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会員 花守 玲 TS/MtF 自己紹介

初めまして、またはいつもお世話になっております。
花森 玲(@ReiHanamori)と申します。
ひょっとすると、初期に用いていたふぉれすてぃという名前で私を知る方もいらっしゃるかも知れません。

私は自分のことを女性であると思っていますが、現実はそうではありません。私の性別は男性です。
それは、女性ホルモンを投与しても、外性器を女性のそれに整形しても、仮に戸籍上の性別を変更したとしても、変わりません。

人間は性転換できません。
性別とは、『生物学的な身体差異の別』であり、身体のみに存在します
心の在り方は、性別の決定に影響しないのです。

私の個人的な願い

私は人間です。女性は人間です。GID当事者は人間です。男性は人間です。
等しく人間です。ですから、私達は等しく『人権』を有するべきなのです。
同時に、私達の誰もが『特権』を有するべきではないでしょう。

#特例法廃止を求めます

『男性』が女性の性別分離空間に侵入する権利を有することは『特権』であり、女性の人権が侵害されます。

『TV・TG(性同一性障害辺縁群)当事者』『TS(性同一性障害中核群)当事者』が自己の性別や性的指向に対する『生物学的事実とは違う思い込み』を他者に強制し、それに従わなければ『差別だ』とする法律に庇護されることは『特権』であり、非当事者の人権が侵害されます。

日常生活に支障がない程度に性別違和を緩和する為にSRS(性別適合手術)による外性器の整形を要するTS当事者については、既にGID特例法が制定されています。これは、SRSを受けた当事者の戸籍上の性別を異性と『見做す』法律です。
前述の論理に基づけばGID特例法はTS当事者に特権を与え、非TS当事者の人権を侵害する悪法であり、即刻廃止するべきものに思えます。

ですが、TS当事者にGID特例法という『特例』が与えられたのは、制定当時よりTS当事者に対する差別・蔑視・迫害・無理解等が存在しており、『戸籍性別の変更』によってしかそうした差別他を払拭する方法がないと考えられたからという側面は存在しています。

私は女性女児の人権と安全を守るため、凡ゆる男性は女性の性別空間に入れるべきではないと考えています。
性別の意味を『生物学的な身体差異の別』からずらす事は、男女の人権の公平性(公平not平等)のために考慮されるべき『生物学的な身体差異の別』透過することだと考えているため、女性差別の極みであると考えています。
よって私個人はGID特例法に強く反対しており、廃止を望んでいます。

#GID当事者への差別解消を求めます

だからこそ、GID特例法が必要のない世の中になってほしいと考えています。

GID/MtF当事者を『ミソジニー故に性転換しようとしているミソオス』とするのは科学的根拠に基づかない偏見であり、そのように罵倒する事は人権侵害です。
GID/FtM当事者を『過去の辛い体験から女性を辞めたくなった可哀想な人達である』と一方的に決めつけて勘違いした同情を公衆送信する事は、そうではないFtM当事者に対する侮辱に他なりません。

GIDであることによって生じる体験は、GID当事者のみが語る事が出来ます。
GID当事者以外が、根拠のない憶測や偏見に基づいてそれを語る事は『マンスプレイニング』に相当する行為であり、許される事ではありません。

私は過去に、GID/MtF、つまり『男性』の身体を有する自身に対する自己嫌悪、同じGID/MtF当事者に対する嫌悪・恐怖故に、GID当事者に対する不当な差別的言説や誹謗中傷を行なった事があります。その際に、GID/FtM・NB当事者を透過し、GID/FtM・NB当事者に対するマンスプレイニングを行なった事もあります。
これらについては、この場で謝罪させて頂きます。申し訳ありませんでした。

私は今後、性別不合当事者の会を、女性女児の権利安全を守るために、トランスジェンダリズム(TG・TV当事者に、SRSを行わずに戸籍性別を変更する『特権』を与えようとする一連の運動)に強く反対するGID当事者の団体、というだけに留まらず、GIDであるが故に生じた体験や経験、被った差別や蔑視、迫害や無理解等を、GID当事者のみで語り合い、公衆送信していく場所にしていきたいと考えています。

#GID病理究明を求めます

同時に私は、GIDの病理が解明されることを強く望んでいます。

そもそも私達TSは、GenderではなくSexに違和を感じています。
何故、『性』同一性障害なのに、Gender Identity Disorderなのでしょうか?
何故、『性』同一性なのに、Gender Identityなのでしょうか?
これは、現状の『性同一性障害』の臨床研究が既にGenderカルトに汚染され切っていることを示すでしょう。

ここに、私がGIDという呼称を嫌い、人間は性転換出来ないことを理解していながら、現状のGID中核群の旧称であるTransSexualを頑なに名乗り続けることを決めた理由があります。

Genderが解体されれば救われるTransVestite、TransGenderとは違い、Gender解体ではTransSexualは救われません。
TransSexualは現状、不治の病と言えます。
それなのに、私達TransSexualのSex Identity(性に関する自己同一性)について、究明することが差別だとされている現状は明らかに異常です。

