ハナミについて

ハナミ儀式を経たニンジャは、
名前を得る。
則ちIPを。

これはDHCPのIP割り当てに似ている。

クランマスター=プロバイダー
と話したが、
クラン内のハナミ儀式も、その範囲に収まるのではないか?

アーチ級と言えど、1ニンジャ1IPしか持たないとすれば、
クランマスターからカイデンを受けたニンジャは、
見かけ上、クランマスターと同じIPしか使えないと考えられる。

それでも別の名前で認識出来るのはなぜか。
「エイリアス機能」はエーリアスが証明しており、
別の機能と予想される。
それはサブドメインだ。

クランマスター(ドメイン≒プロバイダー名)は、
[クランマスター]
と表示される。
カイデンされたニンジャは、
サブドメイン(クラン内カイデン名)が頭に加わり、
[カイデンされたニンジャ.クランマスター]
となる。
同じIPであっても、指定される名前は変わる。
グレーター以下との違い、となると思いつかないが。

この説は、ニンジャスレイヤー内に登場していない、
クランを移ったニンジャ、が登場すると成立しないかもしれない。
[ヌケ・ニンジャ.カゲ・ニンジャ]
であったとして、無断でクランを移ってしまうと、
[ヌケ・ニンジャ.シノビ・ニンジャ]
が、同時に存在してしまう。

「アイサツ」的には、
能動的に「名前」を選べる可能性があるので、
[ヌケ・ニンジャ.シノビ・ニンジャ]
として名乗れば良いかもしれない。

だが、DNS的には、
[ヌケ・ニンジャ.カゲ・ニンジャ]
としての支配から抜けていないはずなので、
カゲ・ニンジャ、シノビ・ニンジャの両方から
影響を受けそうに思える。


このサブドメイン説は、
ダイ・ニンジャがムカデ・ニンジャから、
ドラゴン・ニンジャにカイデンされていないと言われた理由を説明出来る。
[ダイ・ニンジャ.ドラゴン・ニンジャ]
ではなかったのだ。

このサブドメインでの判断は、
ムカデ・ニンジャに第三の目がある、
あるいはリアルニンジャ同士のアイサツは
nslookup的機能があることが前提となる。


クラン内でカイデンされてもIPはクランマスターのIP、
という話だが、そうなると、
[グローバルIP]を割り振る「真のハナミ儀式」を行えるのは、
カツ・ワンソーだけ、あるいはその周囲の一部なのではなかろうか。

(前略)(((パンク・ニンジャは20世紀後半に生じたニンジャだ。ヨタモノの敵愾心や反骨心を糧に育ち、超自然のジツを編み出すに至ったが、所詮カツ・ワンソーの顔を知らぬ。(後略)13
【ライフ・アフター・デス】#5

それ以外は、「所詮カツ・ワンソーの顔を知らぬ」
リアルニンジャと言えるのではないか。

5/7

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