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奴隷の影

私はアクセサリーをほとんど持っていない。

ピアスホールもどこにも開いていない。

昔、ネックレス的なものを持っていたが、実家から一人暮らしをした際に失くしてしまった。(たぶん本気で探せばあるが、気力がないのでない)

それからも全くアクセサリ類を購入していない。

唯一それらしいのは時計。

ビジネスで使う用と、普段私服に合わせる用の2本。

まあ私が効率主義だとかファッションに疎いことが要因だといえるが、今回着目したいのは「そっち」ではない。

時計への愛着だ。

時計は「資本主義の奴隷リング」だ。

時計を気にせずに行動したいか、君は。

私はしたい。

でも、社会で生きていくにはタイムマネジメントが不可欠である。

(絶対的な時間帯でなくて、相対的な時間な。何時に起きるとかじゃなくて、プロジェクトのどの行程を何時間かけるかとかそっちね)

だからいつも出掛ける時に時計を付けるときは

「(俺は資本主義の奴隷・・・)」と脳内のオジサンが囁く。

時計に金をかけるのもいい。強い奴隷でいたいのだろう。

個人的にシンプルが一番だとは思うが、どこに自分の自己同一性を滲みださすかはひとそれぞれだ。

囚人が鉄球足首につけられて、「鉄球の色変えて他の奴らと差をつけるぜ!」って言ってたらいいな…今度また逮捕されたらそうしよう。


なんつってたらもう2時ですよ・・・あーあ、義務教育の辛いところね、コレ(笑)


ちな思い出したんだが、この間久しぶりに会った友人から

「お前さ、中学のとき小論模試かなんかで全国で上位じゃなかった?」

って言われたんだよね。そうだったっけ?勘違いな気もするし、あんまり思い出したくない頃の記憶だから脳が勝手になかったことにしてたのか?

まあどっちでもいいけど、昔も今も字書いたり読むの続けていきたいよね(眼帯を外し、目頭を抑えて動かなくなる)


(おしまい)



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