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【運気を整える】誰にでも、いつでも正式参拝をすることは出来るのか?

大晦日の除夜参り、お正月の初詣。
今年すでに神社に出向いた方においても
正式参拝(拝殿参拝)をされた方は多くないはず。
一般的には
お宮参り(百日参り)、七五三詣、厄除けの際には
神社で正式参拝をされる機会があるかもしれません。

それでは、
上記以外の事由で、
正式参拝をすることは出来るのでしょうか?

わたし達夫婦もよく知らなかったのですが、
正式参拝(拝殿参拝)は、
神主がいる神社なら、どなたでもできます。

特に、主だった理由がなくても
いつでも参拝してもらえます。
(神社によっては予約が必要かもしれません。)

今回、私たち夫婦も
改めて正式参拝をすることで
感じたコトや考えたコト、気付いたコトを
お伝えできたらと思いました。


1.そもそも正式参拝とはなんぞや?

正式参拝(昇殿参拝)とは、
普段は一般の参拝者が入ることが出来ない本殿に通され、
神様のより近くでお参りが出来ること。
そこで、神主が正式参拝をする人の
住所と氏名を読み上げて、祝詞をあげてくれます。
玉串を捧げ、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。

参拝前に、社務所でどんな祈願をしたいかを選んで、
「玉串料」をおさめます。
この料金は、3,000円からが一般的ですが、
調べると色々と異なった情報があり、
この辺は、神主に聞きましたが
はっきりした返答はありませんでした。


2.どうして、今回正式参拝をしたかったのか?

わたし達家族は、
ちょうど3年前に今の加賀に引っ越してきました。
引っ越し前から、不安が残っており、
引っ越した初日から上手くいきませんでした。
仕事、住まい、保育園、地域性など
どれも好きになれず、家族でのケンカが絶えませんでした。

一時は、夫婦間・親子間での衝突がエスカレートして
ホントに家族がバラバラになりかけました。
今から思うと、ホントにそうなっても不思議ではありませんでした。
しかし、
そんな辛い日々をなんとか3シーズン越えて
最近ようやく家族に元気が戻ってきました。
(このあたりの経緯は、また別の機会に書いてみたいと思います。)

そして、ここにきてようやく
前向きな気持ちが芽生えてきたタイミングで、
神社に足を運んでみたいと妻から提案がありました。

「加賀に来てからの3年間は大変だったけど、
今も家族で一緒にいられることにお礼をしないとね。
あと、ようやく加賀が好きになってきたから
これからも加賀で楽しくやっていけるように
お願いしたいから。」

せっかくのこの気持ちを伝えるには
地元の「服部神社」に出向くことに決めました。
これまでも、ちょくちょく境内にはお邪魔してましたが、
正式参拝をするにはここしかありませんでした。
我が家では、かなりお気に入りのスポットなんです。

3.正式参拝は神様との交流の場

当日は、朝から快晴。
本殿までの階段が寒さで凍り付いていました。
ピンっと張りつめた境内が心地良く感じました。

服部神社では、初めての正式参拝でしたが
神主さんはこれまで何回がお会いした方だったので
なんとなく安心して拝殿に足を踏み入れられました。
一連の流れが無事に終わり、
最後に神主さんからのお言葉がありました。

参拝自体はそんなに堅苦しく考えないでください。
ただ、まずは
神様に感謝の気持ちを伝えるコトを忘れないでください。
そして、その後に
ご自身のお願いことを伝えてください。」

これはとても、大事なことを聞きました。
私自身、これまでにそんな意識がありませんでした。
しかし、考えてみれば当然ですね。 
いつも見守ってくれてありがとう
をそっちのけで、
「どうすれば、ご利益がありますか?」
と相談しても神様は戸惑いますね。

神様の喜ぶ顔を思い描いて参拝する。
これこそが
自分自身の運気を整えるコツでしょう。


4.正式参拝を終えて、、

わたしも妻も
拝殿を後にして、スッキリした表情になっていました。
妻は、ずっとモヤモヤしていた感情が
スッと霧が晴れたような心地がしていると喜んでいました。
わたしも
参拝前はそれほど乗り気では無かったのですが、
参拝後は本当に
足を運んでよかったとつくづく感じていました。
こんなに気持ちが変わるモノかとおもいました。

それと同時に
まだまだこの神社も、この加賀の地も
知らない事がたくさんあることに気づき、
もっと身近に感じられるように
積極的に足を運んでみたくなりました。

なので、今後も
地元・加賀ネタもちょこちょこ書いていきます。
もし、こんなローカル記事でも
興味があれば読んでみて下さい。



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