来のstep1廃止を見据えて2CK重視でアプリカントをスクリーニングしているプログラムが増えているのではないかという感覚を受けました。自慢できるようなレベルの点数ではありませんが、自分が行ったUSMLE2CK対策をまた別で投稿しようと思います。
まとめ:2CK大事!
英語
純ジャパ
TOEFL ITP 517(2011 大学1年生)
TOEFL ITP 527(2014 大学4年生 留学前)
大学4年で1年休学し(2014-2015)アメリカとイギリスに語学留学
TOEIC 630 (2014 留学1ヶ月)
TOEIC 810 (2015 留学4ヶ月)
帰国後
TOEIC 900(2015)
TOEFL ITP 597(2015)
Cambridge English ECFR C1 pass (2015)
TOEFL 87(2019 May)→85(2019 June)→90(2020 May)→104(2020 June)
TOEFLに関してはスコアのJump Upがありますが、これに関しては2019年は実力試しで受けていたので真剣に作戦を立ててTOEFLに取り組み始めたのが2020年5月だったからではないかと思います。さらっと書いてはいますが、この1ヶ月の間は仕事以外の全ての時間をTOEFLに注ぎ込んでいます。(1日最低でも5-6時間はやっていました)。自分の場合は運も味方しましたが、実際は1ヶ月で対策というのはお勧めできないので2-3ヶ月の期間をしっかりかけていただいた方が良いかと思います。
在学中に一年休学をして語学留学していたこともあり、留学以前と比べると英語力はそこそこついていましたが、特にTOEFLはある程度の英語力があれば後は対策に尽きると感じました。実際ライティングは1ヶ月で19→25に上がっています。私はTPOという無料サイトとAtsueigoのwebページで対策しましたが、詳しくはご自分で検索してみてください。
そもそもなぜTOEFLが医師としての渡米に必要なの?と思われるかもしれませんが、MPH留学、海軍空軍フェロー応募基準、Nprogram等、渡米に関わる様々なファクターで密接に関わってきます。決して簡単ではありませんが、合計100を越えれば渡米に関わる全てにおいて有利に働くと言えると思います。(例:有名MPHプログラム足切り100、海軍フェローTOEFL基準100(一応80から応募は可能です)、Nprogram試験100以上推奨) それと引き換えにTOEICはほとんど渡米において無意味と思われがちですが、実は海軍フェロー応募基準においては使えます。TOEFLで基準を満たすより遥かに簡単(目標基準TOEIC860 追記: 730以上なら一応応募可能!)なので海軍を考える方は受けておいて損はないです。
全ての英語試験は早めに対策して、必要な時が来る前にクリアしておくことを強くお勧めします。
まとめ:TOEFL大事!
それではまた!
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