
草木染で夢を与える🌷小松園さん
こんにちは!
JICA海外協力隊グローカルプログラム生の竹元真麻です。
本日も釜石市地域おこし協力隊のご紹介をしていきます🧶
今回ご紹介するのは【農業普及コーディネーターの小松園さん】です!
小松さんは、植物の天然素材を使って布や糸を染める伝統的な染色技法である「草木染」をしています🌷🍃
プロフィール🧶
名前:小松 園
出身地:宮城県
ニックネーム:おそのさん
職業:釜石市地域おこし協力隊【農業普及コーディネーター】
Qなぜ地域おこし協力隊になろうと思いましたか?🍀
幼い頃から植物や生き物に興味があり、これまで色んな田舎で農業や園芸に関わる仕事をしていました。
様々な場所で経験したことの総まとめとして釜石で地域おこし協力隊を挑戦してみたいと思いました。
Qなぜ釜石を選んだのでしょうか?💫
東日本大震災で被災した後、釜石を訪れて自身と同じ境遇の人たちにシンパシーを感じました。
また、釜石で暮らす老若男女問わず色々な人が、「今」を活き活きと生きている姿を見て、震災から止まっていた自分の時間が動き始めました。
Q小松さんの一日のスケジュールを教えてください🌤️
農業ということで、基本的にお天気任せです。☁
晴れている時には、
お花にお水をあげたり摘んだり、草木染の糸の下地処理をしたり
地域の方々の畑をお手伝いに行っています。
また、月に2回程草木染の体験会を開催しています。

Q小松さんが思う草木染の魅力はどんなところですか?
1番は、思い通りにいかないところです。
季節や温度、ほんの少しの分量の差でも色が変わるので、思った通りにはいきません。でもそれがワクワクして楽しいです。
同じ品種でも毎回違う色になり、やればやるだけ新しい色に出会えることが、本当に奥が深くて、昔の人たちは本当に凄いことをしていると思います。
Qどのようなものを作って誰に手に取ってほしいと考えていますか?💝💭
作品を作るよりも、草木染で夢を売りたいと思っています。
「これで〇〇を作りたい」「素敵な作品を作りたい」というように素敵な夢を見てほしいです!
そのために、手に取ってくれる誰かが夢を見られる色を作りたいです。

Q小松さんの地域おこし協力隊としての今後の目標を教えてください!🌈
釜石の名産であるクッキングトマトや甲子柿を草木染に使いたいと考えています。草木染に使うことで旬ではない時期でも、年間を通して宣伝することが出来るようになるため、農家さんの応援が出来たらいいなと思っています。
また、まだ発見していないのですが、実は釜石には草木染ではとても貴重な赤色が出る植物である日本茜と生えているそうです。見つけて育てて赤、ピンク染めにチャレンジし、釜石の特産品にしたいです。
これで【地域おこし協力隊 小松園さん】のインタビューを終わります。
〘私の感想〙
今回、おそのさんにインタビューさせていただいて、私は小さなことに目を向けることの大切さを改めて感じました。
おそのさんは近くで鳴いている虫の声を聴いたり空を眺めたり、いつも自然に向かってアンテナを張っている方で、私が感じたことのない多くのことを感じ取って生きていて、とても心が豊かで素敵だなと思いました。
また周りにいる人やモノ、動物を本当に大切にしている姿がとても魅力的でした。小松さんの気配りや愛情に触れ、私も日常の中で見過ごしがちな小さな幸せや美しさにもっと目を向けて大切にしたいという気持ちが強まりました。
これで終わります!最後まで読んでいただきありがとうございました⭐️⭐️