先日公開されたトゥースGPTのAIチャットサイトとイーロンマスクは全く関係がない
本当に全くTruthGPTのサイトとイーロンマスクは関係ないんですよね。前回の記事では、TruthGPT.oneのホワイトペーパーに書かれている内容などをお話しました。
一部、誤ってTruthとTrustを誤って書いた分がありますが、訂正しています。
ここでは多くの方がイーロンマスクのサイトだと思っているTruthGPT.oneが一体何なのか何なのか解説します。
TruthGPT.oneとは一体何なのか解説
TruthGPTを検索すると以下のページが登場します。
解説の前に私は何点か気になることがあったので最初にいくつかその要点をまとめてます。
TruthGPT.oneはこのような感じになります。
TruthGPTは「com」ではなく「one」というドメイン。
アプリ開発の資金調達はTRUTHコイン(truthGPTコイン)となっている。
TruthGPT.oneのチャットボットはTelegramからリリースされている。
TruthGPT.oneサイトにあるアプリ開発者があまり良くわからない。
ウォレットはTrust
つまりこれらだけをまとめると、「ドメインはcomじゃなくてoneで、資金調達に仮想通貨をして、テレグラムからリリースしてアプリ開発が誰かよくわからない」というものです。普通に考えて怪しいの一言です。
でもドメインがcomにこだわる必要はないわけなので、実際oneで良いと思いますし、TruthGPTの文脈には正しいので何ら問題ないと思います。
通常、ドメインの価値としてはcomが一番とされています。
※英語表記TrustウォレットをTruthと誤って書いていました。正しくはTrust
wallet、もしくはトラストウォレットになります。
もともとTruthGPTのドメインがどれくらい取得されたのか記事にしていたので、興味がある方はこちらをどうぞ
前回の最後の方で述べましたが、TruthGPT.oneではTRUTHコインでサービスに投資するような形になっています。
トークンセールですね。
ガクトが広告塔だったスピンドルという仮想通貨がありましたが、
上場したその日が天井というのはよくあることです。価値なんてないからです。
TrustWalletはバイナンスのグループ会社関係
TruthコインとTrustウォレットが完全に紐づくかはまだ検証中です。
少なくともTruthGPT.OneではTruthで資金調達をして、ウォレットはTrustとなっています。
oneのページでは、下記のようにTruthコインで使うウォレットはmetaかTRUSTwalletとなっています。
ただ、それぞれの関係がTrustwalletが資金調達ICOのためにTruthコインを作ったのかプロダクト開発であるのかは、いまのところ不明です。
Truthコインはバイナンススマートチェーンと表記されています。またTrustwalletはバイナンスの仮想通貨ウォレットアプリです。詳細は後述します。
下記のホワイトペーパーのブロックチェーンに関する部分の日本語訳ですが、バイナンススマートチェーンと書かれています。
しかし、TruthGPT.oneのサイトにはバイナンスが運営していませんし、バイナンスに関係があるというようなこともありません。運営はTruthGPTになっています。
oneにはどこにも私たちはTruthコインを開発しましたと書かれていません。チャットボットの開発だけ書かれています。
Oneのコンテンツの資金調達の方法としてTruthコインが出てきます。
したがってこのTruthコインについても知る必要があります。
TruthGPTコイン($TRUTH) の主な用途
ホワイトペーパーに$TRUTH の主な用途について書かれています。
$TRUTH コインよりもTrust Wallet
まずTruthコインはTruthgpt.oneと同じく最近できたもののようです。
先に存在していたのはTrust Walletです。これに関しても後述しますが、Trust Walletは別に怪しいものではないです。
コインはTruth←バイナンススマートチェーン
ウォレットはTrust←バイナンスが所有
バイナンスのウォレットとなると世界最大の仮想通貨取引所が提供しているウォレットのため、セキュリティなどにシビアなエンジニア集団ですので怪しさは払拭されます。
もちろん仮想通貨取引所へのハッキング事件は何度もあり、バイナンスコイン1億ドル盗まれたりしています。
Trust Walletはローカルに保存する仕組みになっているので、資産を取引所へに預けるということにならない仕組みになっていて、自分がセキュリティ管理をしっかりしていれば盗られることはまずありえません。
いまのところ、ウォレット自体のセキュリティではハックできませんが、ローカルに保存しているデバイスに入力した文字を記録する「キーロガー」を入れられたら盗まれる可能性はあります。物理的にPCやスマホに差し込んで何を入力したのか記録できるツールです。
ちょっと余談で直接は関係ない話ですが、Trustwalletの安全性について調べてると基本的にローカルになるので、取引所が攻撃されるようなケースは回避できます。けれど「キーロガー」などの初歩的な手口で400万ドルを盗まれたような事件はあります。
TruthGPT.oneの開発メンバーが謎
とりあえず現在のメンバーが謎な感じです。
メンバー名ですが、名前がニックネームみたいな名前
Core Team
Truth Seeker - Lead Developer …Truth seekerは文字通り真実を探し求める人
Daeyang - Operations Manager…
Matt Lorion - Marketing Advisor
Alex - Fullstack Developer
Enes - Frontend Developer
Community Team
Akinator - Community Leader アキネーターとか笑
Daniel Borok - Moderator
Crypto Dude - Moderator
Dusilen - Moderator
BullishDP - Moderator
Spectre - Moderator
Dysania - Moderator
Antonio Amore - Moderator
色々確認したところ、TruthGPT.oneのことを調べると仮想通貨とか出てくるのですが、それらだけを並べると、構造は下記のようになっています。
TruthGPT.one(AIチャットボットアプリ、スタートアップ企業?)⇒
$TRUTHもしくは(仮想通貨TruthGPTコインで資金調達)⇒
TrustWallet(TruthGPTコインを使うにはメタマスクかこのウォレット)⇒
バイナンス(仮想通貨取引所、Trustwalletの運営がバイナンスでTruthコインはバイナンススマートチェーン)
続き書いてますので、興味のある方はフォローでお願いします