リマスター版【ロンドン・コーリング】前編まで読んで(ほぼヴェルヴェット・ソニックについて)

ケイトー・ニンジャの目的

未公開情報でなく、これまでの伏線に含まれるなら、
YoTHの次は黄金のリンゴか?

ユメミル・ジツ

インターネット(≒コトダマ空間)と同じデータサイズで活動できるが、LAN接続は出来ないことから、根拠は特に無いが、プロトコルが違う?

例えば、IPより高圧縮のプロトコルだとすると、同じサイズでも情報量が多く存在出来る=コトダマ空間能力が高くなる?

サロウが、アイサツを省略しようと思えば省略できただろう理由も、ユメミル・ジツの仕組みに起因する?

ユメアルク・ジツとユメミル・ジツは近縁と考えていたが、名前が似てるだけで全く別系統かもしれない。

コトダマ視界

現実世界とコトダマ空間がオーバーラップするやつ。
コトダマ空間で名前が見えるやつではない。

サロウに無かったので、シルバーキーのものはユメミル・ジツの効果ではない可能性も。
また、おそらくコトダマ適性だけが条件でもない。

ディセンション直後から、という描写が無い気がするので、後天的なもの?
ソウル由来があるのか。

彼は第三の目を持つ。ゆえにニンジャのコトダマ座標を知る。存在感を察知する。彼はニンジャスレイヤーがこの鉱山内に既に立ち入っている事を勘づいていた。否、この大空洞に既に入って来ている事にも気づいていた。(後略) 22

【オラクル・オブ・マッポーカリプス】#9

ブラスハートの第3の目には出来た。
古代、この力が一般的であったなら、ステルス系のジツは廃れただろうし、ナラク・ニンジャが言及するはずなので、元から希少と考えられる。
また、サツガイの祝福の2段階目、と考えると、ヌンジャに近い何かでもある?

万色遷移(非・ニンジャ考察)

万色、は単にゲーミングライトから来ているかもしれないが、サロウの意志の軽薄さにマッチしていると思えた。
自我の乗っ取りもだが、エゴの弱さ=何ものにでもなれる=万色。
ディセンション後、もしピンチがあったとしてもこの戦い方で乗り越えていたら、意志を鍛える機会は無かったのかもしれない。
アルゴスでさえ個人の意志が表れていたのを考えると、かなり珍しい気がする。
ノーカラテでも強いニンジャは居たが、意志の弱い(薄い)ニンジャで強いのは初だと思う。

シトカ

シルバーキーを出す上ので偶然、というか必然ではあったが、シトカという舞台から、シトカ・ニンジャが連想された。
万色、に似たオーロラがトレードマークだったが、性質は真逆とも言える。
乾ききった、ある意味で強固なエゴ、全ての所有権は己に収束する、というの所からオーロラだった可能性もあるのか?と思えた。

ナラク・ニンジャのコトダマ適性

重要な勘違いに気付かされたが、これまで描写されて来たのは、ニンジャスレイヤーのローカルコトダマ空間でのナラク・ニンジャ、に過ぎず、ナラク・ニンジャそのもののコトダマ能力ではないということ。
今回のマスラダ乗っ取りや、フジキドのサップーケイは、各ニンジャスレイヤーのコトダマ能力の範囲ということ。

(前略)赤黒い稲妻が天に向かって逆さまに降った。稲妻は何かを辿るように空の奥へ走り……「AAARGHHHHHH!?」名状し難き叫びを呼び起こした。 25

【ヴェルヴェット・ソニック】#10

ナラク・ニンジャ自身のコトダマ適性は、シルバーキー&ゾーイによる特殊空間ではあるものの、オモイ・ニンジャにかなりの攻撃を出来るくらい高い。

そして、

(前略)「だが、ナラクの奴は……あのナラクがだぜ……おかしな話だが……お前を壊さない為に、繕ったんだ。その記憶を」 11

【アルター・オブ・マッポーカリプス】#9

他人のニューロン、ローカルコトダマ空間に干渉して書き換えることもできる。
ローカルコトダマ空間干渉というと【グラウンド・ゼロ、デス・ヴァレイ・オブ・センジン】#6 でデスドレインがディテクティブに対しておこなったようなレベルだ。

サロウがオモイ・ニンジャに吸収されたように、ナラク・ニンジャもディセンションニンジャとは比べ物にならない存在なのだろう。

マスラダからナラクを、シルバーキーが隔離したように。
ローシ・ニンジャが最初封印したように。
フジキドが距離を近付き過ぎないよう律していたように(ツイート見付けられず)。

ナラク・ウィズイン

ナラク・ニンジャのコトダマ適性を考えると、ギンカクに触れること以上に、ナラク・ニンジャに触れることが危険に思える。
ケイトー・ニンジャは、【ナラク・ウィズイン】では、アケチ・ジョウゴ、ヘラルド、マスラダに、ナラク・ニンジャとモータルフレイムを押し付けて回避したが、シュヴァルツヴァルトでは単身触りに行ったことを考えると、独力で何とかする方策もあったのかもしれない。

そして、【ナラク・ウィズイン】を考えると、ナラク・ニンジャはモータルフレイムの制御下にある、とでも言うべきか。

「ダークダスク・ダーカードーン」の合一前フジキドなどから、ナラク・ニンジャが持つモータルフレイムの力をニンジャスレイヤーは振るっているので、モータルフレイムがナラク・ニンジャの制御下にあるように見えるが、あくまでも怨念の核、モータルフレイムの端末のようなものがナラク・ニンジャ、となる。
そのモータルフレイムの制御権は本来ニンジャスレイヤーにあり、そのためにナラク・ニンジャは、肉体的にもコトダマ的にもニンジャスレイヤーの能力内に制限される。
ただ、そうなるとナラク・ニンジャがニンジャスレイヤーを乗っ取った状態は、「プログラムがキーボードを叩いている」ような超自然的というか、超次元というような事象なのか。
また、【ナラク・ウィズイン】でニンジャスレイヤーがモータルフレイムを回収し切るまで、ナラク・ニンジャが応答できなかったのは、ナラク・ニンジャが分散していたのではなく、モータルフレイムの制御権がハッキング(分割)で機能しなかったせいかもしれない。

地上のギンカクはほぼ=モータルフレイムで、ニンジャスレイヤー=モータルフレイムと同期している。
が、コトダマ空間のギンカクは、ニンジャスレイヤーが触れることも出来ないし、遥か「下」に感じ取れるだけなので、
ギンカク→モータルフレイム→ニンジャスレイヤー
でも、
ギンカク×←モータルフレイム←ニンジャスレイヤー
で、一方通行になっている?
ただ、

黒い沼の底の底、死の渦を遡って、三本足のカラスが羽ばたいた。それはギンカク・テンプルに繋がり、ニンジャスレイヤーに至った。

「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」
【ポラライズド】#3

「ニンジャスレイヤーの制御下にないモータルフレイム(ソウル)」は、ギンカクに入ることも、ギンカクから出ることも自由?

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