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私、実は隠れ阪神ファンでした。

阪神タイガースは先日の最終戦で中日に敗れてしまい、残念ながら優勝を逃してしまいました。しかしシーズンを通して面白いゲームを何試合も見られ、個人的には大満足なペナントレースでした。選手の皆さん本当にご苦労様でした。そしてありがとうございました。

この様に、私は阪神ファンです。自他共に認めるタイガースファンです。
しかし、今だから何も躊躇なくファンを公表することが出来ますが、以前はこっそりとタイガースを応援している隠れファンでした。
アラフォー世代の方ならなんとなく共感できる方もいるのではないでしょうか?
特に私の様に、関西在住でも出身でもなく、地方の人間にとっては以前は阪神ファンを公言する事に恥ずかしさを持っていた人もいるのではないでしょうか?
それでは一体なぜ隠れファンに留まっていたのでしょうか?

子供の頃のタイガースと私

私の生まれた石川県は昔から野球中継といえばほぼ100%ジャイアンツの試合しか放送していませんでした。なので大半の野球好きは当然ジャイアンツファンでした。(たまに中日ファンはいました。)
しかし、物心ついた頃におそらく初めて見た日本シリーズのテレビ放送があの1985年の阪神と西武のそれだったのです。その時のインパクトが強すぎた為にその後は阪神の虜になってしまいました。
それでも、その後はご存知の通り阪神は全然勝てなくなります。それでも阪神は好きでしたしずっと気になってはいました。
しかし、友人達はほぼ巨人ファン。学校のクラスでも阪神ファンと名乗れる雰囲気はそこには無く、公言すればもしかするとちょっとイジメられるのではと思っていました。なので好きなチームを聞かれても特に無いと答えてました。

それでもタイガースが嫌いにならなかった理由

それではタイガースがもっと強くていつも優勝争いをしているチームだったら公言していたかと言うとそれはわかりません。ただ、阪神ファンの方なら同意される人もいるでしょうが、いつも負けているのにたまに勝つのがすごい嬉しく、あんまり期待してはないけど少し連勝なんかした日にはもうお祭り騒ぎ。(あくまで自分の中だけですけど)今日もどうせ負けたのだろうとプロ野球ニュースをチェックするとまさか逆転勝ち!マジか!みたいな。そして、また負けるとまあこれが平常だよね。っと気持ちが落ち着く。
数年もこの感じが続くと、逆に5連勝とかするとすっごい不安になってしまう。
私は勝手にこの心境をタイガースシンドロームと名付けています。

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結局、隠れ阪神ファンとはどうだったのか

最近のタイガースはメキメキと強くなって、以前の毎年Bクラスのチームではなくなりました。流石にもうファンを隠す必要もないし、堂々と応援はできます。
しかし、以前の様にコソコソと応援していた自分も意外と嫌いではなかったと思います。むしろあんまり期待しないで観れていたけどぜんぜん心地悪くは無かった様に思い出します。だから今でも少しは隠れファンでいたいですね。

これからも阪神ファンは止められないでしょう。
地方からこっそりと応援していきます。



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