ピッカピカ星空のお祝い記念日

両親と姉夫婦と私と夫と6人パーティでもって、こないだの3連休を利用して家族旅行に行ってきたんですがね。

名目は両親の金婚式(結婚50周年)のお祝いと、姉と私の両夫sの昇進祝いということで、3つ。
うちの夫の分は、過去のどの昇進なのか或いは今後の昇進予定なのか、対象がグレーだったけど、平等にお祝いしてもらっちゃった。笑

改めてきちっと数えてみると、両親は先月すでに結婚56周年を迎えてましてね。
コロナ大流行なんかがあって金婚式のお祝いをするタイミングを逸してしまい、コロナが明けてからもしばらく経ってるので今更感はあったんだけど、このままグズグズしていてお祝い自体がお流れにならないように!ってことで、急遽このたび開催する運びに。

これが、やると決めてしまったらトントン拍子で日程が決まり(仮置きだったけど、仮置きしてしまえばそれに合わせて予定が空く、という不思議よ!)、場所も以前、母が行ってみたいと言っていたホテルオニコウベに決まった。

父は「サファイヤ婚(45周年)も過ぎている!」とブツブツ文句を言っていたけど、、、それどころかエメラルド婚(55周年)も過ぎてたよ。笑
遅くなってごめんなさい。

つか、56周年って普通にすごいよね?! ∑(゚Д゚)
晩婚組の私にはもはや追いつけない年輪だぁ、と思って驚愕。(交際期間10数年を含めたらいけるかも?だけど、それにしてもこの先さらにウン10年、健康でこんな風に半世紀後の世界を迎えられるかは未知の領域。たどり着けたとしても、私らを祝ってくれる子供的な存在はいないしな。。^_^; )

そんなこんなで思い立って7月に予約を入れ、このたび11月の三連休を利用して、遅ればせながらの金婚式(とか諸々)のお祝い会、無事に執り行うことができました。

「ホテルオニコウベ」はスイス風リゾートといった趣のホテルで、エントランスではハイジに出てくるヨーゼフみたいな、でっかい犬(の「ぬいぐるみ」)が迎えてくれる(昔は、本物のセントバーナード犬がいたらしい!会ってみたかった!(//∇//)♡)。

ホテルの山側正面にはオニコウベスキー場のゲレンデが広がってて、ラウンジの一面ガラス張りの窓から斜面が一望でき、ホテルのあちこちにはアルプホルンがディスプレイされてたりして、これもスイスっぽい気分をもりあげてくれる ^^(・・・んだけど、まだスキーシーズン前なので雪もなく、リフトは停止中だったけどね ^^;)。

ちなみにゴンドラも近くにあって、そっちは少し前まで営業していたらしいけど、近隣の紅葉景勝地のフォロー要員で職員が持ってかれてしまう事情があるらしく(市で運営してるんだって)、今まさに紅葉全盛期を迎えるこの時期は、ここのゴンドラは止めちゃうんだって。

乗ると月山・栗駒山まであたり一帯を一望できるっていうんだから、ここいらだって紅葉で絶景だったろうに、動いてなくて少し残念。やり様はありそうだけど、人員不足はどうしようもないのかな。

しかもここ、ホテルの真ん前に温泉のお湯を引いてるという屋外温水プールもあるんだけど、それも数日前に今年の営業を停止してて。
まぁ流石にこの時期、いくら温泉引いててあったかいプールっつったって外気で凍えるだろうから、濡れた水着じゃ水(お湯?)から上がれなくなりそうだし、営業停止してくれてていいんだけど、リゾート感満載な屋外プールが味わえなかったのは若干、残念だったかな。
きっと、営業終了したのが行った数日前(2日前?)でニアミスだったから余計に、惜しく感じたんだろうね。我ながらケチ根性だわ。笑

さてそんな「夏か冬か、ハッキリ選んで訪れないと、ホテルの目玉がことごとくオフシーズン」(秋は秋で、紅葉が楽しめるはずだったんだけどね。。)・・っていう、若干残念な高原リゾートに来た私たちだったけど、

