単身赴任のオッサン!今日は~♬上を向いて歩こう♬~を心の中で歌おう!
35年前の今日(8月12日)、私は就職内定者3人と会社の偉いさんとの懇親会で、中州の小料理屋の2階座敷にいた。
階段を下ってトイレに行こうとした時に、カウンター席のお客さんがTVを観て騒いでいた。
食事と酒で楽しく騒いでいる雰囲気とは全く違っていて、一瞬にして“ただ事ではない事件”が起こったとわかった。
史上最悪の単独機航空機事故。
羽田発大阪行きの日航123便が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落。
乗客乗員524人のうち死亡者数は520人、生存者は4人。
犠牲者には歌手:坂本九さん もいた。
今、日航ジャンボ機墜落事故で亡くなった高濱機長の娘さんは、日本航空で働く客室乗務員だ。
彼女に関する記事を読むと、
【本人も遺族】という立場なのだが、
【墜落したジャンボ機の機長の娘】
という立場なので、墜落事故当時は、恐ろしいほどのバッシングを容赦なく浴びせられたそうだ。
想像を絶する苦悩の日々だっただろう。
当時は“ボイスレコーダー”を公開するということのない時代で、最近になって(数年前)やっと、コックピットで格闘する機長たち(高濱機長と佐々木副操縦士)の声が公開された。
機長(墜落32分前)「まずい、何か爆発したぞ」
機長(墜落6分前)「あたま(機首)下げろ、がんばれ、がんばれ」
副操縦士「コントロールがいっぱいです」
このボイスレコーダーが公開された後、彼女宛に
『本当に最後までがんばってくれたんだね』
『ありがとう』
という言葉が、この事故の遺族から届いたそうだ。
「父は残された私たち家族を、ボイスレコーダーの音声という形で守ってくれたと感じました」
と彼女は語った。
どんな凄い最先端の技術があっても、どんな凄い戦略や戦術、そして仕組みがあったとしても、
“最後は人”
自分の“ミッション”を貫くことだ。
自分にとって“何が大切”なのか?
お客様の命を守るために最善を尽くすこと
家族を守るために最善を尽くすこと
自らの“正義”を信じて“ミッション”を徹底的に貫く。
その覚悟ある行動がプロフェッショナルだ。
私ごときのnote投稿コラムに対しても、
「え?そんなリアクションするんだ。」
といった想像外のコメントが飛んでくることがある。
これは、私の“稚拙な文章” “何の価値もない主張” が原因なので、
「もっともっと勉強しなければ!」
「誤解を与えない文章を書かなければ」
という“励ましの言葉”として受け取るようにしている。
インターネットは“どこまで広がって”“どこの誰に届くかわからない”自分では操作できない“怖い世界”。
現実の社会は、“自粛警察”、“マスク警察”、そして“帰省警察”が見回りをしている“怖い世界”。
他人に迷惑をかけることのない、自分で責任がとれる範囲での【自己責任】で、“上を向いて”生きていくしかない。
単身赴任のオッサンへ
家族の住む家に帰るのは“不要不急”には該当しない。
堂々と胸を張って、♬ 上を向いて歩こう ♬ を心の中で口ずさみながら帰省しよう!
経済復興には、オッサンの力が必要なんだ。
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