エメツについて
4部シーズン3開始時点でわかっていること。
個人的には好ましくないが、noteの内容をそれなりに含む。
とても、とても長くなってしまった。
エメツ=天地(あめつち)
ニンジャスレイヤーWikiのエメツ・ニンジャ、および憑依者ザ・バーティゴ=サンの項を参照、と投げさせてもらう。
初出はカラテ鉱石だろう。シルバーキーがジュエルの力でニチョームをオヒガンに隔離し、オヒガンと物理世界の間に生じた「障壁」、その付近になぜかできた。カラテ鉱石=エメツは多分明言されていない。
3部まで
鉱石ラヂオ
オヒガンに隠されたニチョームと交信出来る。ネクサスのイタコ・ジツを限定化したようにも感じる。
月の石
=エメツ。ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(7)で、発見、インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(8)で様々な活用が明かされた。
スターゲイザー
ナノカラテエンジン、静止衛星「ヘリオス」、これらの一部、あるいは全てに月の石が関わっていた。無限のエネルギーの源は何か、という点が気になる。メガトリイはギンカクのような何かに至っていたのか。
エシオの指輪
モータルを肉体ごとコトダマ空間へ移動させる。ドーモ・コアを考えると、物理世界とネットワーク世界間の位相変換、のような機能かもしれない。
月の「防衛システム」
インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(15)で明言された。
A.R.G.O.S.メインフレーム
インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(5)で示されている。
アマクダリ・ウェポン
オリハルコン(エメツ含有合金)で出来ている。スワッシュバックラーが鷲の舌剣、ドラゴンベインが鷲の拳、カタナ社(ブラックヘイズ)が鷲の捕獲、を作中で使用している。
4部
ブラックベルト
タキお得意のブースター。ニューロンを加速させ、肉体的負担が大きい。が、エメツがオヒガンやコトダマ空間との境を朧にするものだとすれば、ニューロン加速はZBRとシャカリキの効果に過ぎず、肉体的負担はモータルの肉体がエテルや別空間に耐え切れないだけなのでは?とも思う。
エメツドラッグ(類)
エメツ薬剤やらいくつかの名称が出ている。エメツ自体にドラッグ的効果があるのか、普段以上の別空間認識をドラッグ的に捉えているのか、物理的にドラッグと混合しているのか。
反重力プレート
理論不明のまま動作している、と明言されてしまっている。イルカクロイから続く技術遺伝子だが、作中人類にとって未だオーバーテクノロジーのようだ。
ウキハシポータル
双子兄弟ディプロマット、アンバサダーのポータル・ジツを再現した、と考えられるが、エシオの指輪機能を巨大化させた、とも考えられる。そもそも両者が同じ系統の力ということもあり得る。
エメツ火打ち石
結界下のキョートガイオンで、ポートを解放されているものの、双子がポータル・ジツを使うために必要。ニンジャが使う、ことに意味があるのかもしれないが、別空間との接続を強くしているか、境目を曖昧にしていると考えられる。
オマーク
エメツは人からも抽出できることを示した。人の何がエメツになるのか。
エメツワイヤー
カバレットの武器。粉や塊が多い中、珍しい形状。
オヒガンボム
跡地にエメツが大量に産出される。死体、あるいは人のもっていた情報がエメツに変換されている?
シャドーシップ
エメツ・オブシダン鉱、の複数の巨大な塊。
シャドーバージ
シャドーシップ用に用いるには小さすぎ廃材となっていたエメツ・オブシダン鉱。
エメツテック
明言されたのはコガネ・オートマタ、ブラックヘイズの義体くらいか?その他、3部以前には在り得なかったニンジャの装備は、明言されずともエメツが関わっている模様。アクティブ・カタナ、イサライト・アーマー、ニンジャ用サイバネティクスなど、アダナスやカタナ製は特に。
弾丸状APC〈黒馬車〉
エメツコーティングが施されている。もしかしたら、別空間との境を曖昧にすることが、耐G的な効果も生むのだろうか。
髄
大きなエメツ塊。サツガイの現界に関わった。より細かく言うなら、サツガイとブラスハートの接続を補助した?
