自我について

記事は残していますが、自我複製は無理がある、と考えが変わっております。何らかの何か用にお読みください。


消えてしまったスレイト・オブ・ニンジャで、修復を終えたシガーカッターの記憶が毎回朧気、という表現があった。
全身義体や電脳(シガーカッターは違うが)に、この手の記憶や自我の問いはありきたりなものだ。
が、ニンジャスレイヤーで、ありきたりのものだから出した、という訳がなく、意味ある設定なのだと思う。

コトブキ、に限らずウキヨ、場合によってはチップ再生者も、その情報をコピー、再生できれば、同一人物が生まれてしまうのだろうか?

スターゲイザーは、頭を破壊・再生した場合、それはなぜ記憶が地続きなのか。

これらの先に出てきた答えが、ゾーイだ。
ゾーイのエメツを取り出す、という能力にも意味があると思うが、今回こちらについての閃きはまだ無い。
わかるのは、「生きた」リスを出せること、文字化け(現実世界としては文字コード違い)はあるもののアイアンオトメを「複製」したこと、サツガイと「同一」であること。

アイアンオトメの自我は、現実世界での双子のような「誤差」の範囲なのではないか。文字化けで、非常に別物感を強められたが、実際は口調がくだけた調子なだけだった。
つまり、自我を含めた「情報」は正確に「複製」されているのではないか。
そして、片やバジリスク、ニンジャスレイヤー、シャドウウィーヴと乗り継がれ、片やシトカに産み落とされたばかり、加えてオイランマインドへの接続異常がおそらくある。
これが「誤差」を生じているのではないか。

「同一」であるサツガイのヒャッキ・ヤギョが、キンカクのデータを「複製」して取り出す儀式だったとしたら、多少の「無理」をすれば、ゾーイはニンジャも取り出せるのではないか。
そして、死んだ人間も「生きた」状態で取り出せるのではないか。

ディセンションニンジャのソウルの再ディセンション、これは「複製」も別個体として、更なる複製元(オリジナル)として、少なくともキンカクには認識されている証だ。
アイアンオトメがオイランマインドからの同様事象であれば、これがニンジャスレイヤー世界における法則ですらあるかもしれない。
そうであれば、ギンカクからも、「複製」は生まれるのだろう。


ここからが本題で、心して読んで欲しい。


デイ・オブ・ザ・ロブスター3だ。

クローンニンジャは、作中では断念されたヨロシ技術だ。だった。
しかし、ギンカク=地球説、その1頂点が南極、すなわち4部ヨロシティ付近に存在するとわかり天啓が下った。

デイ・オブ・ザ・ロブスター3の世界線でも、南極に進出する未来があったのではないか。
そして、ギンカクの謎を解明、ギンカクエネルギーによってか、ソウル複製とニンジャ複製が可能になった結果が、無限のロブスターなのでは?

肉体はクローン技術で作成、ソウルは倒される度アセンションとディセンションを繰り返し、複製できるために一斉登場もする。
ネオサイタマとヨロシサン本社は南極のヨロシティに過ぎなければ、茶色いスープも緑の取締役会とは別物で当然ではないか。

ギンカクの構想は根幹部分のため早くからあったはずで、そこに連なるヨロシティ関係は、実は長大な伏線なのではないか。

そして、4部時系列では、サブジュゲイター(ヨロシ・サトル)がCEOゆえに、そのポジティブさやうっかりさから、ギンカクの平和が守られるのだろう。


なお、これを書いている私はノードラッグです。

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