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代表取締役×財務責任者 | ぶっちゃけトーク

登場人物

左:代表取締役:武藤
右:財務責任者:M・H

お互いの最初の印象は?

(M・H)
グループ内で色々ご縁があってトライハッチにジョインすることになったんですけど、グループから見て順調に伸びててイケイケの会社の社長だって印象がすごく強かったです。

天才型だって周りが騒いでたんですが、トライハッチのジョイン後に全領域を武藤さんがカバーしている印象を受けて、すごい苦労されてきてるんだろうなって印象を受けたのを覚えてます。

財務面のところだけでも楽をさせてあげたいと強く思いましたね。

(武藤)
固くなさそうで良いなって思ったのが最初ですね。偏見ですけど、ガチガチのTHE財務部長なのかなって思ってた中で、良い人だったんで良かったです。笑

あと、朝早く出社したとしても絶対平田さんいるじゃないですか、平田さんって会社に住んでます?笑

まぁそれは置いといて、トライハッチにアジャストしてくれてるし、文化、人にもリスペクトを持ちながら進めてくれていて、寡黙ではありながらも会社のことを考えてくれていることが本当にありがたいです。

財務部が会社の中でどういう役割を担っているか?

(M・H)
現状でいうと、制度会計(簡単にいうと月次を締めて決算して数字を作ること)に留まってますが、今後1年間で予実管理や事業成長に必要な情報のアウトプットとかを任せていただけるようになったので、そういった財務面で会社を成長させられるような役割を担っています。

武藤がM・Hを財務部の責任者に抜擢した背景は?

(武藤)
ちょっと遠回りな話になるんですけど、

経営者って、どっちかっていうと利益をいくら出せるのかっていう投資思考の人が多い中で、多少リスク背負ってでもアクションを起こす人が多いと思うんですよね。

僕も地に足はつけた状態(赤字は絶対に出さないという経営)が大前提、(リスクとすら思ってない自信のある経営戦略に)バンバン投資して、当たるものはどれかを見定めるタイプだし。

その中で、さっきも伝えた通り、偏見だけど財務系の方って固くて口うるさいイメージがあるのよね。笑

会社をどうやってスケールさせていくのかを考えたときに、チャレンジに対して財務からブレーキがかかるとお客さんだけじゃなくて社員のみんなにも迷惑かかるなって思ってて、そういう人はやりにくいなって思ってる。

その反面、平田さんは独立されてた経験もあるから、財務の経験と経営者の経験の両面の気持ちを汲み取ってやり取りしてくれるから、すごくやりやすくて抜擢したって感じですね。

(M・H)
ありがとうございます。
一般的なCFOとか財務経理としては、今評価いただいてるところって間違ってるのかもしれないんですけどね。笑

ただ、感覚値ですけど、世の中の9割くらいはうまくいかないと思ってます。その中で、それは危険だって言っておけば大体当たると思ってるし、それはズルいと思ってます。

先ほど武藤さんからもあった通り、自分で会社を経営していた時期もあるので『踏んで(アクションを起こして)みないとわからない』ことの理解もめちゃくちゃあります。

今までトライハッチは独資でやってきてここまでこれているので、リスクをある程度わかったうえで判断をされていると思うし、本当によっぽどのこと(キャッシュが枯渇しますレベル)がない限りは反対することはないと思います。

まあ、ほぼないと思ってますけど。笑

財務部のミッションや具体的なアクション

(M・H)
1つは、事業成長にドライブがかかるような数字を提供できるような部署を目指してます。まぁ、ここは攻めの部分ですね。

もう1つは守備の面で、監査法人だったり親会社だったり税務調査だったり、自分以外のメンバーがまだここが疎かったりするので、そこを部署としてしっかり担えるようにしたいですね。

この2つが財務部のミッションです。そこに対してのアクションは、まあ色々やってます。笑

トライハッチの未来の構想に対して、財務部に期待していることは?

(武藤)
M・Hさんからもあった通り、守備の部分を大きく求めますね。もちろん、守備の部分は財務だけじゃなくて上層部全員で行っていくことが大前提ではありますけど(欲をいえば、メンバーレベルでそこを見れるようになってるのが一番理想)。

事業会社として、営利団体でやってる限りではそこが重要。

あとは、上場しているグループの子会社としてトライハッチの数字は一部だけど株式のマーケットに反映されてるわけで、そこの数字に関する精度は高めていかないといけないからこそ、守備の部分は大事かな。

もちろん攻めの部分もめちゃくちゃ必要なんですが、そもそも、今のスタートアップ、ベンチャーの会社経営は、エクイティファイナンスなのかデッドファイナンスなのかってのがある中で、エクイティって『攻撃は最大の防御』、最終的にゴール決めれれば良いよねってスタンスなのかなって思ってます。

逆に僕らの場合は、デッドファイナンスでやってきてて、いかに自己資本だけで赤字にならずに経営するかっていう、攻めの中でも守りの部分はリスクを考えながら慎重にやってきてました。

グループに入っている今も別にグループから資金を借りてるわけではなく、独資でやってるときと変わらずやれてると思います。

その姿勢は崩さず、攻めていけるような経営はし続けたいかな。

(M・H)
確認作業はもちろんさせていただいてましたが、お互いの共通認識はばっちりで安心しました。笑

トライハッチの財務部で活躍できる人材とは?

(M・H)
スキルは最低限必要ですけど、自責性、自分からチャレンジできる人が財務部にはほしいですね。

人間力含め、チャレンジングな人が良いです。

(武藤)
トライハッチである理由を持ってる人が良いなって思います。

営業部とかコンサルとか、フロントの人たちがそこの理念に共感してくれるのはすごくわかるんだけど、バックオフィスの人って、お客さんと接することも少ないから事業に直接的に携わるところじゃないと思うのよね。

そういった間接的な状態だと、どこで働いても良いじゃんって感覚になっちゃうので、バックオフィスの方はトライハッチである理由が明確になっている人が良いかなって思います。

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