【ナラク・ウィズイン】#9まで読んで

ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(9):世界各地に遺されたニンジャレリック
も参考。

ヌンチャク・オブ・デストラクションに関わること

なぜ、ニンジャスレイヤーに融合した(出来た)のか。

可能性1:素材が同一か非常に近しいものだから。
この場合、近しいのがナラク・ニンジャかマスラダ・カイか、という問題もある。
ナラク・ニンジャであれば、オリジンとなったニンジャ生首がカツ・ワンソーの遺骸という可能性などが考えられる。
マスラダ・カイであれば、まだ不明。マルノウチ・スゴイタカイビルでサツガイが触れたのはカノープスだったので、サツガイ関係ではなさそうだが…。

可能性2:ヤリ・オブ・ザ・ハント(YotH)の穂先と同じ。
内部的には明確に分かれている。取り出せた点も、この原理だと理解はし易い。しかし、後述する疑問(*)は残る。

【ナラク・ウィズイン】#9を読む前は、ヌンチャク・オブ・デストラクションと融合したニンジャスレイヤー(マスラダ)が、カツ・ワンソーに操られる可能性もあるのでは?と思っていた。全く関係なかった。


ベッピンに関わること

「ザンマ!」ザンマ・ニンジャはニーズヘグの眼前にいた。ニーズヘグは瞬時にヘビ・ケンをツルギ状に戻し、振り下ろされる刃を受けた。KRAAACK!足元の地面が亀裂を生じ、沈み込んだ。「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」三連撃!二度受け、ヘビ・ケンは刃こぼれを生ず!三度目は横へ転がる! 53
【ナラク・ウィズイン】#7

エピック級とされるヘビ・ケンは、ザンマ・ニンジャとザンマブリンガーの前にもたなかった。

(前略)ヤリの穂先はナラクの体内の炎によって飴のように溶け……010001000111001110011…… 68
【リヴィング・ウェル・イズ・ザ・ベスト・リヴェンジ】#3

レジェンダリー級のYotHは、ナラク・ニンジャに溶かされた。
ナラク・ニンジャ、あるいはモータルフレイム(ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(5):カトン・ジツ)にそれだけの力がある、というだけかもしれないが、その力だけではカツ・ワンソーの影たるサツガイに及ばなかった。(*)

(前略)これは、そのように鍛えられたカタナなのですから。カツ・ワンソーにも折ることかなわぬように生み出されたのです。カツ・ワンソーでないとするならば……一体、誰が?」 38
「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」#6
(前略)だが、おお、ナムサン……ベッピンは憤怒の軋み音を発し、赤黒の炎を振り払った。サンダーフォージによって呪いを込められた刃。ニンジャスレイヤーに決して折られる事はない。
第3部最終章「ニンジャスレイヤー・ネヴァーダイズ」より
【トランスジェネシス】

そしてベッピンは、ニンジャスレイヤー(フジキド)に折られ、サツバツナイトに折られた。
だが、同じ素材の3神器の耐久性を見るに、リアルニンジャであれば・カラテがあれば破壊できる類ではなさそうである。
となると、サツバツナイトがベッピンを折れた理由が気になる。

実況にもあったように、ベッピンにルーンカタカナで彫られていない存在だから、なのだが、彫られていない存在=後の世に生まれたリアルニンジャ、ではないはずだ。

(前略)「ドラゴン・ニンジャクランの末裔、ドラゴン・ゲンドーソーは、俺の手にかかって殺される前に、恐るべきヒサツ・ワザを放った。それによって、ヒビを入れられたのだろう……」 39
(中略)「……どうもそうとは思えません、我が君主よ。もう一人のニンジャは、いかなるジツの使い手だったのです?」 40
「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」#6

ローシ・ニンジャによってすら折られていないのだ。

ローシ・ニンジャとのニンジャ的違いを考えると、ディセンションニンジャ中にリアルニンジャになったか、ディセンションニンジャからリアルニンジャになった点かもしれない。

