神の島より、海より深い愛を込めて。
©︎川内倫子
「一緒に久高島に行ったほうがいい気がする。」
大好きな人にお誘いされたのは2週間前。わたしは久高島がどんな島かも知らなかったけど、迷わずに「行きます」って即決してた。行くと決めた後に調べたら、そこは「神さまの島」だったの。最高すぎるお三方と空港で合流して、沖縄に向かう飛行機の中で降りてきた言葉は、
だった。「ああ、もうジタバタしなくていいのか」ってなぜかほっとしたんだ。自分のハートの愛だけに忠実に生きればいい、それ以外はこの人生に何も要らない。もう腹を括るの。もう迷わない。雲の上でもらったこの言葉は、いま振り返れば、そのあと久高島で学ぶことを正確に予期してた。
沖縄で乗ったフェリーがいよいよ久高島に向けて動き出した途端、急に胸がいっぱいになって涙が止まらなくなった。民謡のような歌声が聴こえる。昔の船や衣装の映像。集落に住んでる人々の懐かしい顔。込み上げてくる悲しさと悔しさ。雲間からさす太陽が海で陽だまりになってるのを見た瞬間、神さまが優しく「おかえり」っていってくれている気がして、また涙が頬を流れた。「初めての島なのになんでこんな気持ちになるんだろう?」
久高島の港につくと祝女さんが車で迎えにきてくれていました。祝女さんは女性の祭司で、地球の平和を毎日欠かすことなく祈ってくださっています。85歳という年齢からは想像できないほど聡明でかくしゃくとされている祝女さんは、まるでネイティブインディアンの首長ように野生の鳥たちとテレパシーでお話しながらわたしたちを島の聖地に案内して下さいます。(鳥たちが祝女さんのことが大好きなのがよく伝わってきました。)
アマミキヨという宇宙人の神さまが島の最北端にある「ハビャーン」という岬に降り立ったのは大昔のこと。出雲も伊勢も、五穀豊穣の種も、日本の根幹をなす真髄はすべて久高島のこの岬から始まったというお話をしてくださいました。縄文時代から地球のために祈り続けてきた神の島。だけどいま人口は減る一方で、島の口伝をしっかり守っている祝女さんはたった2人しかいないというのが現状です。
3.11や能登の地震など大きな災害が起こる前には、ハビャーンに必ず予兆が現れるので、祝女さん達が祈りを捧げて「大難を小難に、小難を無難に」して下さっています。いまも地球の中のマグマの温度が上がっているので、いつ災害が起きてもおかしくない状況を鎮める祈りをして下さっている祝女さん。人類のために、日本人のために、想像を絶するほど大きなお役目を果たされている彼女のお話を聞きながら、なぜかまた涙が溢れます。
「どうして涙が止まらないんでしょうか?」
「あなたの先祖に600-700年前にこの島から出ていった人がいるんだよ。」
その瞬間、「ああ、だからか」って凄く腑に落ちたの。世界に平和を広げるために島を出たけど、結局、地球を守りきれなかった悲しさと悔しさ。そんな中、最後の最後まで勇敢に闘うネイティブインディアンのように、久高の地で祈りを守り抜いてくださる祝女さんに、深い感謝と敬意が込み上げてきて、涙になって溢れちゃう。祈り手が減っていることもあり、祝女さんは、島から出て行った人の子孫が島に来るように祈ってるらしい。わたしが久高島に呼ばれた理由がわかった。
広大無辺の宇宙に
たったひとつの小さな地球
私たちの美しい命を乗せて
破壊されても汚染されても
文句も言わずに
今日も健気にくるくる回る地球
ごめんなさい
ありがとう
数百年の時を経てこの命は原点に帰る
「地球のために愛で祈る」
そのために賜った命
もうわたしは迷わない
Cuz 'Love unfolds and reveals.
For love we live and die. '
Yeah. Now I feel you, Albert.
♾️
Love x
☞後編に続きます♡
美しい久高島の旅は続きますよん
セドナ&ハワイの旅のまとめ👽🛸❤️🔥
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