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Xデザイン学校 ベーシックコース2023 #02_23.06.10 リフレクション

私のリフレクションはその日だけのものではなく、その前からの関連するものやそうでないようなものも含んでおり、備忘録のような日記調になっておりますがご容赦ください。。

第1回〜第2回までの間

第1回のリフレクションは自分の過去から始まったが、その自分から次はどうしたい、どうありたいを考えた。

確かに生きていくための手に職をという気持ちもある。
皆さんのnoteを読んで現在の自分の立ち位置が少しわかったというありがたいこともあった。先日山崎先生のソーシャルイノベーション研究会にも参加させていただいて、正直ちんぷんかんな状態で場違いにすら感じるほどだったにも関わらず、この考え方は大事だし理解したいと思えた。
やっぱり今のところはどちらかというとまだ広く世界平和的なことに関心がある状態で、まだ絞り込めない。もしくはすでに出会っているが、まだその奥深さを理解できていないからかもしれない。
まだ知識が足りない。見えていない感じ。

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今更ながら、自分は目からの情報でかなり左右されるという発見をした。
1回目の録画を通勤途中に見ていたが、のぞき込まれるのも困るし、やや眠いのもあって、聞き流して聞いていたら全然違った印象で講座の内容が理解できた(むしろ目が覚めた)。もしかして目から入る情報に、脳の処理の大部分が取られていた?と感じた。
絵の説明以外の部分は、目を瞑って聞いて理解度を深めたいと思う。

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仕事でリサーチの失敗をした。
webリニューアルの案件をすることになったのだが、私はその案件に初めて参加することもあって、上司が「初めて見る人の視点で意見が欲しい」ということで意見を出した。そこまではよかった。

その後引き続き案件に関わるということで、その会社の競合他社のリサーチをすることになった。競合のページの内容を抽象化したページ内のフロー(順番)を洗い出すことになったが、競合のページの内容の抽象化に戸惑いが出た。なぜなら業務内容と事例が混在・分離だったり、事例が本当にそこの実績・参考例の区別もつきにくかった。また事業内容の説明も混在・分離があったりなど、どう分けていいかわからなくなってきた。そのため一旦自分なりに意味をまとめて、そこから抽象化する作業をしてみて、そこから抽象化をする作業をした。

上司に見せてみる。
この抽象化、どうするんだろうなーと軽い気持ちでいたのもいけなかった。 というのも抽象化したものは、その並び順について多数だったものに決定しただけだった。(抽象化っていうか、カテゴリだったのかもしれない)

ここでようやくズレに気づく。
visiter目線で意見を求められた次に、いきなり内部目線で作業することになった時に、きちんと価値感(目指しているもの)の共有ができないまま来てしまっていた。
そこでようやく「あ、私の作業(少なくともこの時点では)無駄だったなー」と気づいた次第。

上司は新たにキーワード加え説明してくれたが、まだ価値観共有ができていないので、私はとりあえず競合他社の良き箇所について「こんな理由でこれは参考になりそう」というマーカーをつけたが、上司が忙しくてそれが確認できず現在ペンディング。
見ておくといっていたが、一緒に資料を見ながら価値のすり合わせしたほうが良さそうだ。


第2回 エスノグラフィ/行動観察のリフレクション

エスノグラフィについては、先生が説明してくださったよくある間違い認識の方にぴったり当てはまっていた。
そういう本読んでいたが、斜め読みしていたなと気づくと同時に、先生の説明の方がより細かく区切られていたので、なるほど!感を得ることができた。

こういった本を読んでいると、どこまでがその範囲かの定義付けが大切なのかが説明されている。概念的な部分なので、例題で理解すると、別のパターンに遭遇した時に咄嗟に判断できるか、私には全く自信がなかった。
先生はさらっと説明されていたけど、そういう視点の区分けがあるんだ!という発見ができた。 ただやはり概念なのでこれを現実の具体的な事象にちゃんと照らし合わせができるかは経験の積み重ねかもしれない。
普段の思考でも概念←→具体の行き来はやっているとは思うけど、どれが当てはまるかがわかっていない。きっとなんとなくやっているからだろう。
もっと客観視を養わねばと思っている。

