Xデザイン学校 ベーシックコース2023 #06_23.10.14
第5回〜第6回の間
この間に大イベントがあった。
「フィールドワーク」をしたことがなかったのでやってみたい、だただた単純にそれだけの気持ちで、初めて聞いた時からやりたいと思っていた。
軽い気持ちだったが、想像以上に大変(主に自分の体力)だったけど、大きな収穫があったと思う。ベーシックの内容と被るところがあって、復習のようになっていつもよりは知識の定着ができたと思っている。
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#06 アイディア創出と受容性評価
冒頭で先生がおっしゃっていた大事な言葉
「アイデアは質より量」と「成功と失敗」。
「アイデアは質より量」
これはちょうど、この1ヶ月間、アイコン50個作る仕事があった。
既存の医療系業務システムに、機能を追加するために発生したアイコンだった。
データの使い方がとても特殊で、開発環境で仮実装しているものを操作させてもらっても、医師がどんな情報を必要としているのかわからないので、普通の予測だけでは無理だった。
多くは詳しい回答(何のために、どうしてそんな動きが必要かなど)をもらってから始めたくらいだ。
そのため、この既存システムのメジャーな部分を把握する作業が、アイコン作成時間と同じくらいかかったが、その際のアイコン提案に量をたくさん出したパターンがあった。
なぜなら、その機能が一般的ではなく、既存のアイコンでも表現されておらず、先方と「何をもって、それたらしめる直感的なマークになるのか?」の手探り作業だった。この時はまさに質より量で乗り切った。
アイデア作成のこの感じ、「これならどう?」「こっちはどう?」みたいな、重すぎないこの感覚を覚えておきたい。
「成功と失敗」
常日頃あるのだけど、ここ最近は京都のフィールドワークで、やるべきことと自分のハードルを超えることの優先度が気持ちの上で入れ違ってしまい「これは何のためにやっている?」ことがあった。これ以外にも、この手のことはこの学校で何度も体験してきた。
その時大事なのが、「さっさと直そう」っていう軌道修正に集中できるようになること。勿体無い気持ちが強いのか、いちいちぐったりと落ち込んでしまう。
今のところまだ頭と体が追いついてないが、これは引き出しをたくさん用意できるようになることがまず第一。そして、引き出しはジャンルを問わず、幅広くすることで、掛け合わせのイノベーティブができることを目標とすれば、いつか追いつけるだろうと思っている。
あとは、取り組む時、意識的に取り組む対象のジャッジラインを明確にしておくことだったり、その言語化(説明できる自分)の訓練も必要かな(結構いっぱいあるなぁ。。)。
この2つはその後におっしゃっていた「こだわりを捨てる」というところに通じるもので、こだわっているからこそ「ダメ」とわかった時のインパクト強く感じてしまっていたり、勿体無いが強く働いてしまっていたり。。
これ、アイデアが違うと言われただけなのに、なんでしょう、自分を否定された気持ちになってしまうこの感じ。アイデアなのに。 アイデアが自分の子どもくらいに思ってしまっているのかしら。。
今回の私への大事な学びとして
「すっごいアイデアを出す人は、必ずその前にたくさんの失敗をしている」
をデスクに貼ることにします。
あと。
自画自賛な感じになりますが、うちのDチームのビジネスモデルは未来に向けたとても良いものだと思うので、何としてでもいい形に持っていきたい。
たくさん案を出してくれたチームメイトに感謝です。
これからプレゼンまで突っ走れたらいいなと思います。
ヘッダのイラストは
Loose Drawingさんの、物事の全体が見えない人のイラスト をお借りしました。 ありがとうございます。