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私という“無神経”な人と長年付き合うことで “無神経”な人 の対処法がわかった
無神経な人とは?
読んで字のごとく神経が無いのかと思えてしまうような発言や言動を取る人
無神経な人は、自分の言動によって、相手が傷つくだろうとか、怒らせてしまうだろうと判断ができない。
そして傷つけたとか、怒らせたという自覚がないので、後で謝ってくることもない。
誰かに指摘されても、自覚がないので「え?なんで怒ってるの?」と真顔で言う。
自分がよければそれでいい、とばかりに人の気持ちは全く考えていないとしか思えない。
無神経な人は、自分は至って『普通で正常』と思っている。
自覚がないので、違いを指摘されたとしてもそれを理解できない。
間違ったことをしていると思っていないだけでなく、自分の言動で傷つく人がいるとは思っていない。
気遣いの大切さも理解できないから、人を傷つける発言も平気なんだろう。
無神経な人は、よく人を”貶す”のも特徴のひとつ。
他人を見下してしまうところがあるから、悪びれることなく人を馬鹿にする。
無神経な人は根拠のない自信を持っているのか?
自分は他人より優秀だと思い込んでしまっているのか?
悪気はないから、厄介な存在 でしかない。
実は、この“無神経な人”は、サラリーマン前半時代の私そのものだった
私は、幸いなことに(?)人事処分を言い渡され、会社に行ってもデスクに座っているだけで何の仕事もない“干される” という特権階級ポストを与えられた。
自分を客観的に見直すには十分すぎる時間があった。
「今後何をするか?を考えるにあたり、まず自分を分析してみよう。」
昨日まで一緒に酒を酌み交わしていた同僚が、まるで別人のようで、私を避けていく。
会話もすることもなければ、「邪魔なんだよ」と言わんばかりの空気感がヒシヒシと伝わってくる。
集団で圧力をかけて”自己都合退職”にもっていくという、お勉強くんが考えそうな陰湿な方法だ。
最初は“針の筵”と辛かったが、日に日に
「何やったって、この境遇が変わる訳ないんだから楽しもう!」
と開き直って、あらゆることに対して“客観視”できるようになっていった。
「今まで“干された”立場の人の気持ちなんて考えたこともなかった。」
「そっか!今まで僕は、自分がやられたら嫌なことを、他人に押し付けてたんだ。」
「その人の立場にならないと、そこからの景色は見えないんだ」
サラリーマンとしての“奈落の底”に落ちて
『他人の立場になって考える』重要性に気づかされた。
自分にとって“かけがえのない人”ならば真剣に対話するはずだ
長年付き合っていくのだから、お互いの”良いところ”も”悪いところ”も認め合って、嫌なところは改善し合いながら成長していく。
無神経な人は、自分が悪いと思っていないのだから、まず
「こんな対応をされたら貴方は、どう思う?」
と具体的事例を提示してみる。
このことで
『自分がやられたら嫌なことを、他人に押し付けてたんだ。』
ということが明確になる。
「なるほど。そこは気づいていなかった。」
と素直に指摘された問題点を認める人は、少しは前に進んでいける可能性はある。
「でも」 「だって」 「どうせ」 という3D言葉で言い訳をして認められない人もいる。
どちらのタイプでも、時間をおいて考えてもらうしかない。
時間をおいても何も変わっていない、反省もしないのならば
その人は、貴方にとって“かけがえのない人”になれない。
人間関係“断捨離”対象の人にすぎない。
過去の自分は、私にとって“かけがえのない人”ではなかった
しかし自分とは一生付き合っていかなければならないので、自分を何としてでも変えていくしかない。
自分は悪いと思っていないので、何かにつけて、“人のせい”にしていたので、自分の“無神経さ”が自覚できなかった。
本当は自信などなくコンプレックスを抱えているから、それをごまかすために、人を見下すことで自分を優位にしようとして、強がっているだけの小心者にすぎないくせに。
私は決めたこと‐1
① 「自分が“やりたい事”をやっていくのなら、他人に喜んでもらって楽しんでもらうことが先だ。」
② 「自分は二の次くらいでちょうどいいし、結果的に自分も楽しくなれる。」
③ 「人を馬鹿にした“貶しネタ”で笑いをとるのを絶対にやめよう。笑いをとるネタは“自虐ネタ”。」
長年付き合ってきた“過去の自分”は簡単に変えることが出来ないとは思うが、他人に対しては人間関係“断捨離”を行っているのだから、過去の自分を“断捨離”するが筋だ。
生粋の『俺はジャイアン“ガキ大将”』気質は、今でも頻繁に顔を出すが
「ジャイアンの歌は誰も聞きたくない」
と都度、自分に言い聞かせるようになっていった。
私が決めたこと‐2
④ 「教えてあげるというスタンスを止める。一緒に学んでいこうというスタンスへ」
⑤ 「目上の方にも、若い人に対しても“教えてもらう”という気持ちで接する」
⑥ 「自分に持っていないモノを持っている人と付き合う」
このことは、劇的に大きく自分を変えてくれた。
他人の話をよく聞くようになっていた。
まず、相手に意見・主張を受け止めてから、自分の考えを語ることに慣れていった。
自分の苦手なタイプと思ってた人、毛嫌いして避けてきたタイプの人 とも付き合いができるようになっていった。
決めつけないで、話をしてみてから『自分にとって必要な人なのか?』考えればいい。
ジャイアンの“悪いところ”、スネ夫の“悪いところ”、のび太の“悪いところ”を持ち合わせている私なので、簡単に人並の“平均点”を獲れるには、まだ時間がかかりそうだが
<決めたこと>をやり続けようとする“ストイック”な部分だけは持ち合わせている。
迷惑をかけている自覚のない人には、迷惑をかけていることを自覚させよう
人に迷惑をかけている自覚のない人から、出来るだけ迷惑をかけられないように “自衛する” 対処法を知っておくことは大切だ。
その人に振り回されたり、尻拭いをする羽目になったりすると、余計な労力をつかい “時間の無駄”でしかない。
私は、人に迷惑をかけている自覚のない自分がいたので “対処法” を少し学べたかもしれない。
人に迷惑をかけている自覚のない人への対処法は
「こういうことは迷惑である」
とはっきり伝えて、人に迷惑をかけているという自覚を促すことだ。
普通の神経の持ち主なら、誰かに負担をかけているということが理解できれば、今後は迷惑をかけないように自重しようと考え、自分の言動を振り返るきっかけになるはず。
自覚を促しても、自分の言動を改善しよう出来ない人は、普通の神経を持ち合わせていないのだから
生粋の “無神経” な人
この“無神経”な人とは、ある意味で“鈍感”な人だろうから、さりげなく避けるようにして、関わらないようにしていくことしかない。