より楽園となる日本
今や世界の人口は70億をこえ、さらに増えている。衛生状態も水準が上がり、出生率が高くなってきているからだ。
日本は高齢化が進み、GDPが国力がと騒がれているが、それは視野が狭い。
日本はこれからより世界の楽園と望まれる場所になっていくのではないだろうか。
キーワードは下記だ。
人口が多くなると消費が増える。
人口が多くなると格差が広がる。
人口が多くなると争いが増える。
まず想像しやすいのが消費が上がるという考えだ。今は技術革新のおかげで、少ない土地でもより多くの収穫ができるようになり、ものも多く溢れ、昔よりも生活の水準が上がっている。
だが一歩で、環境汚染、破壊も知らされていないだけでこれも増えている。
技術革新と人口増加、環境破壊はセットといっても過言ではないのだろうか。
少し大きな話しになるが、地球が46億歳だとして私たち人間が誕生してからまだ1歳も立っていないくらい、生まれて数週間、数ヶ月といった存在だ。
だが、これまでの生物よりも自然を喰らい尽くすのはとても早い。
地球温暖化、環境汚染、自然破壊などは我々人間が生まれてから始まった。もっというと、産業革命以降に活発になった。
私たちが受け取るものすべてはこの地球から受け取っている。今いじっているスマホも地球にある物質からできている。
それは商社的な存在の人が原材料を仕入れて、部品を作り、組み立てられたもの。
その原材料は地球の穴を掘ったり、木々を倒したり、人間が物質を調合して作ったものだったりする。
自然と生まれるものではなく、人が作り出したもの。人工物である。
ものを受け取るのと、広い意味で環境を壊すとは1セット。
少し話が逸れたが、表題の日本は楽園に近づくと考える理由がここにある。消費が増える=環境を破壊する。
日本は世界的に見ても人口の割に土地や海洋面積は広い。すなわち自然豊かなのだ。
もともと石油などの資源に乏しいから、海外からほぼすべて仕入れている。
だから、直接環境を汚さずに資源を手に入れることが多い。
原発などは例外だか、これも稼働がほぼゼロの状態になりつつある。
将来はデジタル化が進み、世界との境界線がなくなるが、目の前にあるリアルな世界、物理的な世界だけは変わらない。
人工物はすぐに作れるが、自然環境は自然環境すぐに作ることができない。これこそ、楽園の根底にある考えだ。
日本は山地面積が多い。その分、テクノロジーでは真似できない、本当の資源に触れることができる。
植物の栽培や漁獲なども同じようにリアルなものとして、受け取ることができる。
人口が増えるとリアルに似せた人工物の環境、そこで飼育された食べ物。全てが偽物の中、数少ない本物の世界になり得る存在だと思っている。
だいぶポエミーな言い回しになってしまったが、言わんとしていることは伝わっただろうか。
キーワードその一でだいぶ長くなってしまったので、次はまたページを直して書きたいと思う。