R&Bとソウル・ミュージック⑱60年代初期のアーリー・ソウル名曲集
ロックン・ロールの行き詰まりに対する黒人側からの変革という意味合いを強くもっていた60年代初期のダンス・ナンバー
Olympics - Big Boy Pete
Nat Kendrick and The Swans - (Do The) Mashed Potatoes
Smokey Robinson & The Miracles - Shop Around
フィラデルフィアから”トゥイスト・ブーム”の火付け役となったチャビー・チェッカーの「The Twist」がヒット
Chubby Checker - The Twist
”トゥイスト・ブーム”は62年には世界的なブームとなっていき、ブームにあやかるLPが数多くリリースされました。
しかし、50年代中旬のロックン・ロール・ブームと同様に、衰退するのは時間の問題だったのです。
この時期のヒット曲は、白人聴衆をはっきりと意識したポピュラー・ソングであって、R&B/ソウル・ミュージック・ファンにとっては全く面白くもない音楽でしかありません。(あくまでも個人的見解ということで、、、)
各地域のアーリー・ソウル
< ニューヨーク >
Ben E. King - Stand By Me
Chuck Jackson - I Don't Want to Cry
Tommy Hunt - Human
Maxine Brown-All in My Mind
Baby Washington – That’s How Heartaches Are Made
Solomon Burke - Cry to Me
< シカゴ >
Etta James
McKinley Mitchell - The Town I Live In
Jerry Butler - He will Break Your Heart
Gene Chandler - The Duke of Earl
ジェリー・バトラーとジーン・チャンドラーは、カーティス・メイフィールドの絡んだ曲を取り上げていき、シカゴ・ソウル・スタイルが形成されていきます。
< デトロイト >
The Falcons - I Found A Love
Marv Johnson - Come To Me
この時期にアレサ・フランクリンがデビューします。
残念ながら、当時 コロンビア社はアレサの才能を引き出すことは出来なかったのです。
< セントルイス >
Ike and Tina Turner - A Fool in Love
< ノース・キャロライナ >
Inez and Charlie Foxx - Mockingbird
< ウエスト・コースト >
Theola Kilgore - The Love of My Man
ウエスト・コーストはサム・クックの天下です
セオラ・キルゴアは、サム・クックの同年ヒット「Chain Gang」へのアンサー・ソングを歌いました
Theola Kilgore - Chain Gang The sound of my man
< ニューオーリンズ >
Irma Thomas - It's Raining
Barbara George - I Know
Barbara Lynn - You'll Lose A Good Thing
< メンフィス >
Carla Thomas - Gee Whiz
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