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この話をしているときに思い出したことがある。
海外旅行する人は必ずあると思うが、日本での常識やシステムにいかに影響されているかがわかる瞬間がある。

私はヨーロッパ旅行で電車の利用が多く、事前に買っておくと安いことがあるので利用するのだが、ベルギーからパリに向かう特急の指定席(10年近く前)で初めて遭遇した。事前に「そういうこともある」とは聞いていたので、これかと。

指定席なのに、そこに人が座っている。。

blog情報では「言えばどいてくれる」とあったので、そのおばあさまにお声がけさせてもらった(切符も見せた)のだけど、言っている内容が理解できなかったのと、ニコニコしていたのであまり強くいうのもはばかられ、その隣の空いているところに座った。
ほぼ満席状態だったので、もしかしたらおばあさまの席も誰かが…だったのかもしれないと思ったが、なぜ指定席を無視??何のための指定席??という気持ちに。

数年後、イギリスで乗った列車では、指定席ではない切符で乗車する。
早朝でガラ空きだった席の適当なところに座っていると、検札の人に
「座席上の棚にある小さなデジタル表示(※下の写真参照)に予約があると出る。この席は〜駅までは空いてるから大丈夫」
と言われた。予約されている駅間以外であればご自由に、だった。
そうか、だから

空いていたら、人が来るまで座って良い

という文化なのかということに気づいた。
検札の人に言われなければ、この車両が指定席・自由席の混合なんて気づかなかった。そしてよくみていると数駅過ぎるとデジタル表示が変わるので、座った時は「空いてる」でも時間が経つと「予約済み」になる。(ちょっと面倒?)
多くの国がこの方式で、日本がむしろ珍しいらしいという事実を後で知る。

私の想像では「空いている席は有効活用する、来たらどけばいい」という精神があるのかも…と思った。日本では難しいんだろうな。。

16は空席、下段左端の”15 Reserved …"が見切れていますが、バーミンガムから予約(1か2駅前から予約表示)

質的調査の全体像

この重要さをおっしゃっていたので、以下の点を心に刻み、留意するようにしたい。講義の録画とちゃんと答え合わせしようと思う。

質的調査の実施


  1. 何事もその場で聞く(すぐに聞く、時間を置かない →時間が経つと最適化されてしまうから)

  2. (後で)インタビューだけでは難しい(回顧しているから)

  3. インタビューよりも行動を見た方が早い。そしてその直後に聞くと(今起こったばかりなので、整頓されていない、要約されていない)本当のことが聞ける

質的調査で明らかになる事情


インタビューで何を聞き出したらいいかわからなくなってしまったら 以下の3つをわかるようにインタビューすると良い。

  1. 人の行為の全体像

  2. 潜在的なニーズ  1と2は似ていたり、一緒だったりすることがある

  3. 暗黙のうちの価値観 ←ここが人によって違う

前回までこの質的調査部分の理解ができなかったが、少しだけ「そういうことか!」と掴めた気がする。

初めての正式グループでの作業

ビジネスモデルの作成
プラットフォーマーについての書き出しが思い浮かんでは消し思い浮かんでは…を繰り返してしまい時間だけが過ぎてきちんと書けなかった。 日頃あまりサービスについて考えていないなと反省。
もうちょっと「あれがあるとこんなことできる」の視点で日々の中で見ていきたい。

発表者
1回目では他の方に頼りっぱなしだったことと、私だけ発表してないようだったので、今回初めて発表者に。
仕事ではSESという立場なので、あまり喋ることもないため、かなり緊張で辿々しかったと思いますが、先生がそれを察してか、あまり鋭いツッコミをすることもなく無事に終わってホッとしております。
他のグループに聞いてられた「このサービスに決めた理由」をどうか聞かれませんように…という祈りが通じて(?)よかったです。
多数決で決めて理由を聞けていませんでした。。

グループワークでの注意点

  1. 必ずトライアンギュレーションが大事(一人の意見に流されないように!)

  2. アイデア勝負的なノリで決めないように(煮詰まったら冷静になるように心がける)

そういえば奥山さんのチームのお話は気になっていましたが、またタイミングよき時にお聞きしたいです。

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ヘッダのイラストは
Loose Drawingさんの、目標達成を目指すチームのイラスト をお借りしました。 ありがとうございます。

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