TransSexualのSex Identityには先天的なものが存在するのか。後天的なものばかりなのか。
心因性で治療可能なものは存在するのか、その他の原因・または心因性ではあるが、治療不可能で緩和ケアを行うしかないものが存在するのか。
こうしたことが科学的根拠の下に確と解明されるべきでしょう。

そうすれば、GIDの診断が科学的根拠に基づいて行えるようになるだけでなく、TSとTG・TVの明確な分離が行えるようになり、本当に性別違和の緩和ケアを必要とする患者だけにSRSを適用することが出来るようになるでしょう。

私はいつか、男性という『特権』に塗れた化け物が、それから解放され『人間』に戻ることを願っています。
女性が当たり前の『人権』を完全回復し、『人間』として扱われる社会を願っています。
GID当事者が当たり前の『人権』を回復し、『特権』から解放され、『人間』となることを願っています。

そうなればきっと、今は反出生主義者である私もこの世に新たに命が生まれ来ることを憂慮せず、手放しに喜べる日が来るのかもしれません。

最大の望み

最後に、私は何よりも。
『女性愛(後天)のGID/MtF当事者』として声を上げ、『トランスレズビアン自認男性』の欺瞞を暴き、レズビアン・バイセクシャル女性の人権と尊厳・安全を死守することを望んでいます。

私のプロフィール

花守 玲(はなもり・れい)。
27歳。職業は統計・機械学習・データ基盤を中心に扱うアナリスト/エンジニア。現在精神を病んでおり、休職・療養中。
趣味は読書と西洋の童話や占術、民俗についての知識を得ること。
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミクを好んで遊んでおり、ゲーム中のユニット『MORE MORE JUMP!』のファン。

24歳の時、GID(性同一性障害)/MtFの診断を受ける。性別適合手術は未だ受けていない。
過去の父親からの暴力・性的虐待、男性からの暴力・いじめ・性的な嫌がらせ・性暴力被害経験により、強いミサンドリー(男性嫌悪)・男性恐怖を持つ。
中学時代からの最大の親友であった、同い年のBisexual女性と同居・共同生活している女性愛者(後天)。非婚・非交反出生主義者。

私の性的指向

私は女性愛者ではありますが女性ではないので、間違っても『Lesbian(女性同性愛者)』ではありません。
ですが、私が『Straight(異性愛者)の男性』かと言われると、そうとも言い切れません。

これは、私がパートナーと、『女性同士の性愛・恋愛』を望んでいる為です。
ですが、同時に私は自身が『男性』であることを知っています。
私にとって、男性器の有無は関係なく、男性の身体は『全身凶器』です。
私は終生、パートナーと交わる体を持ち得ません。
このため、私がパートナーに対して有しているのは、心の触れ合い、即ち恋愛感情のみになります。

故に、私は散々頭を悩ませた後、最終的にレズビアンの皆様の尊厳を考慮し、単に女性愛者と名乗ることにしました。

私自身の経験に基づき、GID/MtFの女性愛者は非交(・個人的には非婚も含めたい)以外存在し得ないと考えています。
またこれは伝聞ですし、男性身体が受け付けない私には良くわからないのですが、MtF界隈では一般的に、容姿に恵まれたGID/MtF同士のカップルがMtFビアンと呼ばれているのだそうです。

つまり、レズビアンやバイセクシャルの女性と交接を望むGID/MtFは存在し得ないはずで、そうした目的でレズビアンやバイセクシャルの女性に接近するトランスレズビアン自称男性は最低の大嘘吐きであると考えています。

私の生活歴

幼少期〜小学生

出生時、母が40代、父がアラフィフであり、高齢出産であった。

幼い頃に初めて抱いた将来の夢は「アイドル」であったが、これに対して両親(特に父親)が(熾烈な虐待を伴う)強い拒否反応を示したため、泣く泣く「パイロット」としていた。

幼稚園児の時は、女子2人、男子1人と特に仲が良かった。
小学1~2年生の時に男子から執拗ないじめに遭い、女子に紛れて遊んだり教室で読書して休み時間を過ごすようになる。
小学3年生の時の学芸会を機に、明確な性別違和を自覚。
小学5年生の時に初めて男子に恋をするが、既に男子には好きな女子がいたため、告白できず。
小学生時代を通して、男子から暴力を伴ういじめを受けており、大怪我をしたこともあった。

中学生

中学1年生の時、男子生徒のコミュニティに馴染むことに失敗、孤独な1年間を過ごす。
中学2年生の時、一念発起して男子生徒のコミュニティに無理して馴染もうとする。最初は上手くいっていたが、どこか上手くいかず、また、コミュニティに順応するためについていた多数の嘘が露呈し、一転して極めて執拗な排除を受けるようになる。

これがきっかけで根強い男性不信を持つようになり、休み時間や放課後に学校の附属図書館に篭るようになる。
図書館で、借りる図書の趣味が極めてよく合う現在のパートナーと出会い、意気投合し友人になる。

