レイヤーとポートについて
OSI参照モデルが応用されている(作中的には逆だが)コトダマ空間への道程は、これまで登場した諸空間の説明にもつながる、気がする。
レイヤー(層)が違うと、やり取りするデータのプロトコル(規格)が異なり、同じレイヤーでもプロトコルが異なるとポート(端子)が大抵異なる。
コトダマ空間の力と、物理カラテが交わらない、ようなイメージだが、言葉だけではわかりにくいと思う。
とにかくそういうルールから見たまとめが以下だ。
コトダマ空間=(≒)オヒガン=ギンカクネットワーク
これらは同一レイヤーに存在、あるいは同一存在のエイリアス(別名)。
ギンカクは別ポート使用。
おそらく、本来は地表のギンカクから直接接続しかできないが、
シルバーキーはスゴイタカイビル地下の経験もあってか、
あるいはゾーイの協力で、またはその両方でアクセス出来る。
「ギア・ウィッチクラフト」でギンカクに関する件があったが、
ネクサスやダイダロスのようなニンジャが知覚できない、あるいは
アクセスできない、というのは考えづらい。
アクセスするためのプロトコルが異なり、かつ暗号化が施されている、
というイメージではなかろうか。
ネザーオヒガン≒ヨモガハマ≠影の淵
コトダマ空間とは別レイヤー?別ポート?
2つは近いものかもしれない、が、全く関係ない可能性もある。
ネザーオヒガンから出てきたアケチ・ニンジャ達が居る、
ヤモト・コキが茶器を使ってオヒガンに入ろうとしている、
ネザーキョウを起点、または扉としていると思われるこの
2つは、同じか近しい性質ではなかろうか。
「ヨロシサン・エクスプレス」で、現世とオヒガンの境目の門を管理、
とシ・ニンジャの説明にあったが、レイヤーのどれかを管理、
と読み替えられる。
だが、ヨモガハマの説明にオヒガンの深淵とあったので、
ヨモガハマ自体は、管理していたレイヤーと関係ないのかもしれない。
影の淵は、検索して出ないので本編未登場の名称かもしれない。
これも特殊な空間で、ネザーオヒガンやヨモガハマに似ているが、
それらとは別であることだけはわかる。
サップーケイ≒ゾーイの取り出す先
コトダマ空間とは別レイヤー?
「ベリアル・アンダーカバー」の現象から、この2つが非常に近いこと
だけはわかる。
コトダマ空間認識者だったニンジャスレイヤー(フジキド)が、
サップーケイに直接アクセスできなかったこと、
シルバーキーが、ゾーイの取り出す先を認識できないこと、
これらのことから、コトダマ空間とはレイヤーが違う可能性が高い。
しかし、マスターヴォーパルの協力でアクセスできたことから、
全くの別空間、という線は無いと考えられる。
マスターヴォーパルの用いた秘蔵の香、というのは、
「アマング・ザ・エイトミリオン・スターズ」のニンジャ薬草、
に近いものを感じる。
ユカノがコトダマ空間認識を開花した(ドラゴン・ニンジャを考えるなら、
思い出した)ことから、ニンジャレリックなりを用いることで、
各レイヤーに接続する、裏技的なものがあるのかもしれない。
ムシアナ
完全な別空間?コトダマ空間とは別レイヤー?
異次元の暗黒空間、なので異次元なのだが、
カラテで干渉できるということは、エテルが及ぶわけで、
コトダマ空間と何かしらつながっている必要はないのか?
N-FILEで何か明かされるかもしれない。
ミツカド・ニンジャのジツ
完全な別空間?コトダマ空間とは別レイヤー?
「フォロウ・ザ・コールド・ヒート・シマーズ」のN-FILEが出れば
追加情報があるかもしれないが、メインストーリーではない上、
尺を取りたいだろうニンジャが沢山いるエピソードなので、
このままかもしれない。
バッカスのジツ
別レイヤー?物理世界の別ポート?
先の香の話に絡めると、酒を触媒とした別レイヤーへの干渉、
とも取れる。
だが、ギンカクの話を考えると、物理世界上で別プロトコル、ポートを
用いているようにも見える。
「ザ・ドランクン・アンド・ストレイド」もメインストーリーでは
ないので、N-FILEは期待できないかもしれない。
TRPGシナリオ「ドラゴン・ドージョー襲撃」の家族の写真から、ニンジャスレイヤーPLUSだけでは追えない情報が増えていく(いる)のだなあ、と感じた。
全く関係ないが、ヌンジャについて、の記事だけ半端にアクセスが続いている。文中の「木の葉隠れ」に、某忍者マンガで調べている人が引っかかっているのでは?と思い、試しにここにも書く。
これで違うと、ヌンジャ検索botでも疑うしかなさそう。