6泊7日帰省の旅〜1日目 出発→沼津→滋賀の快活クラブ(宿)〜
はじめに
朝9時半事件は起こりました。
起床と共にスマホを覗くと1件の着信が入っています。
見覚えのある番号だったので、折り返してみると、当日レンタルする予定のレンタカー屋さんからでした。
内容は。『9時に車を予約されてましたけど、どうされました??』ということでした。
はい、僕はこの時点で壮大な勘違いをしていました。
それは、レンタカーの予約を11時からだと思っていたのです。
事情を説明しなんとかことなきを得たところで、出発準備をし家を後にしました。
ということで、古椿です。
今回は5月の後半にできたまとまった連休を使って東京から九州の実家まで帰省の旅をしていこうと思い立ったので、その様子をまとめて行きたいと思います!
予定としては下記の通りです。
てな感じで計画しておりました。
第二の事件
いつも利用している激安レンタカーショップでの手続きを済ませ、旅の荷物を一度家に取りに戻り旅がスタートしました。
今回は、いつも借りる最安値のプランより一つだけ上のランクのプランで車を借りたのですが。
それが功をそうしたのか、いつもは2000年代初頭に走っていそうだった車を引いていたのが、今回はいつもより遥かに綺麗で機能の充実した車を引くことができました。
そんな、偶然の幸運もあり旅のスタートは、ルンルン気分で音楽を聴きながらスタート。
鼻歌を歌いつつ、今後の予定を立てていた矢先に重大なミスに気がつきました。
元々の予定では、帰りに高速道路を使う予定で考えていました。
しかし、ETCがないと料金が割増になってしまいます。
気づいた時には、家を出てから30分たった場所にいました。
その日は、なんの予約もなく時間的には大丈夫だったのですが、正直予定が狂うのはいやだし、『最悪親にお金を渡してETCを借りて終わったら送り返そうかな』という方法もあったので引き返すことはしませんでした。
そんなこんなで、前途多難な予感のこの度は第一の目的地に到着しました。
聖地:沼津にて
スタートから3時間、沼津到着
副題にもあるように沼津は”ラブライブ サンシャイというアニメの”聖地(=アニメのモデル地)です。
それはもう至る所にそのアニメ関連のポスターやスタンプラリーのスタンプが置いてありました。
何も調べず沼津に来たので、とりあえずわかりやすかった”沼津港”へとハンドルを切り、海鮮でも食べようかと思案しつつ、目についた、大きな展望台へ足を運びました。
そこは、大きな水門を兼任している展望台でした。
”沼津港大型展望水門びゅうお”と呼ばれているみたいです。
展中は東京タワーの展望台みたいな感じで、窓際に椅子とテーブルがある休憩スペースがあったり、壁に港の歴史について様々な説明が書かれたり、景色について記載されてたりと博物館的な側面も強い感じでした。
また、水門展望台ということで展望台の塔が二つあり、それをつなぐ渡り廊下の床には海底の写真がプリントされていました。
これが、すごく綺麗で海中を覗ける船の中にいるみたいでした。
その日は晴れていたこともあり、景色も楽しむことができました。
かたや水平線、かたや街の奥に富士を望むことのできる景色でしたが、その日は富士山に雲がかかっていたので富士山を拝むことができませんでした。空気が綺麗な日に行けばもっと綺麗だったのかなと思いました。
沼津の雄大な海を満喫しつつも、せっかくなら主人公の家のモデルになった旅館にも行きたいと思い、アニメに関連する場所で気になるところをその場で調べて行きました。
ついでに、この時点ではどこに泊まるかも決めてなかったので、京都の清水寺に近そうな場所を探して目星をつけておきました。
そして、どうやらモデルとなった宿は”安田屋旅館”という場所だと知り、展望台を後にしました。
せっかくなので、旅館に行く前に展望台に向かう途中に目についてた港の市場に立ち寄り、目に付いたお店で、”駿河地魚丼”という海鮮丼を堪能しました。
魚からは全く臭みを感じず、引き締まった歯応えに応えるかの如く、一噛みごとに海鮮ならではの旨味が溢れ出して来ました。
また、そんな淡白な旨味を際立たせるのが、酢飯でした。
普通の物よりも味が濃いのか醤油をかけずとも海鮮との相性抜群で美味しく採れたての地魚たちを堪能することができました。
付属のカニ汁も出汁がよく出汁が出ていて美味しかったです。。。。。
甲殻類のアレルギーじゃなければ、、、笑
カニ汁のせいなのか海鮮のせいなのか、お店を出てからはアレルギー反応で喉、耳、唇辺りに痒みを感じながら旅館に向かいました。。。泣
30分後
