【童謡】アイアイに騙された
へー、アイアイって名前のおさるさんがいるんだね。
可愛い名前だね。
変わった名前だね。
変わった名前と思ったら、南の島に住んでるんだ。
異国情緒を感じるね。
アイアイは分かったから、もっと情報ちょうだい。
いや、「アイアイ」はもういいよ。
さっきから、12回も聞いたよ。
「アイ」で数えたら、24回だよ。
そんなことより、知らないこと、もっと教えて。
例えば、色は?大きさは?どんな姿をしているの?
それ、さっき聞いたよっっ!!!(怒)
・・・
・・・え?終わり?
少なっ!
情報少なっ!
「アイアイは、南の島のオナガザル」
これだけの内容を、あれだけの時間をかけて伝えたの?
アイアイ、アイアイ言ってるヒマがあったら、もっと情報詰め込めたんじゃないかな?
・・・ん?
これはもしかして、「何でも人に聞くな。自分で調べろ。世の中は厳しいんだぞ!」って言う、人生訓を秘めたメッセージ?
可愛い歌だと思っていたら、なんとまさかの塩対応。
分かった、分かりましたよ。
自分で調べたらいいんですね。
調べますよ。もう!
・・・検索中・・・
・・・検索中・・・
・・・検索中・・・
こっわ!
(おわり)
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