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8月1日に立ち止まって考えたこと

一時帰国中に都内で客先回りしています。その日のアポを終えた、8月1日の夕方に、ビルの合間で見かけた「生誕100年山下清展」にふらりと立ち寄りました。
展覧会のポスターの絵は、彼の代表作とされる『長岡の花火』です。🎆
花火大会の起源は8月1日長岡空襲の犠牲者の慰霊だとか🙏
78年前の今日か、と少し感慨深くなりました。

作品には以下のような、清のコメントが添えられていました。
「みんなが爆弾なんかつくらないで 
きれいな花火ばかりつくっていたら 
きっと戦争なんて 起きなかったんだな」
 
今の世相考えると、この言葉の輝きは色褪せていないように思います。
そのほかにも作品にあわせて日記からの引用が展示されているのですが、清の言葉は忖度がないだけに物事の核心を突き、逆説的に言い得て妙。
句読点のない独特な文章は「意識の流れStream of Consciousness」をそのまま文字に起こしたような不思議な求心力があります。

彼の言葉と色彩に魅せられて、都会の喧騒をしばし忘れるひとときでした。さあ、明日も営業をがんばるぞ💼

#翻訳者の休暇
#言葉のスイッチは常にON
#TranslationServiceArai

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