景色については、宿に到着した時は降っていた雨も夜にはすっかり晴れて、翌日は朝から空気がピーンと澄み渡って、ホテル前の地上から禿岳を見上げるアングルは、青空バックで美しくて絶景だったから、オフシーズン故の残念な諸々も、ヨシとする( ´艸`)

ほんで
今回のお祝い会を多少無理してでも開催してよかったなぁと思ったのが、父の夕食時の挨拶だったりしましてね。

これまで56年もの間、なんだかんだあっても離婚もせず、手術だ入院だはあっても大まかには健康で、長い間の大部分を元気に楽しく過ごしてこれたことに関しての感謝があって、
あとは最近見たとかいう、認知症のドラマの話題に触れて
「もうボケちゃったら本人はどうしようもないから、自分ももしこの先ボケたら、あとはよろしく。」・・・的なことを言っていた。
「あとはよろしく」と、無責任に宣言できる人(娘たち)がいることも幸せなのだとか。

んで挨拶の最後に、
「自分らに孫ができなかったことが残念。」と言っていた。(私にも姉にも子供がいないので)

結婚せい!とも、子供産め!とも、これまで一度も言わなかった父からまさかの本音が漏れた瞬間だったりもして。
今までずっと遠慮して、気を使って、本音を言わないで来たのかもしれないけど、とうとうここで言った。
本音はこう思ってたんだぁとわかり、それはそれは申し訳なかったなと思いつつも、今となっては、ごめんねぇ、としか言えず。

今更言われてもどうしようもけど、もしまだなんとかなったかもしれない時期に言われてたらどうだったんだろうね?!と一瞬、現実と異なる世界線を想像してみたけど、、、
言われてたとて、たぶん子供はいなかったよな。子供は多分、もっともっと前々から計画しとかんと!無理!!
子供(孫)がいる世界線とか、今更想像できない。笑

そんな今更びっくりの話も混ざりつつの挨拶を聞きながら、夕食会場でたらふく飲み食いをして、そのあと両親の部屋に移動して記念品の贈呈式などしつつおつまみで飲み食い二次会を楽しんで、宴もたけなわ、夜の11時前くらいにその日のお祝いの宴はお開きとなったのでした。

んで、そのあと
寝る前の夫がタバコを一服しに外へ行ったときに、満点の星空を見つけてきましてね。スマホで呼ばれて私も見に行ったんですが(両親にも声をかけて一緒に見た)

スキー場のライトアップが終わった空は、新月を過ぎたばかりで月明かりもなく、ひときわ闇度を増して暗く黒々として、そこで見た星々は対照的にそれはそれは。。ビッカビカに光ってて、星という星がえらいくっきり、1つ1つが主張してくるようによく見えたんです。
教科書で習うような星座もハッキリ見えたし!・・・まーでも、言ってもわかったのはオリオン座くらい?か。アルデバランとか。冬の大三角は地上には昇ってなかったかな。もっと星座の知識があればよかった!!

冷え込んできて浴衣姿で外に長居はできなかったけど、思いがけず、なんかいいものを見せてもらえました。

今、リンクとかも追加しながら、このときのことを思い出しながらこれ加筆修正しながら書いてますが

父の隠されてた本音を垣間見たその日、たまたま満天の星空を目にして感動した直後だったんで、そのままアップするつもりでスイスイこの記事を書いたんですよね。

でも、酔いのせいか、眠気のせいか、
だからなんだ。
・・とオチのあるような文章はその日のうちにどうにも完成させられず、宙ぶらりんの下書きのままで寝落ちして残ってましてね。。

イマココ。
後から加筆修正しようと思っても、やっぱりオチなんて、考え直してみても特になかったわ。笑

オチはないけどこの日のことは、ものすごい豪華な星空を見たせいか、宴会で父が喋った本音とか、何かの折に思い返したりして、この先も割とずっと、覚えていられそうな気がする。

それにしても、お祝いの会は時期がずれてても、多少無理してでもやるべきだなと改めて実感したかな。やって正解だった。
何かにかこつけて集まった結果、みんな揃ってお祝いできて、共通の楽しい話題ができてよかったなぁ、と。

景色も思い出も、共有する相手あってこそ。
ありがたや( ´艸`)


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