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【お風呂】ダヴは石けんではない話
いきなりですが、体を何で洗うのかって、話しです。
以前、「ボディウォッシュ用タオルで体をゴシゴシ洗うのは、あまり良くない」っていうのを聞いてから、手洗いに変えました。
それで、最近までボディソープで手洗いしていたのですが、ふっと思ったのです。
手洗いだったら、石けんでよくない?
いや、むしろ石けんの方がよくない?
今こそ、石けんを見直す時かもしれません。
ビオレママのおかげでDove発見!
ボディソープのアドバンテージは、ボディウォッシュ用タオルを使った時の、素早い泡立ちの良さです
しかし、手洗いの場合は、結局手で泡立てるので、固形石けんを使うのと変わりません。
ここは、温故知新。
使い勝手が同じなら、昔から使われている石けんの方が、安全で地球にも優しいのではないかと考えるようになりました。
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だが、しかしです。「ビオレママ」のおかげで、全国民は、知っています。
健康な人のお肌は弱酸性
(でも、石けんは「アルカリ性」)
それなら、石けんでもお肌に優しい弱酸性、百歩譲って中性のものはないかと探してみたら、ありました。
それは、「Dove。
「ドヴェ」じゃないですよ、「ダヴ」です。
日常の消耗品というカテゴリの中で、高級石けんというブランディングに成功したダヴはなんと中性だと言うのです。
これは、朗報!
やはり、お肌にやさしい固形石けんと言うのはあるのですね。で、さっそく近所のドラッグストアーで買ってきました。
固形石けん自体、ここ何十年も買ったことがないのに、ワンランク上の高級石けんが、わが家にやってきました。
Doveに隠された衝撃的事実
上品なデザインと、普通の固形石けんとは異なる香りが、高級石けんの雰囲気を醸し出しています。
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そのプレミアムなオーラを放つ気品のあるパッケージを何気に眺めていると、その裏に、とんでもない事が書かれていました。
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え?
目を疑い、再度確認しました。
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いやいや、ちょっと待って!
「石けんを買う」と言う明確な目的を持ち、石けんコーナーで多数の石けんの中から指名買いした ”それ” が主張するのは、「石けんではありません。」
これは、衝撃です。
想像してみてください。
例えば、あなたが、今日の晩御飯は豪華にすき焼きと決めて、スーパーにお肉を買いに行ったとします。
お肉コーナーに並べられたお肉の中から、ちょいとお高めの美味しそうな「牛肉」をカゴに入れて、帰ってきました。
さて、料理を始めようと、意気揚々とお肉のパックを見たところ、そこに印字されていたお肉の種類は「アルパカ肉」。
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ビビるでしょ。
牛肉を買いに行ったはずなのに、今、手元にあるのはアルパカの肉。
なぜ間違えたのか?いつ間違えたのか?アルパカを食べるのは合法なのか?それより、アルパカが可哀そう?いや、それを言うなら牛さんだって可哀そう。違う違う、いま悩むべきは、「アルパカ」で、「すき焼き」が作れるのかどうなのか・・・・。
解決の糸口すら無い怒涛の疑問が、キッチンを埋め尽くすことでしょう。
それと同じです。
石けんを買いに行ったはずなのに、買ったダヴは「石けんではありません。」
体を洗いたかっただけのに・・・
あんなにリサーチしたのに・・・
あの売り場にはたくさんの「石けん」があったのに・・・
その中から石けんではない「何か」をチョイスしてしまった・・・。
このやり場のない理不尽を、どこに持っていけば良いのでしょう。
残された希望とDoveの正体
・・・いや、まだ希望はあります。
わざわざ、自ら「石けんではない」と主張する理由は、多くの人が、これを「石けん」と誤認してしまうからでしょう。
対極のモノであれば、そんな主張をする必要もないはずです。一目見れば、分かりますから。
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つまり、この未知なる箱を開けて、いきなり「対極のモノ」が飛び出してくる大惨事の可能性は、極めて低いわけです。
ひとまずは、安心です。
しかし、目の前にあるのは、石けんに近いけど、石けんではないモノ。
お前は一体何なのか? 私は何を買ってしまったのか?
その答えも、パッケージに明記されていました。
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いや、知らんがな(怒)
クリームバーって何?
ホームランバーの友達??
そもそも、クリームって、棒状に成形できるものなの????
入っている箱は、どちらかと言えば、四角いんですけど?!?!?
やっぱり、私は何を買ってしまったのか、一向に分かりません。
この、得体の知れない「ビューティークリームバー」を前に、いつ封印を解くべきか、その勇気を自分は持ち合わせているのか、お風呂も入れず、悩む日々が続いています。
PS. 使用感をレビュー
その後、「ビューティクリームバー」なるものを、使ってみました。
せっかく使ってみたのだから、レビューも書かなくちゃね。だって、「ビューティクリームバー」なんて、知っている人、少ないでしょうから。
えっとね。
見かけは、白くていい匂いがして、まるで石けんのようです。
それで、水で湿らせて手に取ってみると、なんと石けんのように泡立つんですよ。
まさかと思って、それで体を洗うと、驚いたことに石けんで洗ったかのように、体がキレイになるんです。
もう、すっごく気に入りました!
だって、石けんが欲しかったところ、「それ」は、見た目も、使用方法も、使用感も、ものすごく石けんに似ているんですから。
これから私は、ボディソープではなく、石けんでもなく、「ビューティクリームバー」で体を洗っていこうと思います。
とっても、お薦めなので、皆様も気になったら、どうぞっ(笑)!!!
(おわり)