残り3ヶ月
2023年6月10日
わたしがマダガスカルを離れる日は9月10日。今日でぴったり3ヶ月となってしまいました。残り期間をつい考えがちだったので、今までは赴任からの日数を書くようにしていましたが、残り3ヶ月となると、やり残しのないように、旅行も含め、計画性が重要になってきました。
今日は、来週控えているフランス語公式試験であるDELFの準備で頭がいっぱい。しかも、急に寒くなり風邪をひいてしまい、感情はマイナス思考になってます。
この頃、今までの事や出来ていない事などを少しずつ考えてきたのですが、文章に起こしていなかったので、改めて考えたいと思っています。
#マダガスカル人について
もちろん意地悪な人はいますが、異国の人である私に気軽に声をかけてくれたり、礼儀正しく接してくれたりしてくれた人が多かったです。男子高校生がにこにこしながら話しかけてくるのは日本にはない光景です。特に、わたしが住むミアリナリブの人達はそういう人が多かったのかもしれません。
そして、すぐ名前を覚えてくれること。知らない人からも名前で声をかけてくれるのはとても嬉しかったです。
なので、たまに、意地悪な表情で「シヌワ」(中国人という意味)と通りすがりに言われる時はむかっとしてしまいます。それは、本当にごくたまにだからです。もちろん、悪気なく言われる事はありますが、その声かけの理由は謎のままです。
#マダガスカル人の生活レベルについて
農家の方の生活について少し調査させてもらう機会がありました。特に、食物を売れるだけの土地を持っていない人の現金収入は、この国の平均収入を半分以上下回っているようです。日々の食事は、お米と野菜だけ、または食べ物に困る事もあるようです。
一方、私が住む街の人達は、魚やお肉を食べる機会は比較的多いようですし、日本と比較したら高価な卵も町中で売られています。
#私の活動について
現在、私が定期的に活動している先は、鶏飼育プロジェクトのグループ4つと2つのグループのみです。あとは、要望に応じて対応しています。
当初目標にしていた自分達で継続していける活動にインテグレードしていくまでの道のりは遠そうです。
彼女達に聞くと、計画を立てた経験はなく、その意義を理解していなかったので、まずはそこからかなと現在は思っています。彼女達の現在の立ち位置を見ながら、残りの時間をどのように使っていこうか考えていきます。