オヒガンについて2

「キンカクを?」「覚えておいでですか?キンカクを。ニンジャのヴァルハラを!」パラゴンは言った。「……」「オヒガンの果てにあるキンカク・テンプルは、9つのゲートで隔離されたエーテル通路を通り、現世に顕現する。それを可能にするのがこの装置だ。全ニンジャが現世に顕現するのだ!」 99
「キョート:ヘル・オン・アース」急「ラスト・スキャッティング・サーフィス」#4

すっかり忘れていたが、この辺の記述が正であれば、インターネットからキンカクまでに2つの門がある。

オヒガン03

前キンカク層、キンカク層は仮称。
インターネット、前キンカク層、キンカク層はオヒガンに含まれる。
前キンカク層、キンカク層はインターネットに含まれるか不明。
また、コトダマ空間も、前キンカク層、キンカク層どちらまで含むか不明。

3部で触れられないことから、インターネット空間から8,9ゲートは見えないか、非常に遠い可能性がある。
だが、【ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ】時点で、キンカクは地上からも見えるため、キンカクの放つ光?だけ特殊なのかもしれない。


動力炉では九重扉のオブツダンがすでに八割がた開きかけていた。それと対応するように、キョート城の真上に形成されていた巨大な黒渦が……オヒガンへの門がなお成長し、その闇の中から数多のニンジャソウルが地上へと放たれ始めたのだ。水門は開かれた。そしてその一部が、天守閣へと墜落した。 33
「キョート:ヘル・オン・アース」急「ラスト・スキャッティング・サーフィス」#8

八割がた、の意味で話が変わる。
 9つ目の扉が八割がた
 9つある扉が八割がた(切り上げで8つ目まで)
 9つある扉が八割がた(切り捨てで7つ目まで)

開いている扉の層まで、ディセンションニンジャソウルは出て来ている、ということになる。
9つ目であれば、キンカクと同じ層に留まっている。
8つ目であれば、前キンカク層まで出て来ている。
7つ目であれば、インターネットの層まで出て来ている。
この場合、コトダマ空間認識者が遭遇しそうなものだが、数は多くても数千なので、空間に均等に拡散していれば、遭遇確率は低いと考えられる。
また、影の淵のような特殊領域に偏在し01消滅を避けている場合、更に遭遇確率は低くなる。


ZANKZANKZANK……現世に近づいたキンカクからは続々と新たなニンジャが送り込まれる。アーチニンジャ達を初めとする強者の降臨には、まだまだ時間がかかる。情報量の少ないニンジャから先に、こうして肉体を構成し、出現してくるのだ。 6
「キョート:ヘル・オン・アース」急「ラスト・スキャッティング・サーフィス」#9

情報量という表現が既に出ていた。
ソウル体では、存在格≒情報量となる可能性が高い。

そして、トリイゲートが7つ以上開かれた状態なら、新生ザイバツめいて、ソウル体が直接肉体を構成できる。
ヒャッキ・ヤギョは、ベッピンとサツガイの力で、これに近い条件を作り出したということかもしれない。

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