ベイスターズが一勝!…でもまだ流れは止まっただけ
日本シリーズ第3戦はベイスターズが4-1で勝ちました!
今日はもうベイスターズが誇るスーパーエース東克樹投手が完璧な仕事をしてくれました。
初回のピンチの場面で森敬斗選手がダブルプレーを焦ってジャッグルしてしまった手痛いミス。
並の投手ならあそこで一気に崩れてもおかしくありませんが、最少失点でしのいでくれました。
その後もベイスターズ打線は細かい戦術上のミスなどもあって走者は出しても、なかなか追加点が取れない、先発投手としてはストレスが溜まる展開が続きました。
それすらも我らがスーパーエースは意に介さず、淡々と自分の仕事をこなしてくれましたね。
一、二戦目にホークスが維持していた流れから、今日の序盤も淀みを感じる嫌な展開でした。
それを打開してくれたのが桑原選手。
2017年の経験を持つ数少ない選手である桑原選手が2連敗の後に「悔しくないんか」とチームに発破をかけて…
守備ではスーパープレー!
打撃ではチーム待望の勝ち越し点となるホームラン!
チームを言葉でもプレーでも引っ張り、2017年当時は筒香選手やホセ・ロペスさんぐらいしか出来なかった事を桑原選手がやってくれた事に感慨深い想いがしました。
そして、続くチャンスではその筒香選手があわやホームランかという当たりの犠牲フライ。
あの当たりがフェンス手前で落ちてきてしまうベイスターズと、2戦目に高く上がりすぎた山川選手の当たりがギリギリフェンスオーバーするホークスというのが現状の流れの差です。
それでも、その後に戸柱選手が追加点のタイムリーを放ち、投手陣も素晴らしい仕事をしてくれました。
これでようやく、ホークスの勢いを弱めて、シリーズ全体の流れを引き戻すチャンスを得られました。
明日の第四戦がこのシリーズにおいて非常に重要な意味を持つことになります。
流れを再び渡してしまうようなミスをせずに、内容も含めて良い形で勝つ事が出来れば、十分に日本一を狙えます。
森敬斗選手や梶原選手など、まだまだ経験不足の選手達に細かいミスは出ていますが、ここまで来たら思い切りやるだけ。
「ミスをしないように」ではなく、「オレがチームを勝たせる」くらいの気持ちをプレーに出して、最高の舞台を楽しんでもらいたいなと思います。
福岡は遠いですが、引き続きベイスターズファンは選手達の背中を押し続けましょう。
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