ただ、リアルニンジャになった直後、ディセンション直後のように驚異的なカラテが発揮される、というだけの可能性もある。

さらに気になる点として、ベッピンの耐久性がカジヤ・ニンジャのルーンカタカナだけでなく、カツ・ワンソーの骨に由来するのか。
そうであれば、ベッピンを折れるサツバツナイト(ダイ・ニンジャ)は、カツ・ワンソーやサツガイ(カツ・ワンソーの影)に、自力で有効打を与えられる存在なのではないか。


ナラク・ニンジャに関わること

ナラク・ニンジャは、リアルニンジャなのか。

炎がイチローを焼き尽くした。真っ黒に炭化しながら、イチローは震えていた。(中略)イチローは死んだ。呪いは消えなかった。47
(中略)
「ナラク!」イチローは……イチローであったものは……ニンジャソウルの残滓を己の中へ引き寄せた。赤黒い力は今や彼の体内を血流じみて激しく巡っていた。そこへ、ニンジャソウルは溶けた。「ナラク!」彼は叫んだ。「今から、儂はオヌシだ!ナラク!」彼は刮目した!天地の狭間!礫台が砕ける!50
(中略)
「ドーモ」ナラクはオジギを繰り出した。「ナラク・ニンジャです。オヌシも名乗るがいい!」「アイエエエ!」 56
【リヴィング・ウェル・イズ・ザ・ベスト・リヴェンジ】#3

イチロー老人が焼死して蘇る様は、まさにディセンションのそれである。
ならば、今、ナラク・ニンジャを名乗るソウルは、ヒュージシュリケン(4部)のように、ディセンションニンジャがアセンションしたソウルにすぎないのではないか。

もしこの通りなら、ナラク・ニンジャの元となった生首は何者なのか。

カツ・ワンソーのソウルがキンカクにあるのは確実だが、エルドリッチやジョウゴ親王のように、遺体の意思、とでもいうものがあるため、生首がカツ・ワンソーの遺骸という可能性も考えられる。
あるいは、ドラゴン・ニンジャとティアマトのように、分かたれたソウルが残ったという可能性もありうる。

ただ、それならばカツ・ワンソーに折られないベッピンを折れるのか、という疑問はある。
本忍はダメだがソウル憑依者はセーフという理論なのか。

今となっては、ゴダ・ニンジャに希望するしかないが、ニンジャ大戦真実やハトリニンジャ真実次第では、やはり生首はハトリ・ニンジャという可能性もある。

また、
カツ・ワンソー=ヌンジャ
だが、
ヌンジャ=カツ・ワンソー
ではない。

まだ知られていないヌンジャ存在が実はいて、その生首という可能性もあるかもしれない。それならなぜサツガイに有効打を与えられないのか、という疑問があるが…。


ランマル・ニンジャに関わること

アケチ・ニンジャに気付かれていない、という理由。

可能性1:ユニークジツ、カラテがなかった
真面目さ的になさそうだが、立ち枯れの時代(ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(7)c.3000BC-4643AD:ニンジャ簡易年表)は弱かったかもしれない。その時代のランマル・ニンジャしか知らなければありうる。
この場合、ネザーカトン・ジツはネザーへ行ってから身につけた。

可能性2:ネザーカトン・ジツを知られていなかった
ネザーの力が必要なので、実際有用ではなく、知名度のないジツだった可能性もある。
あるいは立ち枯れの時代に弱体化し、やはりその時代しか知らなかった場合。

可能性3:オダ・ニンジャが倒された当時はニンジャでなかった
ないとは思うが、当時モータルとしての森成利だったなら、そもそもニンジャとして注意はされない。

2020/5/5加筆

シャード・オブ・マッポーカリプス(75):〈ネザーキョウの暴君〉明智光秀

ニンジャ名鑑#0118 【クセツ】
から、当時からリアルニンジャだったし、ネザーカトン・ジツはネザーオヒガン脱出時に身につけたと明言されていた。
可能性1か、他の何かしかなかった。

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