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Xデザイン学校 ベーシックコース2023 #10_24.2.10

私のリフレクションはその日だけのものではなく、その前からの関連するものやそうでないようなものも含んでおり、備忘録のような日記調になっておりますがご容赦ください。。

今回はこれから先、私が振り返ってみるためのまとめにもしたいので、長文ご容赦ください。

第9回〜第10回の間

第9回の発表準備でダメ出しをされた私たちは、オフィスアワーでどうにかOKをいただき、きちんと組み立て直し、その1週間後(講評の1週間前)のリアルオフィスアワーでようやくお墨付き(?)をいただいた。チームメイトの立ち直りの速さに私も負けぬよう、動画担当で追いかけました。

正直この段階で絵コンテ、シナリオをきっちり描いてる暇がなかったこともあり、私の解釈で進ませていただいて、確認、調整のスタンスで作成していきましたが、初めての動画編集の操作であったり、素材の扱い方、話の組み立て方など手探りではあったものの、どうにか木曜の共同MTGに漕ぎ着けられたのは幸いでした。リアルオフィスアワーでお会いしたFチームの方と「良かったら練習会しません?」のお誘いがあって、他者目線を得る機会をいただけていたからです。

…が、自分が連日の深夜作業で、木曜は家に帰るのがやっとでやむなく欠席。。いただいたFBを翌日金曜夜に対応(全部はできず…ごめんなさい)して、当日のAMにチームで確認(確認ていうか、OK出すしかないですよね。。と思いながらも)いただいて、私のパートおおよそ終わった。

怒涛の1週間ではあったものの、私はこの動画作業自体は楽しく取り組めたことはありがたかったです。やっぱり作る作業は私の必殺技なのかも。
実はこの間に動画編集だけではなくグラフィックアニメに気が向いてしまい、一瞬After Effectsやってみたい衝動に駆られてしまったのですが「間に合うかいっ!!」という大声のツッコミを自身にすることで回避しました。

深夜のテンションは人を狂わせます。(←この部分はクラスの皆さんに賛同してもらえると確信しています)

第10回 発表と講評

私たちのチームは「ビジョン担当だ」ということで、発表前に講評時の質問想定を考えましたが、思想的なところもあって具体的なサービス内容やCVCAがないことから、あまり思い浮かばないまま本番を迎えました。

自分が担当した箇所の発表。私は動画の紹介のみでしたが。
その後にチームメイトのスライド発表。練習に近い速度でできたので、10分以内でできたと思います。

そういえば今年は昨年と違ってタイマーカウントダウンの表示がなかったのですが、発表者側に気を遣っていただいたのかな?と都合よく解釈しました。。

そして講評。

やはり昨年部外者で見た時と、今年当事者となって見た景色は全然違うものでした。
TC社様、山崎先生からのFBはとてもきちんとしたものをいただいて、ありがたかったです。

講評内容としては、TC社様から「これそもそもサービスじゃない」と言われ、「ごもっともです」と思うしかなかった反面、「最後の部分は改めてそうだなと考えさせられました」であったり、「課題は複雑だけどやっぱりゴールはそこだよなと思いました」というご感想を頂いたことで、改めてみんなが望む大きな課題なんだなと実感しました。

山崎先生からは「GPSとかでは無理だ」と言われましたが、私の心の中では「未来には別の通信が生まれてるはずだ」と頼りない反論をしていました。
でも確かに「これはアプリを入れるだけで、ユーザーに何のメリット(実感としての楽しさ)もない。安心安全は空気のようなもの」というのはおしゃる通りでした。当たり前の価値に対してユーザーに一手間加えるようなものなので、多くの人に使ってもらう仕掛けの考慮の必要性を教えていただきました。

自分が作成した動画は、使い方と仕組み説明で終わってしまったため、確認のFBでもユーザー体験がないことをもらっていたので、「やっぱりFBやっとけば良かったな」とチームへの申し訳ない気持ちでいっぱいです。

講評が終わって、なんとなくロス感がありました。
どうやら思っていた以上にこの講座の課題が、自分の生活の中に入っていたようです。「どうしたらいいんだろう」みたいな感覚があってびっくりしました。

