カンヌの呼吸。
今年もこの季節がやってきた。カンヌ国際映画祭。
2人の友達が現地の写真をシェアしてくれる。時間とエネルギーを費やして大切に産み育てた作品を、世界の人にお披露目する特別な日。彼らの瞳に美しい光がありますよう。
振り返ればなぜか、恋をするのもされるのも、アーティストが多い人生だった。「なんでだろう?わかんないや。」って、ある日アメリカ人の友達に呟いたら、「それは、あなたもアーティストだからよ。」って真顔で云われたことがある。その時は全然ピンとこなくて(アカデミアで3次元の論文ばっかり書いてたしね)、ジョークとして笑い飛ばしたんだ。だけどなぜかその言葉が妙に心の中で引っかかってたの。数年たって自由に生きるようになったわたしが、彼女の言葉をもう一度反芻してみる。
今カンヌにいる友達も、映画以外のアートしてる友達も、みんな似たようなバイブスを持ってる。子どもみたいにしなやかな感性と純粋な目でものを見ること。なんの先入観もないから、忖度もしない、嘘もつかない(つく時は明らかにバレバレだから意味ない)、恐れなく予定調和をぶっ壊してく。自分の経験やインスピレーションを世界で一番貴重な宝石みたいに大切にして守り抜く。そして、それを表現して形にする。誰が何を云おうが、自分の感性に絶対的信頼をおく。過去にも未来にも囚われないで、今この瞬間に全エネルギーを注ぎ込んで生きてる。「わたしはわたし。あなたはあなた。」でも、周りの人とも調和してリスペクトする。嘘偽りのない自分を表現し尽くして、どんどん進化して成長して世界に羽ばたいていく。
これって、まさにバシャールが云ってるワクワクの生き方だよね。「私の突き進む道を、誰も邪魔する事は出来ない」っていう意味のShivai (シヴァイ)の精神じゃん。アーティストの友達はバシャールのこと全然知らないけど、彼らの生き方はまさにバシャールの生き方だった。そういえば、バシャールはよく 'Are you artistically expressing yourself someway?' (「芸術的に何か表現してますか?」) っていう質問をしてる。わたしたちが何かに夢中になってワクワクする時、そのワクワクを必要として享受したがってる人が世界(宇宙)には必ずいるんだって。わたしたち自身が宇宙の源であり、無償の愛なんだから、みんなのために自分のワクワクをシヴァイの精神で極めていけばいいんだ。わたしはわたしのワクワクの追求に責任をもつ。それが全ての人に対する真の貢献だから。それが全ての人に対する無償の愛だから。宇宙でたった一人の自分の感性を、1mmの嘘もなく、余すことなく表現し尽くせばいいんだ。
そしてもうひとつ。恋するのもされるのもアーティストが多いのは、彼らがわたしの本当の波動のポテンシャルを反映させてくれてるんだ。だってそもそも波動が一致してない2人が、恋に落ちるのは物理的に不可能だから。わたしもカンヌで光を浴びる波動を持ってる。わたしにもインスタ2万7千人をうっとりさせる地球の美しさを見出すユニークな波動がある。わたしにも素敵な言葉で多くの人の心を魅了する才能の波動を持ってる。彼らの中にわたしの本当の光を見つける喜び。その光を未来に繋いでいくことに、とてもワクワクしてるの。窮屈な3次元アカデミアを飛び出たわたしの美しい魂は、カンヌで深呼吸して甘美な世界に目を醒ます。そうだ、わたしもアーティストだった。この美しい星で、死ぬまで光とたくさん遊ぽう。
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