ベイスターズファンにはキツ過ぎるこの2週間
思えばあの2週間前の雨で流れが変わってしまったのかもしれません。
7月17日以降はわずかに1勝。
今日に至ってはカープの濵口投手対策が見事にハマり完敗。
流れとしてはどん底という感じになってきました。
左打者が苦手な濵口投手に対して菊池選手以外全員左打者という打線を組まれ、その菊池選手もチェンジアップやカーブの打率が.300以上、フォークの打率が.250以上を記録する縦変化に強い選手で濵口投手を苦手にしていません。
濵口投手はプレートの真ん中からやや左側を踏んで投げるため、左打者のインコースに角度が付けづらく、ライン出しが難しいのでインコース要求でも投げきれないことが多い。
濵口投手自身の調子が良くてファールや空振りを奪える時はまだ粘れますが、今日は43球を投げてファールが初回の秋山選手のわずか1球のみ。空振りに至っては0です。(玉村投手の打席ではいずれも1つずつありましたが…)
これでは対濵口投手という意味で万全の布陣を敷いてきたカープ打線には力負けするのも必然というところでしょう。
シーズン中ですが、これを濵口投手が克服するとなったら、プレートを踏む位置を変えるか、球種を増やすかといったかなり大きな変化が必要です。
このままでは特に主軸に左打者が多いカープやタイガースが相手だと苦戦は必至だと思われます。
濵口投手本人はもちろん首脳陣がどのような対応をしていくのかは今後も要チェックですね。
打線は蝦名選手を2番に起用するなどテコ入れがされましたが、さすがにいきなり起爆剤として大爆発!とはいかず、低調気味の打線全体が玉村投手の丁寧さに負けてしまったような形になりました。
最後に牧選手のスリーランで一矢報いた形にはなりましたが、序盤の大量リードで精神的な負荷をかけられず、130球も球数を要してなお完投されてしまいました。
やはり先発が試合を作ることがいかに重要かというのを改めて感じさせる試合になりましたね。
明るい材料としては佐野恵太選手、牧選手、山本祐大選手らに加えて、途中出場の松尾選手もヒットを打ってくれた事でしょうか。
今日も最後に少しマスクを被り打撃でも守備でも着実に一軍での経験を積み重ねてくれている事が嬉しい限りです。
平良投手の離脱により今後先発がかなり苦しくなるのは間違いありません。
リリーフを含めた投手陣が踏ん張るためにも、湿りがちな打線が勢いを取り戻す為にも、とにかく離脱者が一日も早く、一人でも多く、一軍の戦力として帰ってきてくれることを待つしかありません。
今はベイスターズもファンも我慢の時と心得て、ファンとしてはとにかくチームの背中を押し続けましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?