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【#6 日本製鉄釜石シーウェイブス】

釜石を象徴するラグビーチーム「日本製鉄釜石シーウェイブス」。
地域に根付き、地域の方々やファンの方々の思いを胸に”勝ちにこだわるチーム”です。そんな釜石シーウェイブスの事務局長である泉さんの鉄に負けない熱い想いを取材しました。


会社概要

チーム名:日本製鉄釜石シーウェイブス
所属リーグ:JAPAN RUGBY LEAGUE ONE DIVISION2
設立:2001年4月25日
拠点:岩手県釜石市
事務局:〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石内
TEL :0193-22-1173
公式HP:https://kamaishi-seawaves.com
インスタグラム:https://www.instagram.com/kamaishi_seawaves/
フェイスブック:https://www.facebook.com/KamaishiSW/

インタビュー:事務局長:泉 秀仁さん

高校からラグビーを始めた泉さん。ポジションはスクラムの両脇につくフランカーでした。

インタビュー🎤

Q1. 泉さんのこれまでのキャリアを教えてください!

高校からラグビーを始め、日本製鉄釜石シーウェイブスの前身である新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権7連覇した時代に選手として試合に出ていました。
仙台にある日本製鉄のグループ会社の東北営業所で働きながら、2・3年前からシーウェイブスの理事として関わっていました。チームが成長するためには、選手だけでなくチームを支える運営としても強化していかなくてはなりません。「事務局長としてシーウェイブスを支えて欲しい」と総監督の坂下さんやゼネラルマネージャーの桜庭さんから声をかけられ、今年4月から事務局長として働いています。

Q2.1日の仕事の流れを教えてください!

その日によって仕事のスケジュールは変わります。
例えば今日であれば、午前中は長年ご支援いただいているスポンサー様に、次の契約更新のセッションに行ってきました。試合前に着るウォーミングアップシャツにスポンサー様のロゴを入れることになったのでその了解をいただくこと、来季の契約更新の話をしました。
午後は、週に一回行っているシーウェイブスの事務局連絡会の会議を行いました。
毎日必ずする仕事はメールの確認です。ラグビーリーグ・スポンサー様・スタッフなどから、1日約60~70件のメールが届きます。
そのほかにも、スポンサーになっていただけないかの営業やコラボ企画の打ち合わせ、ラグビー普及活動のためラグビー体験会などを開催しています。

Q3.泉さんの仕事のやりがいはなんですか?

チームが成長するために、選手が強くなること・事業を拡大することの両立にやりがいと難しさを感じます。
チームの成長のためにやるべきことはたくさんありますが、人手や資金などの関係で全部を一気に進めることはできません。限られたリソースを活用して最大限の効果を発揮するためやるべきことの取捨選択をすること、今すべきことを選ぶことが大変です。

取材をしている様子。シーウェイブスの選手・スタッフは総勢70名ほどいるそうです。

Q4.どのような思いを持ちながらラグビーに関わっていますか?

​​お世話になった釜石へ恩返しをしたいという思いがあります。
地域の皆さんは、シーウェイブスに頑張って欲しい・もっと強くなって欲しいと思っていると思います。私としては「シーウェイブスは地域に寄り添い、試合に勝って釜石に恩返しをする勝利至上主義」の思いを持っています。市内で行っているラグビー体験会のような普及活動も、チームが強くなること・勝利に繋がることだと考えています。
地域の皆さんやファンの皆さんの思いを背負いながら、これからもラグビーに関わり続けます。

Q5.今後の目標を教えてください!🏉

強いチームになるためには財政面を安定させることが目標です。現在、チーム全体のレベルも個人のレベルも上がってきています。選手が成長すると選手の価値も上がるため、レベルの高い選手をチームにとどめておくためには、財政面の安定が必要不可欠です。
”もう一度日本一を目指したい”。ラグビーで日本一を経験した総監督と共に、日本一になるために何をするかまだまだ考えていく必要があります。日本一の想像がつく、選手が集まってくるチームにしたいです。

Q6.これから釜石に来る選手に伝えたい魅力はありますか?

釜石シーウェイブスは、何事にも真面目に一生懸命取り組むチームです。うまいことやろうとせず、コツコツ取り組むことが一番の近道と考えています。都会より華やかなチームではありませんが、泥臭く勝ちにこだわります。また、釜石は土地にも恵まれています。美味しい魚やお酒、自然豊かな環境の中で一緒にラグビーを盛り上げましょう!!

感想📚

「地域への恩返しをしたい」という気持ちを一心に、チームを運営している泉さんからはとても熱意を感じました。運営に取り組む様子は、何事にも真面目に一生懸命取り組む、チームの魅力を体現しているように思います。元ラグビー選手だったからこそ、その思いを選手と共に今のチームにも受け継いでいると思うと素敵だと感じました!是非読者の皆さんも釜石シーウェイブスを応援して、一緒に泥臭く日本一を目指しましょう‼ Let`s スクラム!!
改めて泉秀仁さん、本日は取材へのご協力ありがとうございました。



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