でも先生がおっしゃっていたように、課題を通してこの業界周りに詳しくなったことで、関連のニュースには敏感になるのだろうと思っています。チームでいくつもサービス案として形にしてきましたが、その辺はきっと気になり続けるのではないかと。

1年を振り返って

この学校を通して、想像とは違うたくさんの発見がありました。

まず体系的に学びにくるだけのところではないということw
「ここで学べば何とかなる」と気軽にきたら、思惑と大きく違っていましたが、思惑よりも大きな学びがあったことは確かです。
私はチームビルディングを初めてやりました。私は過去に、このような同じ課題に取り組むチームとしての仕事をしたことがないような人間です。何もかも新しいことばかりでした。どう動いて良いのか分からず、様子見してたため働きが悪かったと思います。皆さんには何となくわかることでも、私にとっては初めて経験することばかりでした。

また、チームの中に身を置いてみて、年代の違う、会社関連以外の中での自分の立ち位置というか、今どきのレベル感というか、を知ることが想像以上にありました。
私はきっとこのクラスの皆さんより先生との方が年齢が近いと思われるので、キャリアチェンジを考えるにしても色々と違うことがあって、同じやり方では無理だし、若さと比較されるので、別のやり方を考える必要があることを改めて理解しました。
でも先生と近いからこそ、皆さんより理解しやすいところも少しあった気がします。

チームメイトはたくさんの時間を割いて資料を集めてくださっていたのですが、私が読み込む時間がなく、解像度低いままMTGに参加してもあんまり役に立たないな…という気持ちが生まれたこともありましたが「そんなことでぐずっても意味ないな」と開き直ってました。すみませんでした。。
皆さんの方がよっぽども大人で、見守ってくださったことに深く感謝します。

そして課題をいただいたTC社様、チューターの奥山さん、そして、とことん実地訓練並みの講義とオフィスアワーを作ってくださった先生に感謝します。何度も練り直す時にチーム力を本当に試されるので、チームビルディングの重要性が最後になって最大限に発揮されたと思っています。ありがとうございました。

自分の気づき①  目標の持ち方

たしか、最初のチームビルディングの時にありたい自分を「ファシリテーターになりたい」と書いてましたが、これは私の悪い癖(悪い癖いっぱいある)でして、実現可能なところじゃなくて大きな夢のところまで引き上げ過ぎて、結果「できませんでした」パターンになること。途中で気づきました、ただのないものねだりだったなと。

↑でいう目標の、前段階の「どんな人になってみたい」とか、「どんなやり方を見て真似てみたい」と思ったとか、そういう具体的なものがあって「◯さんのように、人の意見を引き出せる人」とか「話に流されず、客観性を持ち続ける視点を持つ」など、自分が行動につなげやすいものにすべきだったと反省。
実現の近づくための具体的な目標の作り方を理解できたのはよかったです。

自分の気づき②  興味を持ち、行動して情報を得ること

私がここに来て獲得できたと実感できるものは、この行動力だったと思います。
自分でも意外ですが、意外と好奇心が強くてまっすぐ行ける人だったんだ!と思ったほどです。本来はうまくいかないことたくさんありそうとは思っていますが、初回チャレンジがとても協力的な方で成功体験となったのは本当にラッキーでした。

体験利用程度では見えないものが、長く使う方からの目線で驚かされました。生の声の重要性を体験できたことは、次回への大きな一歩になったと思っています。

自分の気づき③  人の話を即理解する能力の低さ

1年を通して、今だから言えますが、前半は特にチーム内で発散する作業が苦痛だったのを覚えています。
歳のせいや初体験だけの理由ではなく、ちょっと気が緩むと別の空想だったり、こういうことかな?と考え始めたりしてしまい、集中できない自分がいました。それはチーム作業に入る段階になって「今からやること」がわからず。。
話を聞いている瞬間は理解するけど「その考えを持って今からやること」になると「何やるんだっけ?」になっており。。周りを見て「そういうことか」と思うことが何度かありました。