この頃、2D弾幕シューティングゲームと出会い、画面の華やかさに虜になり、自分でもこんなゲームが作ってみたいと思い立つ。
この頃から化粧に興味を持ち始め、お小遣いを貯めて密かに化粧品を買い始めるようになるが、定期的に父母に発覚し、捨てられる。

中学3年生になると、放課後、部活動のない日は親友と図書館に篭り、部活動がある日はコンピューター研究部の活動にものめり込むようになる。プログラミング言語C++とDirectXについて独学で学ぶようになる。

高校生(中高一貫)

高校1年生の時、中学時代から一緒だった男子生徒の悪口を聞いた新入生の男子生徒に虐められるようになり、男性不信が更に強まる。
この頃になると「いつも図書館かコンピュータールームにいる人」として親しまれるようになり、特に図書館で女子生徒の友達が出来始める。

高校2年生になる頃には女子生徒グループの一員にまでなり、この頃には相互に一番の大親友となっていた現在のパートナー以外にも女子生徒の友達が出来るようになった。

好きな男子生徒が出来、性別違和を告白した上で、いわゆる『例外男性』として親しくしていたが、告白は断られた。
(この男子生徒は、誰にでも優しくするタイプの男性であり、私が勘違いして懐いていた所はある。)

修学旅行の折、就寝時に同室の男子生徒から嫌がらせを受けたり、無理やりアダルトな映像を見せられ、好きだった男子生徒に助けを求めたが見て見ぬ振りをされたことがきっかけで、男性不信が男性嫌悪に変化した。

高校2年生・3年生の頃には文化祭で自作の2D弾幕シューティングを公表出来る程度のプログラミングスキルが身についていた。グラフィック周りは、絵を描くのが得意であった女子生徒の友達が担当した。

高校2年生の秋に、父親が他界した。

大学生

私立大学の人文系の学部・専攻に入学。
専攻の生徒で初めて集まった顔合わせ会の時に、男子生徒に趣味のゲームや言動・立ち居振る舞いを散々いじられ、以降、専攻の必修授業で孤立しがちになる。

部活動とサークル活動をしていたが、前者は女性が多く、後者は趣味が合う人が大半であったため、こうしたコミュニティに居場所を作ることが出来たのが救いであった。

この頃になると時々女性的な服装で出かけたり、気づかれない程度の薄化粧をして出かけたりするようになっていた。

20歳の時、グルーミングのターゲットにされ、男性からの性暴力被害を経験。(Twitterアカウント開設初期に簡潔に被害内容について語ったことはありましたが、心の準備が出来た時、より詳細に語る機会を頂けますと幸いです。)
被害時のトラウマに起因する回避行動・FB等症状もあり、相談先で受けたセカンドレイプ等による精神的苦痛もあり、まともに授業に出席することが出来なくなり、留年を繰り返す。
その後、大学を中退。

フリーター〜社会人

大学を中退してしまい、奨学金の返済が迫っていたため、とにかく就職をする必要があった。
大至急Linuxについて学び、LPIC101〜102試験を合格し、3ヶ月間の就職活動の後、インフラエンジニアとして就職。

SES派遣されたが、勤め先でプログラミングの才能を見込まれて機械学習に関する案件を無茶振りされる。
理系高校3年生の数学〜大学理系学部レベルの数学を急いで学ぶところから統計学と機械学習について学び、案件をどうにかして完遂。

この頃、パートナーと恋仲となり、自身が女性愛者となったことを自覚する。

収入が安定したタイミングで、ジェンダークリニックにて診断を受け、GID(性同一性障害)/MtFと診断される。以降、ホルモン治療を受ける。
企業に就職したままトランジションを行う、所謂『在職トランス』を行なったが、これまでに築き上げてきた社内・現場における人間関係・信頼関係や、スキル面で代替可能な人材が存在しなかったことから、好意的に迎え入れられた。

ジョブローテーションの後は、リモートワーク可能な機械学習・データパイプライン整備等の案件に配備されるようになり、可能な限り男性と対面で関わらなくても良い勤務環境を得ることが出来た。
この頃、パートナーと一生を共にすることを誓い合う。

趣味の西洋の童話・占術・民俗に関して語れる場を求めTwitterアカウントを開設した折に、RTがタイムラインに流れてきたことで性別自己決定を含む過激なトランスジェンダー権利運動の実態について知り、性別不合当事者の会に入会。

最後に言いたいこと

男性のLesbianは、存在し得ません。

私は国内外を問わず、LGBT+活動家・トランス権利運動家、Lesbian自称男性がLesbianやBisexualの女性に対して働いた非道と、その害を被った女性に二次加害を働いた者を絶対に許しません。

また、そうした非道を知っていながら他人事のようにしている『Straight(異性愛者)の男性』は、本当に最低です。
だって、女性愛者が男性器も男性身体も望まないことなんて、『Straightの男性』こそ良く分かっている癖に。

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女性の権利を守るトランスの会
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