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家事で起きた問題について徹底して再発防止を考えてみた
2021年第8週目が終了。2021年は52週間なので、約15.4%が経過したところだ。さて、本記事は「家事力向上プロジェクト」の実施状況を記録するとともに、毎週の気づきや感じたことをアウトプットすることで、様々な家事スキルを磨き、習慣化することを狙いとしている。
第8週の今回は、“再発防止”を徹底的に深堀をしてみたいと思う。
1. 第8週目(2/15-2/21)の実績
家事力向上プロジェクトの目標は、①1note/1week(1週間にnote記事1投稿する)、②1tweet/1day(1日家事について何かしら1回以上tweetする)であるが、今週①は達成(本記事)、②は未達成(4tweet/1week)であった
■今週のtweet
2/17 9:17〈問題〉昨日セットしたアラームが鳴ったにもかかわらず洗濯物を干し忘れた。起床のアラーム音に慣れてしまい起きないようなもの。どうするか
2/17 19:11〈問題〉今朝tweetした問題が早々に再発。原因はアラームが聞こえたときに仕事中で対応できない→忘れる。忘れない対策が必要。。
2/18 9:24〈問題〉洗い物を朝まで残してしまった
2/20 11:41〈気づき〉掃除機かける際は物をどかして、隅々までやる。普段ホコリが目に見える範囲で溜まりやすいのは奥に溜まっているホコリがでてくるから
今週は3つの問題と、1つの気づきをtweetしたが、特に問題は2つで、⑴洗濯物を干し忘れないように導入したアラームが機能しなかったこと、⑵食器洗いを夜のうちに片づけられなかった日があったこと、である。今回はこの2つの問題点に焦点を当て、再発防止を考える。
2. 再発防止ケーススタディ(1/2)洗濯物
まず1つ目のケース。⑴洗濯物を干し忘れないように導入したアラームが機能しなかったこと、だが、改めてtweetは以下。
2/17 9:17〈問題〉昨日セットしたアラームが鳴ったにもかかわらず洗濯物を干し忘れた。起床のアラーム音に慣れてしまい起きないようなもの。どうするか
2/17 19:11〈問題〉今朝tweetした問題が早々に再発。原因はアラームが聞こえたときに仕事中で対応できない→忘れる。忘れない対策が必要。。
当時の状況をもう少し具体的に振り返ってみる。
まず、9:17の状況は、前日夜に洗濯機を回し、アラームをかけていたのだが、アラームが鳴ったことに気づいたにも関わらず「干す」ことを後回しにし、結果「干す」ことを忘れ翌朝に気づいた、という状況である。なお、前日夜アラームが鳴った時間は20:00頃であり、そのとき2/17に提出〆切である提案書作成作業を行っていた。目の前の作業に必死な状況で、アラーム音に気づきはすれど意識は業務でいっぱいであった。
次に、19:11の状況は、朝の反省を基に「よし、アラームが鳴ったら最優先で干すように意識しよう」と決意し、午前中改めて干し忘れた洗濯物を洗濯機にかけたのち、またも干し忘れてしまったことに夕方気づいた、という状況である。なお、この2回目のアラームが鳴ったときは、仕事の会議で議論の真っただ中であり、アラーム音が鳴っていることには気づいたが、会議中を理由に干すことはできなかった。
これらの状況から導入した「アラーム」という対策が機能しなかった理由は、“アラーム音が鳴る時間帯に仕事など手を離せない作業があり、すぐに干すことができず、その後忘れてしまった”ことである。
この状況に対し、再発防止のため分解して対策を考えてみる。
❶アラーム音の設定段階の対策
❷仕事など手を離せない状況に対する対策
❸忘れてしまうことへの対策
まず、❶アラーム音の設定段階の対策としては、そもそも洗濯機を回すときに終了する時間に仕事などの予定がないかどうかを確かめて、もし予定がある場合はタイマーをセットする。
次に、❷仕事など手を離せない状況に対する対策は、手を離せない状況でも対応できるようにすることである。具体的には、洗濯乾燥機を買う、妻に頼む、などが考えられる。
最後に、❸忘れてしまうことへの対策は、そもそも忘れても困らないようにするまたは一度忘れても気づけるようにすることである。前者は、❷の洗濯乾燥機を買うなどが考えられる。後者は、アラームを2つセットし、時間をずらして鳴るようにしておくなどが考えられる。
根本解決としては“洗濯乾燥機を買う”ことを選択したいところだが、我が家の洗濯機はマンション備え付けのものであり、交換時には工事等も必要であり、時間もお金もかかることから現段階では見送る。まずは自身の行動で対策ができる❶を実践することで再発を防ぎたいと思う。
3. 再発防止ケーススタディ(2/2)食器洗い
次に2つ目のケース。⑵食器洗いを夜のうちに片づけられなかった日があったこと、である。tweetの内容は以下。
2/18 9:24〈問題〉洗い物を朝まで残してしまった
この状況がどういう状況かというと、前日2/17の夕食で使用した食器を洗い終えずに、2/18の朝を迎えて、洗い物が残っていることに気づきtweetした、という状況である。
さて、では前日の2/17夜の状況を振り返る。このときは、前段の洗濯物の問題でばたばたしていたこともあるが、もう一ついつもと違うことがあった。それは、“ブロックスデュオ”が家に届いたことである。ちなみに、ブロックスデュオとはこれだ(↓)。
これは2人で遊べるパズルゲームで、最大5マスの多様な形をしたピースを与えられた区画の中に交互に置いていき、どちらも置けなくなった時点で持っているピースのマスの合計数が少ない方が勝ちというゲームである。
さて、このゲームを私たちが購入した理由は、先日の地震訓練の際、娯楽がラジオしかなかったことを踏まえ、アナログで遊べるものを調達しておこうと決めていたからである。
こうして、届いた“ブロックスデュオ”を試しにやってみた私たち夫婦は、ここからドハマり状態となり、延々とゲームを楽しんだのである。なお、ブロックスデュオと同時にトランプも購入しており、加えて2人でジジ抜きやポーカーなども行い、かなりの時間を費やした。
時間も忘れゲームを楽しんだ私たちは気づいたときには普段就寝しているような時間になっており、慌てて就寝準備をし、家事を後回しにして寝てしまったのである。
ここまでが当時の詳しい状況であるが、本ケースも分解して再発防止策を考える。
❶イレギュラーなことが発生した時の時間制限
❷イレギュラーなことが発生した時の優先順位
まず、いつもと違うシチュエーションが発生した場合は、時間制限を決め、その日の夜の時間の使い方を妻と合意することが必要である。食器洗いは私の責任であるので、時間の使い方の提案は私から行うことが妥当である。
次に、イレギュラーが発生したとき、通常やるべきことを一通り終わらせてから仕掛かることだ。「楽しそうだから」「まずは1回試しに」などの感情が湧いたら危険と捉えなければならない。
4. 再発防止を仕組み化する
今回は2つのケースを考えてみたのだが、ある意味こうして各ケースを具体的に振り返りこの機会そのものが再発防止につながると考える。洗濯機のアラームの件も、正直こうして文章化して細かく考える時間を持たなければなんとなく意識で済まそうとしていたかもしれない。問題が発生する→tweetする(記録する)→原因と結果を踏まえ対策を考える→noteに整理し投稿する(再発防止策まとめ)、というこのサイクルと回し続けることで様々な家事スキルを習慣化することがこの家事力向上プロジェクトの効果である。
今後とも、ちょっとした気づきを無視せず、向き合う時間を大切にしていきたいと思う。