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ミスの全てはその人のミスではなく、仕組みの原因だよね。


こんばんは。

愛知県豊明市のティーズヘアーで

チーフをしています大地といいます。

美容師になれるか不安だった自分が

経験値をもとに美容師になるための

考え方やノウハウを発信して

少しでも誰かのお役に立てたらな

という思いでnoteを書いています。

皆さま気軽「スキ」や「コメント」

「フォロー」よろしくお願いします。



ということで今日のテーマはこちら。

「ミスの全てはその人のミスではなく、
   仕組みの原因だよね。」

です。



こんな本があります。

『仕事が早いのにミスしない人は
   何をしているのか?』



著者は飯野謙次さんです。

この方を簡単に説明すると、

東大出身で 、

その後アメリカのスタンフォード大学で

工学博士号取得し

現在は講演活動などで

”失敗” について詳しく説明し

マネジメントなど幅広く

活動されている方です。


工学とは、

機械や乗り物や電子機器の設計や

開発や研究のことをいいます。

要は細かい機械の部品だったり…

みたいなことですね。

飛行機とかでも

小さな部品1つのミスを

許されないような世界の話です。


なのでこの方は

工学の博士号を取得しているので

ミスが許されない環境に

身を置いていた経験があり

”ミスをしないための仕組み作り”

徹底されていました。


わかりやすく言うと

ミスをしないスペシャリストなのです。


それで、

この本に書いてあるのですが

ミスの少ない人は

ミスをしない仕組みづくりを

実践しているだけで

ミスをする人ほど

注意力でなんとかしようと考えている。

このように述べています。


ミスをしない人は優秀なわけではなくて

ミスをしない仕組み作りをただ行っていますよ

というお話しです。



そもそもミスには2つ原因があります。

1つ目に、

 『過去の失敗が共有されておらず
    改善されていない』

ということです。

以前起きた失敗は仕組みを改善しない限り

再び起こり得ます。

以前このようなミスがありました

と共有し対策をしておけば

ミスの確率は減ります。


前にこういうミスがあったよね

とか

こういうミスが起こりうるよね

という想定ができていると

格段にミスは減ります。

1度起きたミスはその場で仕組みを改善し

再発防止しましょうと言うことです。

それができていないと

当然再び同じミスは起こります。


2つ目はこちらです。

『注意力で解決することをなくす』

と言うことです。

これホントよくあると思うんですけど

部下や後輩がミスをしたときに

ちゃんと気をつけてやりなさい

とか

もっとプロ意識を持ってやりなさい

とか

もっと集中しなさい

とかこのように

注意力だけで改善させようとすることって

よくあると思います。

僕もこのようなマインドになっていたことが

ありました。

とても反省しています。笑


人間の注意力なんて知れているんです。


体調が良くない時もあれば

お腹が空いている時もあれば

プライベートで何かがあったり

その時その時で

ささいなことでも

人間の情緒は変わります。

誰だって機嫌の良い時や

気分のすぐれない時はありますよね。

それを人間の注意力だけで

ミスを回避するということは

とても確率の低いことです。

だって人間ですから。

ミスして当然なのです。

仮にちゃんとやりなさいと言った時は

数週間はミスしなくなると思います。

ただ数ヶ月もすればまた

同じミスが発生すると言う事は

大いにあり得ます。

人間の注意力に頼ってはいけません。


この2つをまとめる

ミスが起こる原因っていうのは

① 過去の失敗が共有されていない

② 人間の注意力に頼っている

これによってミスが起こっている

ということです。


ではこの起こったミスを

どのように改善していくのか?

ミスをしないためのポイントに

着目したいと思います。

こちらも2つあります。

まず1つ目は、

チェックリストを作る

です。

例えば忘れ物をしてしまった

というミスが起こったとしましょう。

今後忘れ物をしないように

持ち物リストを作って

チェックをすると言う

作業すれば忘れ物がなくなります。


例えば1日のやらなければいけないことが

忘れてしまって

やり残したことがあったとしましょう。

そういった場合は1日の

やることリストを作り

チェックしていきましょう。

そういったチェックリストを作ることで
 
やり残す事はなくなります。


このようにチェックリストを作れば

忘れる事は無くなります。


続けて2つ目はダブルチェックです。

やはり人間ですから

多忙で疲れている時もあれば

空腹でお腹が空いてる時もあります。

そんな時はどうしても

集中力が途切れてしまいます。

そうなれば数字の「0」が

アルファベットの「O」に見える時もあります。

数字の「1」が数字の「7」に

見える時もあります。

「6」が「9」に見えちゃう

なんて時もあり得なくはないです。


そういったことを防ぐために

2人でチェックすると言うことを行えば

不注意によるミスと言うことがなくなります。


他にも工夫次第ではたくさんあると思いますが

基本的にはこの2つです。


ミスが一度起こったときに

そのミスの当事者に

"これからは気をつけてね"で

終わってはいけないのです。


なぜなら今述べたように

その当事者でなくても

必ず別の人が同じようなミスをする

可能性があるからです。

そしてそのミスをする仕組みが

改善されてないが故に

その当事者や別の人がミスを起こします。


今のミスは新人の子だからしょうがない。

このように考えたとしても

新人の子は毎年入ってきて

永遠に新人の子がミスをする

システムになっています。


それでそのミスをしたときに

その当事者の注意力に頼って

集中してねとか

もっとプロ意識持ってやってねとか

そういったマインドで改善しなければ

永遠にミスっていうのは改善されなくて

そこのミスをする仕組みに

気づけるか気づけないか

ここで大きく変わると言うことが

この本を読んでわかりました。


ミスをしたときに怒れるんじゃなくって

問題解決のチャンスだと捉え

ありがとうと思えるかどうか。

ここの気持ちの持ち方が

大事だと言うことです。


このように考えると

気持ち1つで大きく考え方が変わりますよね。


ついつい目先のミスに目がいって

感情的になってしまいますが

ミスには原因があって

解決策を実施するということが

再発防止につながり

ミスをしないシステム作りが

出来上がると言う話でした。


今後に活かせそうです。

ぜひ活かしていきたいと思います。


といったところで終わりたいと思います。

閲覧ありがとうございました。



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