R&Bとソウル・ミュージック⑮超必聴盤「The Soul Clan」
1966年
ソロモン・バーク、オーティス・レディング、ウィルソン・ピケット、ドン・コヴェイ、ジョー・テックスによって結成されプロジェクト
「The Soul Clan」
「ソウル・クラン」という名称は、元々はソロモン・バークのイギリス公演の宣伝文句で、洒落の利いた言葉遊び程度のものでした。
しかし、彼らにとってはクー・クラックス・クラン(K.K.K)を覆しいという深い思いも込められたものだったのです。
1967年12月10日のオーティス・レディングの死を契機に、彼らはレコーディングを行いました。
<最終的なメンバー>
ソロモン・バーク、アーサー・コンレイ、ドン・コヴェイ、ベン・E・キング、ジョー・テックス
実際には全員がスタジオに集まることなく、ドン・コヴェイがボビー・ウーマックと協力してバック・トラックを作り、それに合わせて、それぞれのアーティストが別々にレコーディングを行いました。
アッパーなA面『Soul Meeting』は1968年7月R&Bチャート34位を記録
B面の『That's How It Feels』はバラード
ソロモン・バークは、セールスが伸びなかった理由をジュリー・ウェクスラーの腹黒の考えによるものと主張しています。
ジュリー・ウェクスラーは、いつものソロモン・バークの大法螺だと笑い飛ばしたそうです。
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