ニンジャスレイヤーのIPアドレスについて
4部の途中から、タキがニンジャスレイヤー(マスラダ)のIP(アドレス)を、おかしなIPと呼び出す。
これはおそらく、255、8bit(現実世界のIP的には32bit)を超えた数値だからだろう。
この制限はあくまでUNIX上の話で、コトダマ空間上であれば、そんな制限は無いはずだ。
コトダマ空間でのIPをそのまま使っている、あるいは使えることを示している。
ヨロシサン・エクスプレスで、どうやらナラク・ニンジャの4部の能力として、無線通信能力があるらしいことが匂わされた。
フックロープの如く、ニンジャスレイヤー(フジキド)の経験から来るものであれば、アガメムノン戦の影響だろうか。
と、ここからが本題で、ニンジャスレイヤーのIPは丸見え=保護なし→逆探知可能なのでは?
ニンジャスレイヤーのIPを知るのは、
IRC通信をしている
タキ
コトブキ
デジ・プラーグ2でもIPが見えていたなら、
コルヴェット
魔術ギルドの何人か
3部までで見ているかもしれないが、
シルバーキー
ディテクティブ
ニンジャスレイヤー(フジキド)に、コトダマ空間認識能力を授けた
バーパヤガ
ここまでは良い。
問題は、
シトカでコトダマ空間上にも入って来た
ケイトー・ニンジャ
ベッピンで一度はナラク・ニンジャソウルに触れた
ダークニンジャ
アンコクトンで相乗りしているような
デスドレイン
シルバーキーが隠蔽工作を行っている(た)可能性もあるが、そうでなければ、通信するほど、大まかな位置を知られてしまいそうだ。
また、コトブキを攫うなどすれば、通信履歴からもIPがバレる可能性がある。
3部まで、フジキドは必ず物理端末を介していたので、こうした危険は無かった。
ナラク・ニンジャが、不正アクセス者は焼けば良い、と考え、保護やファイアウォールを備えないのは油断だろう。
シルバーキーが干渉したように、ナラク・ニンジャの核となるマスラダを操れば、ナラク・ニンジャソウルを抑えるも引き出すも可能になるからだ。
ネクサスやシルバーキーといった無線通信ニンジャも、そのIPを晒して、または隠蔽して接続していそう。
ユメアルク・ジツは、現実世界の通信理論的には、相手のIPアドレスを知らないと成り立たないはずで、このジツが成り立っていたとすると、
コトダマ空間的にはIPを晒していても不都合がない
IPは晒せないが、VPNというかP2Pというかな技術を使っている(一方通行なアラクニッドとニンジャスレイヤー(フジキド)の通信に疑問が生じるが)
発展形がコリ、ムカデ、ハデス等のクラン内通信
という可能性が考えられる。