【加賀市の良いところ①】身近に温泉があるから、冬でもホッカホッカ!
今シーズンの冬はなかなか寒いです。
わたしの住む、石川県加賀市も雪の日が続きます。
こんな寒ーい時期はやっぱり
温泉でしょう!
加賀市には、加賀温泉郷があり
この時期は、たくさんの観光客が温泉旅館を訪れます。
私の勤める旅館も多くの方でにぎわっています。
そんな昔からの温泉地だからこそ
もちろん地元の人々からも
長ーく愛される「共同温泉浴場」があります。
そんな中でわたしのお気に入りを紹介します。
山代温泉には古総湯・総湯・足湯がそろっている
山代温泉には、共同浴場が2つ隣同士にあります。
さらにそのそばには「足湯」まであります。
一番オーソドックスで庶民的な銭湯的存在が「総湯」です。
地元九谷焼のタイルを壁にめぐらせた浴場は
それだけで雰囲気があります。
お湯は、源泉100%で加水はしてません。
(かけ流しと循環ろ過を併用)
お年寄りの方ばかりかと思いきや、
意外と若い方や小さな子供連れも多く、
いつもにぎやかに地元の方言が飛び交っています。
不思議と毎日入浴しても
すぐにまた来たくなります。
明治時代の総湯を復元した「古総湯」は
いわば山代温泉のシンボル的存在です。
観光雑誌やホームページでも目立つように紹介されています。
外観が当時のままを再現した姿で
内装では、当時のモダンだったステンドグラスが
湯舟に鮮やかな光を落としています。
入浴方法も当時と変わらず、シャワーなどの設備はなく
かけ湯のみで入浴するスタイルです。
どちらかというと、観光客向けかもしれませんが、
地元民でも、たまに立ち寄りたくなる魅力があります。
2階の畳敷きの休憩場からの景色が最高なんです。
外から、スーと入ってくる心地よい風が
入浴後のクールダウンにとてもマッチしています。
そして最も気軽に利用できるのが「足湯」です。
岩場の上に立つ八咫烏(ヤタガラス)が目印です。
もちろん、無料です。
わたしもちょくちょく立ち寄っては
足先から暖をとっています。
スーパー銭湯だけど天然温泉な「加賀ゆめのゆ」も好きです
こちらは、共同浴場というよりは
完全に民間のスーパー銭湯です。
しかし、地元ではもうなくてはならない施設です。
何がよいかというと
なかなか広いわりに、利用客がいつもそれほど多くないので
本当にゆっくりのんびりしていても
まったく罪悪感を感じないのです。
サウナがあるのはわたし的には◎です。
我が家の子供達も
つい先日「加賀ゆめのゆ」デビューしました。
なんとか走り回らないように、事前に釘を刺しておいたおかげで
チンとして、おとなしく入浴していました。
そして、よっぽど気に入ったのだろうか、
「また、ゆめのゆに行きたい」と
リクエストがあり、
これからも家族でお世話になりそうです。
柴山潟には抜群な眺望の温泉があります
柴山潟の湖畔にある「片山津温泉・総湯」は
とってもきれいな共同浴場で、景色が最高です。
おそらく、浴場内からの湖畔の眺めは誰もが感動するでしょう。
海が近いので、湯を舐めると少ししょっぱいです。
その為か、入浴後は体がずっとホカホカです。
天気の良い平日の昼間、
ほどんど貸切のような浴場からの白山連峰の眺めを
独り占めすることも出来るかもしれません。
是非、加賀市を訪れた際には
ふらっと「共同浴場」を試してみてください。
結構リアルな地元の姿や声を体験できますよ。