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部活動におけるリーダーシップ教育のすすめ

生徒は休みたい。
顧問も休みたい。

常々、生徒も教員も休みたいなら練習を休みにすれば良いと私は思う。

部活動は生徒の自主的な活動であり、やりたくないときにはやらなくて良い。

部員が練習に遅刻して来ても、私は怒らない。
むしろ、よく来たと褒めてしまう。
もし自分が寝坊したら、遅れて練習に参加する気にはなれない。おそらく休むだろう。
生徒にとって、遅れてでも参加したいと思える活動であり、居場所を作れていることを誇りに思う。

練習メニューは部員が考える。
生徒だけで決められることは、生徒に決めさせる。それは顧問の仕事ではない。

技術指導は先輩から後輩へ行う。
教えたい技術があるときに限り、顧問が指導を行えばよい。

顧問がいなければ回らない部活動は弱い。
自走する集団を作ることに意味がある。

嫌なこと、面倒なことを率先してできる部員を育てる。まず顧問が動くこと。それをみて部員は動くようになる。率先垂範。

コート整備を顧問がやり始めるのをみて、部員がなにも感じずに行動を起こさないような部活動は終わっている。自分たちが練習したコートを顧問に整備させてはいけないと思わせる。

キャプテンがやりたいことをフォローできる部員を育てる。セカンドペンギン。他者支援。

全員がリーダーシップを発揮できる集団を目指す。これが部活動において、顧問がすべきことだと思う。

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