ついには眼まで痒くなる始末でしたが、特に運転に影響はなく”安田屋旅館”へ到着。
駐車場がわからずに、一度は通り過ぎてしまいましたが、通り過ぎざまに、ありきたりながら
『すげー!、アニメに出とったとこやん!!』
のような雄叫びをあげながらUターンできる場所を探していたら、これまたアニメで見たことがある場所を見つけ、そのまま突入して行きました。
ラブライブサンシャインのラッピングが施されたバスとすれ違い、海辺の細道を少し行くと見覚えのある坂道がありました。
その上には、主人公たちが通っている学校があります。
ものすごく拝みたいですが、私有地に入るのははばかられたので、行きたい気持ちを呑み込み、入り口にあたる坂道を拝んで、近くにUターンできそうな場所があったので再び旅館に向かいました。
車は近くのコンビニの駐車場に止め、徒歩で旅館の前へ、旅館の正面には道路を挟んで小さな海水浴場があります。
アニメの中の景色が、数年前から画面の向こうの”絵”としか認識していなかったにも関わらず、目の前に確かに存在する。その物語の世界に自分が迷い込んだかのような錯覚を覚えました。
ここでこんなことをしていたんだ、とか実際はこんな感じなんだとか、感心と感動と謎の達成感がこみ上げ、この旅をここで終わらせようと思うほどに充実した時を過ごしました。
旅館をより身近に感じようと玄関前の暖簾のところに行くと、
『日帰り入浴 18:00より受付開始』という旨の看板がありました。
時刻は17:30ちょうどいい時間だったので入っていくことにしました。
18時までその辺を散策し、いい頃合いになったので、車を旅館の駐車場に移しいざ入浴!
ガチな旅館すぎて、すごく萎縮しました。笑
人生初の旅館が入浴だけなのはいただけないかもですが、それでもホテルとは違う昔ながら(?)の風情を感じる館内には、ラブライブサンシャイの関連グッズなどが点々と置いてあり、『オタクの経済効果って凄そうだな』などと考えながら、温泉へ向かいました。
温泉自体は普通な感じで、前回クリスマスに行った箱根のようにかなり狭めな作りでした。
面白かったのは、男性の浴場は覗こうと思えば普通に覗けそうだったことです。
需要があるかは不明ですが笑
そんなこんなで、聖地巡礼と温泉を満喫し沼津を背に滋賀県大津市の快活クラブへ向かうのでした。
宿までの道のり
沼津から、滋賀県大津市までは実に7時間の長旅になりました。
流石にノンストップはキツかったので、コンビニによりつつ距離をかせぎました。
そんな最中にも小さな事件は起こるわけで、、、、
途中小腹がすいてはコンビニで買い食いを繰り返していましたが、3軒目で会計をしようとした時、ふと温泉でのある出来事を思い出しました。
それは、体重計に乗った時のことでした、元々168cm68kgと体格は良い方だったのですが、なんと、70kgまで体重が増えてしまっていました。
で、食習慣的に口寂しくなると、パクパクと何かしら口に入れていたのをまずいと思い、口に入れるものの質を向上させようと、リンゴと人参を購入しました。
それで本当に大丈夫なのかは不明ですが、とりあえずその日は人参をムシャリながら運転をしました。
そのままの人参というのは、非常に食べづらくまた、独特な臭みがあったりするのですが、そのおかげでその日の食欲は抑えられたことは言うまでもありません。
日常でも、ダイエットの一環として取り入れようと思いました。笑
ちなみに、道中は自動車専用道路が多かったのもあり、想像していたよりもはるかに走りやすく信号で止まり続けるという最悪のシナリオは全く起こることがありませんでした。
宿に到着!
時刻は2時になろうかとして居る頃、ガソリンも少なくなり、給油しようか迷いつつ、バイパス沿いのお店よりも料金が高かったので(170/L)怖気付いて、その日はケチり(これが後に災いを呼んだしします。)、ガソリンの給油ランプの点灯とともに目的地の快活クラブに到着。
疲れでグデングデンになりながらも通されたのは、鍵付きの完全個室だったので、ゆっくり休養をとることができました!
普通に快適で、毎日通っても漫画、ドリンクバー、PC、光熱費、ネット代、シャワー(バスタオル無料)がついて月6万くらいだったので、ワンチャン住めるなと思ったり思わなかったり。
1日めの終わり
そんなこんなで、波乱万丈(?)な1日目をなんとか乗り切ったわけでした。
明日は、8:00〜清水寺へ向かい、そこから4hほどかけて鳥取県のわかさ氷ノ山キャンプ場というところで1泊です!
大事をとって早めに出発できるように時間は設けてはいますが、果たして、無事に辿り着けるのか??
乞うご期待!!!!!