ブラックタイガー
バイオインゴットの代替品となる薬物。フォレスト・サワタリとフロッグボーイによる奇跡。フロッグボーイの油が疑似バイオインゴットか劣化バイオインゴットで、不足成分をエメツと各種ハーブで補った、ようなものか。不純エメツ、が純エメツとどう違うかも問題。
ウリエルのサイバネフレーム
エメツ廃液を垂れ流している、という描写から、機能の何かしらでエメツを使っている。分離していそうだがZAPライフル部分か、動作そのものか、奴隷化と支配のための何かか、セラフィムニンジャに関わる何かか。
マスラダの「作品」
サツガイの「祭壇」になった?爆発四散しただけのターミナスの言なのでいまいち説得力に欠けるが。
ゾーイの力
「向こう側」から直接取り出せる。
オブツダン
レッドハッグの新たな相棒。異常の一言に尽きるが、詳細が少なくわからない。
ヘラルド
オヒガン存在を現実世界に留まらせている。エメツ自体が肉体の依代になっているのか、物理世界との境目が曖昧になり、オヒガン存在感?が物理的にも機能しているのか。
セレクションの胸
ギンカクの力を何かする。
シュバルツヴァルト、カタナ社の装置
ギンカクに干渉する。マルノウチ・スゴイタカイビル地下でこのようなものが必要とされなかったのは、
ニンジャスレイヤー(ギンカク)がいたから
シルバーキーの特殊能力のため
ドイツにしか防衛機構を(過去のニンジャスレイヤーが)設置していなかったから
あたりか。
EMPヤクザ
noteにあった頭の痛いヤクザシリーズの1種。無線LAN装置と合わせることでEMP効果を持つとは、ネクサスやシルバーキーの力と合わせればオヒガンやコトダマ空間に障害を起こせる、ということか?
プラハ(デジ・プラーグ)について
プラハのメガコーポ中立性について、エメツ採掘プラントのため
地上の建造物および街並に傷をつけたことで、それまで存在していた何らかの見えない「筋」あるいは「配列」を切断してしまった
ことが原因とあった。
これは、地脈、龍脈、といった風水的な力か、ルーターとスイッチのようなインターネット配線的なコトダマ的影響か、都市のミーム、記憶の遺伝子的作用か。
人からもエメツを抽出できることと、この現象は関係があるように思える。
エメツ・ニンジャソウル憑依者のザ・ヴァーティゴ=サンが第4の壁を超越する、というのも、案外エメツの力を示唆しているのかもしれない。
物理書籍などの巻末すら、何かの伏線かもしれない。備えよう。
イルカクロイ(モーターカナタ)の異常性
イルカクロイは、おそらく未だに作中最速を誇るインテリジェント・バイクである。それだけでも凄いが、これは「エアロ」バイクである。
エメツ調達先が希少な4部以前、オーパーツと本文で言及され、スターゲイザー率いるオナタカミが解析出来ていなかった反重力機構は、モーター理論ではない、モーターチビ・チイサイ等を生んだオムラ系の秘匿技術だったのかもしれない。エメツ加工を可能にするようなオムラ創生の古代ニンジャは、カジヤ・ニンジャなのか、他のニンジャなのか。
ヨロシサン取締役会の異常性
バイオインゴットは、おそらく彼らを含んだ何かだったのだろう。ブラックタイガーの項に書いたが、同様に彼らを体内に取り込んだフロッグボーイは、バイオインゴットのような何か、なのかもしれない。そして、エメツ成分?がバイオインゴットには含まれていた。
宇宙存在と交信していたと思われる彼らの技術、月の石がエメツだったことを考えると、取締役会自体も宇宙から飛来した存在、という可能性が高まったのではないか。
いただいたコメントから浮かんだ仮説
物理世界の(太陽)光を遮ると、オヒガン≒コトダマ世界が近付く、境が曖昧になる?
ユメ~系のジツは、寝る、「目を瞑る」=光を遮断することから始まっている、ように思える。
アレックス(過去のニンジャスレイヤー)は盲目なようだったが、「生きている」モータルの彼女がザキ・クロカワ=ギンカクに触れられたのも、光を遮っていたからなのではないか。シルバーキー並コトダマ適性とかいう線もあり得るが。
また、エメツの光を反射しない黒、というのも光の遮断を思わせる(物理学上は吸収のはずだが)。エメツは能力を強化するイメージがあるが、局所的にオヒガンとの境が無くなり、エテルの流れが増加してカラテが増しているのかもしれない。
ニンジャスレイヤー(フジキド)が成した月の破砕は、日蝕単体で見れば、皆既日蝕の阻止、という予防効果があったように思える。
が、オヒガンやコトダマ空間ではわからない。もし物理世界が何かしらの影響を及ぼすのであれば、月が異空間でも地面と黄金立方体の間に存在するとすれば、黄金の光を遮る力を弱めてしまってはいないのか?
関係ないが、ブラックタイガーの説明に、アブラムシめいた執念深さ、という表現があり、アブラムシの執念とは?という謎が浮かんだ。
貪欲に餌を求め、色々な場所に付着する様、のようだが、単なる忍殺表現かもしれない。
シャドーシップ関係で、〈影の淵〉に辿り着くまでに、マンデルブロの大渦を越えている。マンデルブロといえばギンカクだが、オヒガン世界に別のマンデルブロがあるのか、同一のものなのか。
クセツ、タイクーンと出てきたネザーオヒガン、これは〈影の淵〉に近いものなのか。
今回は、ヌンジャ関係以上に、noteやwiki検索で公式情報や過去情報の確認に手間がかかった。
忘れていたり、細部まで覚えていないことがよくわかったが、ニンジャコンテンツの広がりと共に、ある程度正確なまとめ、は難しくなると感じた。