オムラ・インダストリについて
インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(29)
でロボ・ニンジャに言及されていたので、一念発起まとめてみた。
記事的に関係ないが、大体はWikiが圧倒的に詳しく、長らくまとめられなかった。
モーターヤブ
トンキチAI部分がフォーカスされるが、現実的には、全工程の内製化は、企業戦略としては有りだ。
モーターチビやネコネコカワイイが優秀過ぎるのと、モーター理念の失敗=ロボ・ニンジャの失敗のように見えることから、多少の勘違いがあるのではないか。
モーターヤブは、初期こそフレンドリーファイアに言及されているが、その後は投降プロトコルの問題以外、大きな問題は無い。多分。
ニンジャスレイヤーなどの強ニンジャ相手で描かれるため弱い印象だが、クローンヤクザよりは強く、サンシタニンジャならまともな戦いになる。
警備力、あるいは後の軍備としては、十分な能力を保持している。
ニンジャソウル検知
モーターユンコのイメージが強いが、モータードクロのゼツメツアクションモードも、おそらく同じシステムで検知している。
モーターヤブは、この検知機能を持っているのかいないのかわからない。
この機能、作中かなりのオーバーテクノロジーで、AoM世界で登場するものも、もしかすると月破砕直後に盗み出されたり、モーターシリーズからリバースエンジニアリングしたものかもしれない。
また、オナタカミが製造したハイタカ、シデムシはクローンヤクザ脳だが、この機能は無さそう。
必要ない程度に強いというのもあるかもしれないが。
ドラグーン(モータートラ)は、モータードクロ開発チームが関わっているので、この機能も付いているかもしれない。
ただ、初のクローンヤクザ脳採用を考えると、優先度から、コスト面で削られた可能性も高い。
そんな高度な機能なので、ソウル検知だけでもかなりの需要が見込まれる。
シトカに転がっていたり、モータードクロが思ったより生産されていたのは、この機能のためかもしれない。
クローンヤクザとモーターヤブ/ドクロ
モーターヤブにしろドクロにしろ、クローンヤクザより高火力で競合しない点も優れている。
ソウル検知と組み合わせれば、クローンヤクザと同時投入して、ニンジャの場合集中砲火を浴びせるなどのシナジーを得ることも出来る。
ソウル検知ヤクザが居れば済む話かもだが。
バレる前にアマクダリ支配になったりヨロシサンが倒産したが、クローンヤクザの寿命設計の影響が各企業に出ていれば、長期間のコストで比較する対象になったかもしれない。
オーパーツ技術
ニンジャソウル検知始め、イルカクロイの反重力プレートのようなエメツ技術は、オムラ・インダストリ独自のものだ。
オムラ・インダストリの興りはシャード・オブ・マッポーカリプス(8):オムラ・エンパイアの雷の石の神話と、
エレベーターは二人をより地下深く導く。降りた先には洞窟じみた地下通路。彼は鋼のゲートを指紋・網膜認証で開く。一族のDNA認証。ハイ・テックと無骨な鋼鉄の奇怪なハイブリッド世界。壁には先程の壁画と同様の稚拙かつ狂おしい筆致のもと、ある歴史が描かれている。ある企業の創業の歴史が。52
その図説は繋がれた奴隷達に光る雷の石をもたらすニンジャから始まる。その謎めいたニンジャは奴隷を囲ってカイシャを興した。人間から人間性を剥奪し、ネングを無心に生み出す歯車じみた部品にまで貶めるべく、己の似姿たる鋼の機械を作らせる……ナムアミダブツ……なんたる恐るべき創業史か! 53
モータードリヴン・ブルース #4
から、ニンジャが関わっていることがわかっている。
かなり今更だが、モータードリヴン・ブルースの実況から、関わっていたニンジャ=カジヤ・ニンジャだと思っていたものの、違うかもしれない。
ダークニンジャに対峙していた状態が通常ではないので、何とも言えないが、厭世的であるならセンゴク期近くに出て来て、御村衆など作るのか?