意見を求めらると、的を得ていないあやふやな答えしかできない自分だったので、講座の動画を見返す作業が欠かせなかったのです。
なので「この仕事向いてないかも」と何度も頭をかすめましたが、そのくせ「元をとってやる!」という気持ちであったり、この作業自体は好きだったこともあり何とか続けられました(先生、この価格設定は私には十分いい働きをしましたw)。
最後の方で少し追いついてきた感じがあった(自分の分野に近いこともあった)ので続けてきて良かったと安心したのを覚えています。

noteを1回でも休んだらその緊張の糸が切れる気がして、必死になってた部分もありますが、どうにか欠かさず、自分なりに振り返りをまとめられて良かったです。その時の気持ちを思い出せるように書けたなと、自己満足がかなりありますが。

この改善は会話の機会を増やせばよくなるのか、集中力の問題なのか分かりませんが、自分の課題としてこれからも心に留めていきたいと思っています。

自分の気づき④  本質をみることからいつの間にか離れていた

学校では本質を見極めていく作業をたくさんしてきたので、自分の生活の中でも以前はあったのに、いつの間にかなくなっている(意図的に無くした?)ことに気づきました。

ここ2、3年は仕事がクリエイティブよりプログラム方面が強くなってきたこともあり、生活へのこだわりというか興味がかなり薄れていました。(例えが良いか分かりませんが)随分前の出向先で昼ごはんにシリアルをガサーっと開けている人を見て「あれはないな」と思っていたのに、その方向に近づいていた自分がいました。
自分の中のこだわりとか配慮とかが、面倒になってしまっていたようで、美しいもの(人の心を動かすもの等)が好きだった自分がいないことに気付かされた気がします。(悪い意味で)タイパを追いかけすぎたのでしょうか。そういう気づきがあったし、そこから脱出したいと思えたのは良かったです。

これから

こんな自分なので、本当ならもう1回ベーシックを受けても同じくらい学びがありそうですが、正直に申し上げるとお金がありません!w

ギリギリで参加していたので、まさかこんなことになろうとは。。と思いましたが、やはりそれ以前に、最初の頃に思った、知識の部分が圧倒的に足りないですし、それを得ながら同時に学んだ流れを考えることや、チーム作業において自分に足りない部分など見つめ直す必要があるなどいっぱいあるので、そこを補完していきたいです。

あと、ちょっと前のめりですが、UXデザインにキャリアチェンジできそうです。Xデザイン経験者が3人集まれそう(⁉︎)なので、楽しみで仕方ないです。

このあとのやることリスト(教訓も含む)

ここに書き出すことで、自分の次へのアクションの決意(自分への戒め)にしたいと思います。

  • (前回からの続き)学んできたものを再点検。理解の可否を洗い出す。

  • 理解の可否再点検のための、自分用の説明書を作る

  • なんかの集まりに参加や主催する(ネットワークを広げるような活動をする)→別の趣味・アクティブを考えても良いかも

  • 意味調べや気になったものリストを(このリスト含め)Notionに作っておく。いつでもすぐ見れるように。

  • 今、積読になっているものを、丁寧に、でもつまらなくならないように読んでいく。感想も書いてみよう。

  • 「うわ、苦手だ」と思ったら、理解の行動をしてみる。そうすることで大体はそうじゃなくなる。

  • まずは健康になれ。健康だからこそ思考ができる。

  • MTGの前にMTGの目標は何か、その目標のための情報整理をしてから臨むこと(時間無駄にしない)

  • 憶測するな、詳しい人に聞け。で、空きあらば仲良くなれ。

  • 提案は臆さずすべし。ちゃんと根拠持ちつつも重くならないように(NGのたびにぐったりしちゃうから、根拠を持つとその考え方が合っているかの答え合わせもできる)

人と繋がっていくことって、嬉しいし、ありがたいです。
そういう場所にしてくださった先生に、改めて感謝します。

合間をみてXデザインのイベントに参加したいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

完。

ヘッダのイラストはLoose Drawingさんの、プロジェクトの企画・設計をするイラストをお借りしました。 ありがとうございました。

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