モータルとニンジャについて
アジェンダ・ディセントから感じた可能性について。
ニンジャは、モータルがなる。
モータルは、何らかの条件をクリアすれば、すべからくニンジャになれる、のではないか。
その条件とは、通常、カラテの修行であり、アーチ級には、加えてハナミであり、メンキョである。
ナラク・ニンジャであれば、ニンジャの生首であり、自分と他のモータル達の怒りと呪いである。
そして、グエン・ニンジャは、ベトナム戦争で殺し合った者達の、戦争への怒りと呪いのようだ。
ナラク・ニンジャは、ニンジャの生首がソウルに寄与した可能性もあった。
しかし、グエン・ニンジャはそのようなニンジャ存在が関わっていない。
とすれば、個々のモータルが持つ何らかの力、怒りや呪いに関わる何かを単純に加算し、閾値を超えたことで、ニンジャと呼ばれる存在格を得ているのではないか。
カラテ修行は、個々のモータルでは小さい何かを増幅させる手段の一つに過ぎず、カラテ修行という手段そのものは必要条件ではない可能性が高そうだ。
この理屈であれば、パンク・ニンジャもカラテではなく、音楽などの修練の末、ニンジャの存在格に至った、という考え方が出来る。
ソウル・アブショープション・ジツは無視しているが。
こうなると、ヨロシサン取締役会も何らかの集合体であったので、ニンジャの存在格を得ていた可能性が考えられる。
トランスペアレントクィリンが期待した回復も、ジツのようなものだったかもしれず、バイオインゴットはディムライトのキノコのような能力だったかもしれない。
また、オイランマインド集合自我も、ニンジャ存在格を人工的に生み出す試みとも考えられる。
旧オムラインダストリは、トンチキとしか思われなかったが、機械の外身をニンジャに近付けようとモーターシリーズを生み出した。
ニンジャ存在格という表現は、その状態=ニンジャ ではない、という意味だ。
存在格はニンジャと同等でも、アイサツの強制意識が無い、というような。
そして、加算することで存在格を上げる、と考えると、キンカクは、ニンジャソウルの持つ何かを加算し、ヌンジャとすることもできるのではなかろうか。
ギンカクは、本来の使われ方ではないという表現を見た気がするが、モータルの魂を集め、ナラク・ニンジャというニンジャ存在格を保存している。
漠然と、モータルとニンジャは別の存在のように思っていたが、それらは地続きの存在である。
そして、もしかするとニンジャとヌンジャ、モータルとヌンジャも。