オダ・ニンジャ本忍が作るか、ムーホンに協力、あるいは教唆したニンジャが作ったか。
とにかく、このニンジャがもたらした技術に、エメツの扱いが含まれていた可能性もあるが、リアルニンジャなどからエメツへの言及が無く、疑問もある。
そうすると、エメツ・ニンジャ(ザ・バーティゴではなくソウルの方)が関わったか、月探査後にリー先生めいた天才が関わったか、という可能性が高そう。
アマクダリがオーパーツ技術の情報を所持していないことから、メガトリイに対して中立、あるいは対立の立場が考えられる。
ネットワーク技術は避けて通れないので、全くの無関係ということはなかったはずで、対立といっても、表立ってはいなかっただろう。
ピグマリオン・コシモト兄弟カンパニーは、そういった意味でも近い立場だったはずで、内製化を優先してまで切る関係では無かったかもしれない。
Y2K後に、多くの暗黒メガコーポがメガトリイへ反旗を翻したが、オムラはこのタイミングではないはず。
オーパーツ技術はエメツが必要で、エメツは月から得たのが最初であれば、技術開発は、月へ渡れたY2K以前でなければならない。
そして、得た技術を秘匿し続ける程度に、その時点でオムラとメガトリイの関係が遠い必要がある。
アルベルト・オムラ
アルベルトは1部(2033年くらい)時点でかなりの高齢。
息子のモーティマーが45~47歳なので、少なくとも60代後半。
つまり、Y2K時点でショーグネイター的取締役立場だった可能性が高い。
メガオーダーのオムラショーグンクラスだと、古い日本企業的には年齢が若過ぎるか。
その立場であるならば、中立、あるいは対立の世界規模超巨大組織メガトリイと様々にやりあっていたはずで、優秀さも頷ける。
オメガのディセンション歴は不明だが、ニュービーディセンションニンジャのオメガとか、アマクダリウェポンの持ち主である真・鷲のニンジャとかが、関わるかもしれない。
ただ、こういったエピソードには鷲の一族真実、Y2K時代ニンジャスレイヤー(いれば)真実の実績解除が必要と考えられ、ニンジャヘッズ、またはボンモーが生きてる間に見れないかも。
キルジマニンジャスレイヤーにオダ、アケチ真実実績解除が必要だったことを考えると、予告されながら始まらないローシ・ニンジャオリジンは、ティアマト含むドラゴンニンジャ・クラン真実実績解除が必要かもしれない。
鷲の一族
オムラ創設ニンジャ=カジヤ説に依っていること、根拠描写がないことから、完全な妄想です。
もしベッピン(モータル)が鷲の一族なら、ベッピンが全ての始まりとも考えられる。
ベッピンがなぜ鷲の一族かというと、単に古代モータルで描写されているのが彼女だけだから。
鷲の一族は古代ローマに端を発しているため、古代ローマカラテ文明が滅んだ紀元前1500-1300年頃までのモータルが関係者となる。
今後、まったく別の創始者が登場するかもしれない。
ベッピンは鷲の一族の始まりかもしれず、カツ・ワンソーの滅びの原因である妖刀ベッピンの名前の由来であり、またダークニンジャが生まれる原因でもある。
そして、ベッピン対カジヤが、アマクダリ対オムラ・インダストリ、キョウリョク・カンケイ対モーターオムラにも思える。
妖刀ベッピンの件から考えられるカジヤ・ニンジャの扱いは、
1. カジヤの気持ちにハトリ・ニンジャが気付かなかった。
2. ハトリが気付いたがベッピンの相手としてカジヤを認めなかった(既にハガネが相手だったこと含む)。
3. ベッピン(モータル)がカジヤを嫌がった。ヒャッポめいて。
のどれかによる、と思われる。
2が順当、3だとちょっと哀れ、1は無さそうだが、ハガネが銘を付けたとでもすればあり得るか。
鷲の一族の遺伝子認証システムだが、オムラも血族を重視しているため、古くから存在していた可能性がある。
ただ、ベッピンをハガネに娶らせる=血筋を残す気が無いので、ハトリは無関係と考えられ、
1. ハトリが使っていた遺伝子認証機構を勝手に引き継いだ
2. 昔は存在せず、近代に生まれたテック
の2つの可能性がある。
古代のハトリが使うような認証機構とは何か、といえば、ナラク・ニンジャしかアクセスできないギンカク、シ・ニンジャとヨモガハマ、ドラゴン・ニンジャとクランの記憶、のようなものではないか。
端末ギンカクは、エメツやボンズ・コリジョンで、セレクションやヘラルドやジョウゴがアクセスできてしまったから、これよりは強固な認証かもしれない。