~♬ 繋がりsunset ♬~
「ここからの見る夕日が大好きだよ」と突然呟いた。
「そ、、そうだな。 どうした?」
「成功したら、この景色を見に帰ってるよ。そろそろ行くわ!」
「そ、、そうか。 駅まで送るよ。」
「Thank you !」
~ 車の中は音楽が流れるだけで無言だった ~
俺たち二人で言い続けたのは?
『自分の道を見つける事』
『自分に正直である事』
『そして個性を失わない事』
それはただひとつ、、、“自分らしくあれ!”
という Sex Pistols:John Lydon の言葉だ
目指すべき先は、まだ線香花火のようにハッキリと見えないかもしれない。
諦めることは簡単だけど、諦めなくて挑戦するのは、今しかできない。
馬鹿な二人で励まし合った。
そんな俺たちの夢を、“厄介な奴”は風向きを変えた。
“人が好き” “人と出会い” “人と繋がり”
新しい何かを生み出そうとしてきた ”俺たちの夢” も潰そうとしている。
毎年、“夏祭り”には地元に戻って、朝まで酒を飲んで夢を語り合った。
今年の“夏祭り”は中止だ。
これから、どうなるんだ? 俺たちは?
「“厄介な奴”の仕業で、クビだよ。地元に戻るわ。」
「そ、、そうなの? い、、いつ帰ってくる?」
「相変わらずだな。 ちょっとは気の利いた話できないのか?(笑)」
「ごめん。 なんだか嬉しくってさ。」
良い時も、悪い時も、同じ態度で接してくれた人だけ信じられる。
そういうお前とは一生つきあっていきたい。
~♬ 繋がりsunset ♬~
窓辺の夕陽に 誰もが歩んだ日々
僕らはきっと一緒に笑い そうさ一人じゃない
灯せかがり火を 淋しげな君も
僕らはきっと互いを照らす そうさ長い夜を急かす
By KJ(Dragon Ash)