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障害者就労支援コンサルタントの仕事とその役割とは?

こんにちは。暑さもようやくと1段落しつつありますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は私が今できる企業や社会への橋渡し的仕事について、クリエーター以外の視点で考えてみたいと思います。

私は普段「障害者就労支援コンサルタント」として活動していますが、今のところ仕事になっていません。
そこで下記にどんな仕事なのかをまとめました。

障害者就労支援コンサルタントは、障害を持つ人がスムーズに就労できるよう支援する専門家です。企業や福祉団体、行政機関と連携し、障害者が自立して働くための環境整備や支援体制の構築をサポートします。この職業には、企業が障害者を雇用する際のサポート、障害者自身への就労支援、就労後のフォローアップなどが含まれます。

具体的な役割を以下にまとめました。

1. 障害者雇用の計画立案

障害者を雇用する企業や団体に対し、具体的な雇用計画や職場環境の整備を提案します。例えば、職場のバリアフリー化、障害に応じた仕事内容の見直し、適切な配置などが含まれます。障害者に合わせた雇用形態や就業条件も提案することが多いです。

2. 就労支援プログラムの開発と実施

障害者向けの就労支援プログラムを企画し、適切なトレーニングや研修を提供します。これには、就労スキルや職業訓練、人間関係のスキル向上などが含まれ、障害の特性に応じた指導が求められます。

3. 障害者向けカウンセリング・サポート

障害者が働く上での悩みや課題についてカウンセリングを行い、メンタル面のサポートも提供します。就職活動時の面接対策や仕事でのコミュニケーション方法、就労後のストレスケアなども含まれ、障害者が自分の力で働けるよう支えます。

4. 企業や職場への啓発・教育

障害者と共に働く社員や上司に対し、障害についての理解を深めるための教育や研修を行います。これには、障害者が職場で直面する可能性がある問題についての意識向上や、共生社会の実現に向けた取り組みが含まれます。

5. 法的・制度的な助言

企業が障害者を雇用する際に必要な法的な手続きや制度について助言し、障害者雇用促進法などの法令遵守をサポートします。補助金や助成金の申請手続きも支援し、企業が適切に活用できるよう助けます。

6. 就労後のフォローアップ

就労後も定期的にフォローアップを行い、職場での適応状況や働きやすさを確認します。必要に応じて職場環境の改善提案や、職場での課題解決のための介入も行います。

必要なスキル・資格

障害者就労支援コンサルタントには、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格が求められることが多く、障害者支援に関する深い知識と経験も重要です。また、心理カウンセリングやビジネスマネジメントのスキルも役立ちます。

障害者就労支援コンサルタントの意義

障害者が持つ能力を最大限に発揮し、社会に貢献する機会を増やすことで、社会全体のダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)を推進する役割を担っています。
これらを踏まえて今私ができる役割について考えてみましょう。
クリエーター支援以外で障害者支援に取り組むとしたら、以下のような活動や役割を検討できます。

1. 就労サポートアドバイザー

• 企業が障害者を雇用する際のサポート役として、職場環境の整備や適切な配置などについてアドバイスすることができます。職場での障害者雇用の理解促進や適切なサポート体制の整備を助けることで、障害者がより働きやすい環境をつくる手助けが可能です。

2. メンタルサポートやカウンセリング

• 障害者のメンタルケアや、就労に関する悩み相談を受ける役割も重要です。障害者が自信を持って働くために必要なサポートや、仕事上のストレスに対応するアドバイスなどを提供することができ、長期的に支え続けることで働く意欲や安定した生活につなげることができます。

3. 教育や研修のコーディネート

• 障害者やその支援者向けのトレーニングプログラムや研修を企画・運営し、職業スキルやコミュニケーション力を向上させるサポートができます。障害に応じた支援方法や知識を周囲に伝える教育活動も重要です。

4. 職場との調整役

• 企業と障害者の間に立って、職場でのトラブルや問題を解決する仲介役として活動することができます。具体的には、業務内容の見直しや、周囲とのコミュニケーション支援、障害者が安心して働ける環境を整えるための提案などです。

5. 法律や制度に関するアドバイザー

• 障害者支援に関する法制度や助成金制度についてアドバイスを行うことで、企業がスムーズに障害者雇用を進められるよう支援します。企業や障害者が利用できる支援制度についての情報提供や、申請手続きの支援も行えます。

6. 障害理解の促進

• 障害のある方が地域社会や職場で理解を得られるよう、障害理解の促進活動を行うことができます。講演やワークショップを通じて、障害に対する偏見や誤解を解消し、より包容的な社会づくりを目指します。

7. リソースの提供や調査

• 障害者が仕事に必要なリソース(例:アシスティブテクノロジー、視覚・聴覚サポート、ツール)について情報を提供したり、調査を通じてニーズを把握し、適切な支援を届ける方法を検討することもできます。

どれも、障害者が持つ可能性を引き出し、働きがいを感じてもらえるような支援に繋がるため、役割に応じて取り組み方を選択できます。
このようなことから、今後私は、「
就労サポートアドバイザー」としての活動も積極的に行なっていきます。
特に、視覚障害者へのサポートはより強く取り組めるようにと考えていきます。
目が見えないからこその取り組みや考えを社会へ投げかけたり、企業と共に、改善点を探ったりすることで、1人でも多くの視覚障害者を納税者にすることができると考えます。
ワークショップや講演会の開催も積極的に行なっていきます。
さらに「飲食店や商業施設」などへの「合理的配慮」などの取り組み推進も行なっていきたいと思っています。
今回は私が今できる企業や社会への橋渡し的仕事について考えました。
興味を持たれた方からの積極的なアプローチをお待ちしております。

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