あの「50度洗い」で炊飯してみたら、驚きの結果だった!
数年前にブームになった
「50度洗い」
今回は、お米を50度洗いしてから
炊飯してみました。
結論から申しますと
「たいへん美味しゅうございました。」
私個人の感想でありますが、
普段の炊飯に比べてみると
明らかに美味しく感じました。
特に
ご飯の甘みが際立っている
この点が印象深く、
今回の50度洗いにおいて
お伝えできたら嬉しい点です。
普段からご飯大好きな我が家のメンバーからも
高評価を頂いております。
この記事を通して、
いつもより少しだけでも
美味しくご飯を召し上がりたい、
家族や誰かに美味しいご飯を提供したい
っとお考えの方に対して
ヒントになればと存じます。
そもそも、50度洗いとは?
その名のとおり、50度のお湯で食材を洗うことです。
そうすることで、
食材を美味しい状態のまま保存することが出来ます。
何故か?
葉野菜は、50度前後のお湯で洗うと
ヒートショック
という現象により、葉の表面の気孔が開いて
水分を吸収できるのことで、
みずみずしくシャキッとします。
野菜や果物が最も50度洗いにおいて
変化がよく分かり、その効果は一目瞭然です。
では、お米ではどうなのか?
どうも、調べたところ、、、
あんまりメジャーではないけれど、
そこそこ面白そうなので
私自身で実証しました。
尚、その手のプロの方の情報を参考にしました。
お米の50度洗い、その準備と手順
準備するものは、
ボウル・ザル・温度計・米・50度前後のお湯
そして手順は
① 50度のお湯をボウルに用意する。
② その中でお米を10秒ほどでサッと洗う。
③ 1分ほど触らずに放置。
④ お米をザルに開けて、お湯を捨てる
⑤ ボウルに水を張り、お米を軽くとぎ、水を切る。
⑥ 炊飯器(我が家は土鍋)に米と水を同量入れる。
⑦ 30分以上浸水してから炊く。
50度洗いのメリット
お米には、精米した時のヌカなどが付着しており
それが空気に触れて酸化します。
酸化した付着物はお米に嫌な臭いをもたらします。
水ではなく50度のお湯で洗うことで
その臭いを取り除くことができます。
洗ったお湯を覗いてみると、
結構汚く濁っているのがわかります。
気になるヌカ臭さがなくなれば
炊飯したご飯からは
お米本来の良い香りが楽しめます。
また50度洗いは
お米の旨味を逃さない方法でもあります。
お米の細胞を壊さないミラクルな洗い方なので、
艶やハリが明らかに違い、
口に含むと
一粒一粒がはっきりとした弾力を感じられます。
その違いは、
時間がたってから冷めた状態ほど
よく感じられます。
冷や飯やおにぎりでも美味しく頂けます。
50度洗いの注意点
どうしても、50度のお湯を用意することが
面倒に感じてしまうことがあります。
しかも、冬場では
直ぐに温度が下がってしまうので、
差し湯の準備も必要になります。
また、50度言えどもお湯ですので、
火傷には注意が必要です。
素手では熱く感じられるので
ゴム手袋や泡立て器があれば安心です。
実証してみて
実際に50度洗いでご飯を炊いてみて
その味の違いには驚きました。
それも50度前後という限られた温度帯でのみ
その効果が発揮されるという事実。
科学の不思議と面白さを体験できました。
是非、
家族や親しい人たちと一緒に
一度試してみることをお勧めします。
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